長靴の乾かし方~内側までしっかり乾かすコツと臭い・カビ対策
雨の日や梅雨に活躍する長靴。使ったあとのお手入れに悩むことはありませんか?
「内側がなかなか乾かない」「なんとなく臭いが気になる」など、長靴ならではの困りごとを感じている方も多いかもしれません。長靴は水を通しにくい分、湿気がこもりやすくなっています。そのままにしてしまうと、カビや臭いの原因になることも。長靴の乾かし方や内側までしっかり乾かすコツ、さらに臭い・カビ対策まで、日常で取り入れやすい方法を紹介します。
| <この記事のポイント> ●長靴は通気性が低く、内側が乾きにくい ●濡れたまま放置するとカビ・臭いの原因に ●基本の乾かし方は、拭き取り→紙詰め→陰干し ●直射日光や熱風は劣化の原因になるためNG ●除湿・消臭ケアを併用すると清潔を保ちやすい |
長靴はなぜ乾きにくいの?

長靴は雨の日に使用するため、表面には水をはじいてくれるゴム素材が使われています。しかし、内側まで水が入り込んでしまうと、布製の靴よりも乾きにくいのが難点です。まずは、その理由から確認しておきましょう。
内側の水や空気が外に出にくい素材が使われている
長靴は雨をしっかり防ぐように、ゴムや合成樹脂など、水を通しにくい素材でできています。そのおかげで雨の日には役立ちますが、表面からの空気の通り道がほとんどないのが特徴です。なかに湿気がこもりやすく、入った水も出ていきにくいのです。スニーカーのような布製の靴は自然と空気を通してくれるため、脱いだあと自然に乾いていくこともあります。しかし、長靴はそうした自然の換気ができないために、内側が乾きにくくなってしまうのです。
表面だけが先に乾き、内部に蒸れた状態が続いている
長靴の内側が濡れたように感じるのは、雨水が入った時だけではありません。足の汗が残り、内側が蒸れて湿気を感じることがあります。「外が乾いているから大丈夫」と思ってそのまま下駄箱にしまってしまうと、雑菌の発生源に。これが臭いやカビの原因になってしまいます。
長靴を濡れたまま放置するとどうなる?
雨の日のお出かけの後、「今日は疲れたから、お手入れは明日でいいか」と、濡れた長靴を放置してしまうこともありますよね。でも、長時間そのままにしておくと、さまざまなトラブルにつながるかもしれません。
カビなどの菌が発生しやすくなる

長靴の内側は暗くて風通しも悪い状態にあり、さらに湿気が残ると、カビが繁殖しやすい環境になります。表面にカビがなくても、内側のつま先など、見えないところでカビが広がってしまうことがあります。一度カビが生えてしまうと、お手入れしても落ちにくく健康への影響も心配です。湿気がこもった靴には、カビ(真菌)の一種である白癬菌(はくせんきん)が増えやすい環境になり、水虫の原因になる可能性もあります。表面が乾いていても、使用した後の長靴はできるだけ早めに乾かすようにしましょう。
イヤな臭いの原因になる
湿気が残っていると、雑菌が増えやすくなります。長靴の内部も同様に、生乾きのようなイヤな臭いが出てしまうことも。通気性が悪い長靴は、臭いもこもりやすく、なかなか解消できません。消臭剤などを使う方法もありますが、まずは、雑菌の繁殖を防ぐためにもしっかり乾かしてくださいね。
長靴が傷みやすくなる
ゴムや合成樹脂は湿気に強いイメージがありますが、内側の布地や接着部分は意外とデリケートです。長期間湿ったままにしておくと、ひび割れや変形、剥がれの原因になることもあります。長く大切に使うためにも、使用後のケアをこまめに行ってあげましょう。
長靴の乾かし方|内側までしっかり乾かす方法

