キッチンの床掃除を簡単に!油汚れ・黒ずみの落とし方と梅雨のベタつき対策

油などが付着しがちなキッチンの床は、ベタベタになりがち。とくに、梅雨の時期は、湿気によってフローリングもべたついてしまう季節ですよね。そんなベタベタな床をすっきりきれいにお掃除するポイントについて、今回もお掃除ブロガーのよしママさんに教えていただきました!

キッチンの床は料理中の油や食品などの汚れが落ちやすく、べたつきを感じやすい場所です。床のべたつきは不快に感じやすいため、心地よく過ごすためにも快適な状態を保ちましょう。今回はキッチンの床についている汚れに応じたお掃除方法を紹介し、サラサラの床を保つ方法を紹介します。

キッチンの床はなぜ汚れやすい?

キッチン床の素材によって、汚れやすさや、べたつきやすさに差があります。ですが、キッチン特有の汚れが複数重なることで、ベタベタや黒ずみの原因になります。

キッチン特有の油跳ねと、落とした食材による汚れが主な原因

キッチンの床は、とても汚れやすい環境にあります。黒ずみやべたつきが生じる理由は複数ありますが、調理中の油分が跳ねたり、床に落ちてしまった食材や調味料の汚れがついたりするのが主な原因です。油分にホコリが蓄積すると、頑固な黒ずみの原因に。裸足で使用していれば足の裏の皮脂よごれが付着することもあるでしょう。スリッパを利用していても、スリッパの裏についた汚れが油によるべたつきが広がってしまうこともあります。
また、キッチンは、シンクからの水はねや調理中の蒸気によって湿度が上がりやすい場所。キッチン横に窓ガラスなどがあると、外気との温度差から窓に結露ができて、その湿気によるべたつきが黒カビの原因になることもあります。

キッチンマットの湿気や汚れにも要注意

キッチンマットを敷いている場合も、かえって汚れが付きやすい場合があります。汚れや湿気をマットが吸い込み、マットの裏に沈着。床に湿気が伝わって、マットをめくったら床がカビや汚れで黒ずんでしまうこともあります。
また、床にワックスをかけていると、多少汚れがつきにくいこともあります。ですが、ワックスが剥がれることで、べたつきが気になることもあるでしょう。

キッチンの床が汚れてしまうのは、さまざまな原因が重なってしまうから。ですが、普段から、簡単な掃除を取り入れることで、べたつきを防げます。

キッチンの床掃除の基本手順(日々のお掃除)

では、キッチンの床をお掃除するための手順を見てみましょう。床の素材によって掃除方法は異なりますが、一般的なフローリング床の掃除方法として、基本手順を紹介します。軽い汚れであれば、この掃除手順で十分キレイになりますよ。

<準備するもの>
掃除機
雑巾・クロス類(ウェットタイプのフローリングシートも可)

ステップ1:大きなゴミを取り除く

キッチンの床を掃除機で掃除しているところ

まずは、床の上に落ちている大きめのゴミを取り除きます。キッチンマットを敷いている場合は、マットを外し、別に洗濯するか、干してお手入れしてください。大きめのゴミを手で拾ったら、続いて全体に掃除機をかけます。特に、隅にゴミがたまりやすいので、家具やシステムキッチンの下は念入りに掃除機をかけてください。

ステップ2:かたく絞ったクロスで水ぶき(お湯ぶき)する

キッチンの床を水拭きしているところ

水に濡らして固く絞った雑巾やクロスで床を軽く拭きとります。特にべたつきが気になるときは、お湯で濡らし、固く絞ったマイクロファイバークロスを使ったお湯拭きがおすすめです。フローリングの場合、木目に沿って拭いてください。雑巾を用意するのが大変であれば、ウエットタイプのフローリングシートを使用すると手軽です。

ステップ3:乾拭き

キッチンの床を乾拭きしているところ

フローリングを濡れたままにしておくと劣化してしまうので、水拭きのあとは、すぐに乾拭きをして乾燥させます。片手に水ぶき雑巾、片手に乾拭き雑巾をもち、交互に拭いていくとキレイに仕上がります。こちらも木目に沿って拭きましょう。

キッチンの床のべたつき対策~油汚れ

キッチンの床とクロス2枚

続いて、汚れに応じた掃除方法を紹介します。まずは、べたつきが気になる油汚れのお掃除方法から。べたつきを放っておくとスリッパや足の裏を通じてキッチン全体に広がり、さらなるべたつきや黒ずみの原因になります。気が付いたらすぐにお掃除しましょう。