では、長靴の内側までしっかり乾かすには、どうすればいいのでしょうか。長靴のお手入れ方法を順番に、わかりやすく紹介します。
ステップ1:全体をやさしくふき取る
まずは、長靴に残っている水分を、できるだけ早く取りのぞきます。
- 外側についた水滴をタオルや乾いた布で拭きとる
- タオルを手に巻きつけるようにして、内側の水分を拭きとる。中敷き(インソール)が取り外せるタイプなら、外しておく。
履き口から奥まで、届く範囲でやさしく拭きとってください。特に、つま先部分は水分がたまりやすいので、しっかりと。最初の拭き取りをていねいにやっておくだけで、乾く時間がぐっと短くなります。
ステップ2:内側に紙を詰めて湿気をしっかり吸い取る
簡単なふき取りが終わったら、内側の水分を紙に吸わせて乾かします。
- 新聞紙やキッチンペーパーを丸めて、長靴のなかに詰め、水分を吸わせる
- 一度水分を吸わせた紙を取り除き、新しいものに交換する
- 1~2時間おきに、新しい紙に交換しながら乾かす
ポイントはつま先の奥までしっかり紙を詰めること。手間に感じても、こまめに交換するほど乾きが早くなります。新聞紙やキッチンペーパー以外でも、吸水性の高いマイクロクロスを使う方法もあります。クロスを使う場合には、使用後に必ずしっかり洗って乾燥させ、雑菌が残らないようにしてください。
ステップ3:風通しのよい日陰に立てて乾かす
あとは、日陰で風通しの良い場所に置いて、乾かしましょう。
<乾かすときのコツ>
- 直射日光を避ける。
長靴の素材(ゴムや合成樹脂)は、強い紫外線や熱にさらされると劣化しやすく、ひび割れや変形の原因になるとされています。日陰になるベランダや、窓を開けた室内でもかまいません。 - 長靴を逆さに立てて乾かす。
ペットボトルや丸めた雑誌などを中に入れて、履き口から空気が入るように、斜めに立てておくと安定して乾かせます。100円均一ショップなどで販売されているブーツキーパーを使うのも良いでしょう。
そのほか、使用済みの使い捨てカイロを入れて乾かす方法もあります。しっかり水分を吸い取った後、カイロを新聞紙やキッチンペーパーで包み、つま先部分に入れるだけでOK。使い捨てカイロに使用されているバーミキュライトなどの保水材や活性炭には、湿気や空気中の成分を吸着する性質があり、湿気取りのような役割をしてくれます。特に寒い時期や、雨が続く梅雨の時期におすすめの方法です。
【急ぐときは】風を当てて乾燥をスピードアップ
急いで乾かしたいときは、扇風機やサーキュレーターの風をあてたり、ドライヤーの冷風をあてたりすると、乾きがぐっと早くなります。ドライヤーを使用する場合、熱風は素材を傷める原因になるため、必ず冷風モードで使ってください。専用のシューズドライヤーを使うとより簡単です。
長靴の臭い・カビ対策
使った後は乾かすことが大切ですが、同時に、普段からこまめなお手入れで、イヤな臭いやカビを予防してあげましょう。「特別なケア」でなくてもかまいません。ちょっとしたケアを取り入れて臭いやカビを防ぎましょう。
乾いた場所で保管し、雑菌を予防する
せっかく乾かした長靴を湿気のある場所に保管してしまうと、臭いやカビを招く原因に。できるだけ乾燥した場所に保管しましょう。下駄箱の奥にしまい込むより、通気のよい場所に立てておくのがおすすめです。収納前には除菌スプレーや消臭スプレーを内側に軽くひと拭きし、乾燥剤や除湿シートを一緒に入れておくと、次に使う時も快適です。
防カビ、消臭アイテムを活用する
長靴だけをきれいに乾かしても、他の靴や下駄箱に湿気が残っていたり、ほこりがたまっていたりすることもあります。長靴のケアに加えて、他の靴や下駄箱のお手入れも意識してみませんか。

そこでおすすめしたいのが、除菌・消臭・カビ対策がまとめてできるウッディラボの「靴のスペシャルケアセット」です。
「靴の消臭・除湿シリカ」は、靴に入れるだけで除湿と消臭ができる便利アイテム。さらに除菌の働きで雑菌の繁殖を防ぎます。湿気がこもりやすい長靴にも使いやすく、何より簡単に取り入れられるのがポイント。靴の消臭・除湿シリカは、お手入れ後の長靴の中に一つ忍ばせておくと防カビと除湿のダブル効果でキレイを保ちます。
また、セットになっている「Washlyスニーカー&上履き用」は、泡を吹きかけてふき取るだけで、気になる汚れを浮かせて落としてくれる、水不要の靴用洗剤。準備が面倒な水もバケツもいりません。キャップを外してスプレーすれば、消臭ケアとしても使え、長靴のイヤな臭いをリセットしてくれます。
下駄箱のお手入れにおすすめなのが、「除菌LIFE」です。コンパクトな置き型の芳香剤で、消臭・除菌ができます。長靴は時期によっては毎日使うもの。普段使いのスニーカーやパンプスも、お手入れ次第で長持ちします。手軽に清潔を保てるアイテムを使ってみてください。
長靴は使った後のお手入れが肝心です
長靴を使った後は早めにお手入れしてあげましょう。乾かし方のコツをおさえるだけで、内側までしっかり乾くようになり、臭いやカビを防げます。「帰ったらまずふき取る」「乾いたら立てて保管する」など、できることから少しずつ取り入れてみてください。日頃の除菌・消臭ケアで、次に使う時も快適になりますよ。雨が多い梅雨や夏の時期も、気持ちよく長靴を使い続けるために、今日のお手入れからはじめてみてくださいね。








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