<準備するもの>
掃除機
雑巾・クロス類
中性洗剤(今回は、ウッディラボの「バイオサイクルキッチン用濃密泡タイプ」を使用)

ステップ1:大きなゴミを取り除き、掃除機をかける

先に紹介した基本のお掃除手順、ステップ1と同様です。

ステップ2:中性洗剤をつけた雑巾で拭き取り

クロスにバイオサイクルキッチン用濃密泡タイプをスプレーしているところ

床のゴミを取り除いたら、フローリングを中性洗剤で拭き取ります。今回はウッディラボの「バイオサイクル キッチン用濃密泡タイプ」を使用しました。この洗剤はバイオの力で汚れを浮かせて分解してくれます。洗剤は、床に直接つけるのではなく、濡れ雑巾にワンプッシュしてから雑巾の中で伸ばしてください。台所用の中性洗剤を薄めて使うこともできますが、泡タイプのお掃除用洗剤なら、直接クロスにスプレーできるので便利です。

ウッディラボの「バイオサイクル」シリーズは、バイオの力で汚れを分解してくれる洗剤で、液体タイプと泡タイプがあります。バイオサイクルは中性洗剤なのでキッチンのお掃除全般に使えるのでとても便利です。シンク掃除やコンロ周り、グリル掃除、パイプ掃除、壁や床掃除などなど……。特に、濃密泡タイプは、泡が隙間に入り込んで密着してくれるので汚れが落としや少なっていると感じます。

ステップ3:頑固なべたつきには、ちょっとだけつけ置き

キッチンの床を洗剤をつけたクロスで拭きとっているところ

軽く拭いても拭きとれないべたつきには、中性洗剤をつけて2~3分程度置き、濡れた雑巾で洗剤をしっかり拭き取ります。この時も泡タイプだと、便利です。ただし、床材によっては、洗剤を直接つけることで劣化する可能性があるため、目立たないところで一度試してから、漬け置きを行ってください。

ステップ3:水拭きと乾拭きで床を乾燥させる

その後、水ぶきと乾拭きをして、床をしっかり乾かします。基本の掃除手順のステップ2、3を参照してください。
汚れがこびりつく前にお掃除をしておくと、べたつきや黒ずみが定着するのを防げます。週に1度を目安に、床のお掃除をしませんか。

クッションフロアの場合

クッションフロアなどの素材は、アルカリ性の洗剤が使用できます。油は酸性なのでアルカリ性の洗剤を使うと、効率よく汚れが落とせます。重曹スプレーやセスキ水、アルカリ電解水でお掃除できますが、床素材によっては劣化を招くことがあります。必ず目立たない場所で確認してから使ってください

アルカリ性の洗剤を使用する場合も、直接、洗剤を床につけることは避け、濡れ雑巾にスプレーしてから拭き取りましょう。また、ワックスが剥がれる可能性があるので、アルカリ性の洗剤は薄めて使うのがおススメです。また、洗剤を使ったお掃除後は、必ず、水ぶきと乾拭きも行ってくださいね。

床についた黒ずみを落とす~調味料汚れなど

キッチンの床にある黒ずみを掃除する様子
キッチンの床にある黒ずみの上に泡洗剤を塗布した様子

うっかり床に落としてしまった調味料や食材による汚れは、黒ずみの原因になります。

調味料や食材の汚れは、中性洗剤で落とせます。こちらも「バイオサイクル キッチン用 濃密泡タイプ」を濡れ雑巾にしみ込ませて拭き取りました。一度で落とせない場合は、洗剤をつけて拭くという作業を何度か繰り返してください。最後に、水ぶきと乾拭きをして仕上げましょう。

梅雨時期のキッチンのべたつき&カビ対策法

梅雨の時期は、きれいにお掃除しているつもりでも、湿気によるべたつきが生じやすくなっています。さらに、湿気が強い時期は、床にカビが生じてしまうこともあります。キッチンに限らず、床に湿気が多い状態が続くと、劣化を早めてしまうことがあるため、こまめにお掃除することをおすすめします。特に梅雨時期にやっておきたいキッチンの床掃除のポイントを紹介します。

カビがある場合や、カビ予防をしたい場合のお掃除方法

キッチンの床にアルコールをスプレーしている様子

床に黒カビなどが見られる場合や、カビ予防まで行いたい場合には、アルコール(消毒用エタノール)を使ってお掃除します。まずは、必ず、床材の取り扱い説明書を事前に確認し、アルコールが使用できるかどうかを確かめてください。また、アルコールが使える場合でも、床のワックスやコーティングが剥がれる可能性があるので、目立たない場所で確認してから行ってください。

アルコールを使用する場合には、窓をあけて換気をしながら掃除を行います。マスクと炊事用手袋をつけてお掃除しましょう。

<梅雨のカビ対策の床掃除手順>

  1. アルコールスプレーをカビが気になる部分、カビ予防したい部分にスプレーする
  2. 2~3分程度放置し、乾いたペーパーで拭きとる ※カビ汚れや黒ずみは落ちない場合があります。
  3. その他、周辺も含め、中性洗剤を含ませた雑巾で全体を拭く
  4. 洗剤を拭きとるように水ぶきし、すぐに乾拭きする
キッチンの床にスプレーしたアルコールを乾いた紙で拭きとっている様子
キッチンの床とバイオサイクルキッチン用濃密泡タイプ

マットのお手入れをする際のポイント

キッチンマットの汚れをクロスで拭きとっている様子

キッチンマットを使用している場合、マットのお手入れが欠かせません。特に布タイプのキッチンマットは湿気を吸い込みやすいため、定期的に洗い、しっかり乾燥させましょう。撥水タイプのマットなら、両面を水拭き→乾拭きし、しっかり乾かしてから戻します。汚れがついている場合は中性洗剤をつけて拭き掃除してみてください。

キッチン窓周辺のカビ予防も忘れずに

窓の冊子に洗濯槽用防カビスプレーを噴射している様子

キッチンの近くにある窓がある場合、結露対策も行っておきましょう。窓周辺の結露をこまめに取り除くことで、キッチンに流れ込む湿気を防げます。またレールのカビを予防しておけば、キッチン全体のカビ予防にもつながります。

ウッディラボ「洗濯槽の防カビアロマミスト」は、ミストタイプの防カビスプレー。窓レール掃除後にスプレーしておくと、天然由来の香りの力でカビの繁殖を防いでくれます。洗濯槽や排水口に使用する防カビスプレーですが、いろんなところに使えて便利です。爽やかな香りが広がって、空間がサッパリするだけでなく、防臭効果やヌメリ予防も期待できます。

キッチンの床をきれいに保つコツ

食材を扱うキッチンは、できるだけキレイにととのえたいものです。とはいえ、床のお掃除は何かと手間がかかるため、後回しになりがち。以下のポイントを習慣にして、きれいに保つ工夫を取り入れてみましょう。

  • 床に落ちたゴミはすぐに拾う
    キッチンのゴミは、汚れや水気を含んでいるものが多いため、落ちたままにしておくとシミになったり、踏まれて床に汚れがこびりついたりする原因になります。お掃除が大変になる前に、見つけたらすぐに拾いましょう。
  • 水気が落ちたらすぐに拭く
    シンク周りや食洗機周り、調理台周りの床は水撥ねによる汚れがつきやすい場所です。ただの水だけでなく、汚れを含んだ水が落ちてしまうことがあり、放置しているとシミの原因になったり、黒ずみになったりします。床についた水気はすぐに拭き取りましょう。
  • 調理後も、しばらく換気扇を回しておく
    調理後の熱がキッチンに残っていると、結露や湿気の原因になります。特に、揚げ物や炒め物で油を使う場合、キッチンから反対側の窓を少しあけて空気を取り入れつつ、調理後も長めに換気扇をつけておきましょう。空気中の油分を広げずに外へ逃すことで、べたつきも予防できます。さらに、調理後は、コンロまわりや壁の油分だけでなく、床の油分も拭く習慣があると効果的です。ウエットタイプのフロアシートを使って、さっと拭くだけでもキレイが続きます。

定期的な床掃除で、快適なキッチンに

水や食材、油分などが落ちて汚れがつきやすいキッチンの床。家族が行き来するうちに、汚れを踏んだ足やスリッパで、他の部屋まで汚れが広がってしまうことがあります。週に1度を目安に、水ぶき&乾拭きをして汚れを取り除いておきましょう。べたつきを防ぎ、カビ予防にもなりますよ。

よしママ

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元家庭科の小学校教諭。40代の2児の主婦。子どものハウスダストアレルギーをきっかけに掃除にはまり、ブログ「節約ママのこだわわり掃除」を開設。お掃除、ラク家事...

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