毎日の掃除がラクになる!わかりやすいチェックリストと便利アイテム

料理や洗濯、掃除など、快適な暮らしに整えるには、やることに終わりがありません。とくに毎日の掃除は、どこまでやればいいのか悩むことはありませんか? 今回は、お掃除ブロガーのよしママさんに、毎日のお掃除がわかりやすくなる、チェックリストを作成いただきました!

忙しい日々のなかで、なかなか手がまわりにくい毎日のお掃除。気が付いたら、ひどい汚れが残って、お掃除の手間が増えてしまうこともよくあります。実は、毎日やっておきたい掃除はそんなに多くありません。チェックリストを活用することで「今日はどこを掃除しよう」と考える時間を減らし、効率的にお掃除してみませんか。ポイントを絞って効率よく家をピカピカにしていきましょう。

毎日、お掃除することのメリット

毎日の食事と違い、掃除をさぼっても、すぐに生活に影響が出るわけではありません。子育てや仕事で忙しいこともあり、時間があるときに掃除しよう、休日にまとめて掃除をする、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かに、掃除には手間と時間がかかりがち。ですが、毎日、ちょっとだけでもお掃除すれば、多くのメリットがあるのも事実です。その理由を大きく3つにまとめました。

1.大掃除の負担が減らせる

毎日のお掃除でこまめに汚れを落としておけば、大掃除の負担がぐんと減ります。汚れがこびりつく前に取りのぞくことができれば、時間をかけて大掃除をする必要がなくなります。頑固な汚れになると、一回あたりのお掃除が大変になるだけでなく、余計に時間がかかってしまいます。なかでも、こびりつくと大掃除が必要になる、水アカ汚れやカビ汚れ、油汚れは、小まめにやっておきたいお掃除ポイントです。

2.強力洗剤が不要になる

小まめにお掃除していれば、ちょっとした汚れは乾拭きだけ、水ぶきだけで終了でき、強い洗剤を使う機会が減らせます。洗剤による肌荒れが気になる方や、子どもやペットとの生活で強力洗剤を避けたい方にとっては、手肌にやさしい中性洗剤だけの掃除で済ませられる環境にするのがおすすめ。お掃除のためのゴム手袋やマスクなどを着用しなくても、簡単にきれいがキープできるようになり、お掃除できるからハードルがぐんと下がります。

3.暮らしの快適さがアップする

汚れが気になる部屋にいると、気分も落ち着かないものです。毎日、少しでもお掃除すれば、家の中がキレイな状態を保てるようになり、ストレスの少ない快適な暮らしにつながります。快適な空間を広げたいというモチベーションも高まり、お掃除へのやる気もでてきます。週末のお掃除にかける時間も減り、年末の大掃除も積極的に取り組むきっかけになるのではないでしょうか。

4.掃除のモチベーションがあがる

毎日、少しでもお掃除をしていると、他の場所の汚れも目に入るようになり、きれいな空間を広げたくなるものです。毎日浴槽やお風呂の床掃除をしていると、排水口のゴミが目に入り、週に一度はお掃除しようという気分になります。排水口のゴミ取りを続けていると、今度は、排水口のヌメリを掃除してみよう……という風に、毎日の掃除から広がってお掃除サイクルが動き出します。そうしているうちに、きれいな状態が続き、お掃除するモチベーションが高まります。

 これでOK!「毎日のお掃除がわかりやすいチェックリスト」

「毎日のお掃除をした方が良いのはわかるけど、どこまでやればいいの?」……そんな時に役立つ、毎日のお掃除がわかりやすくなるチェックリストをまとめました。あくまで普段の掃除に活用できるリストですが、お掃除の余裕がないときは、どこか一カ所だけでもきれいにしてみてはいかがでしょうか。慣れてくると、短時間でサッと掃除が終わります。自分のライフスタイルに合わせて、アレンジしてみてくださいね。

お掃除チェックリスト(仮)

お掃除チェックリスト【ダウンロードはこちらから(PDF)

リストでわかりやすくお掃除ポイントを決めたら、お掃除するタイミングもルーティン化してみましょう。おすすめは以下のとおりです。

【朝~日中】寝室、洗面所、リビング

寝室の換気と、結露の拭き取り

朝一番に、窓を開けて換気をして湿気を逃しましょう。寝ている間に出た汗は、布団に吸湿されており、室内にも湿気がこもりがちです。また結露の出る季節は、窓を古タオルなどで拭き取ります。寝る前に、窓の近くに古タオルなどを準備しておくとスムーズです。寝室のカビ対策に効果的なお掃除ポイントです。

洗面所の鏡とボウルを拭きあげ

朝の洗顔タイムに、鏡やカラン、ボウル部分をサッとふきます。洗濯前のフェイスタオルを使えば、古タオルや雑巾を用意する必要がありません。続いて、ヘアセット後やドライヤー使用後に、粘着式のコロコロか、フローリングシートを使って、床掃除を。洗面所の床に落ちた髪の毛は他の部屋に広がるので、髪が落ちやすいタイミングで掃除すると効率的です。

リビングのゴミ拾いと、簡単床掃除

リビングは、床にある目立つゴミを拾った後、掃除機かモップでお掃除をテーブルがある場合は水ぶきして完了。リビングは家の中心で一番汚れが集まりやすい場所です。フローリングなら、フローリングシートかモップでお掃除するか、掃除機をかけます。リビングから続く廊下があるなら、まとめて髪の毛やホコリを取り除いておきましょう。時間に余裕がないときは、「掃除機をかける」は週に3〜4回、「モップなどをかける」は掃除機をかけない日に週3回ほどと決めるのはいかがでしょうか。平日はモップだけ、休日に掃除機をかけるなど、無理なくスケジュールを組むのがおすすめです。ロボット掃除機があるなら、お出かけの時にスイッチオン!で完了です。

【夜】キッチン~トイレ、浴室

キッチンはシンクとコンロをさっと拭き取り

ダイニングテーブルやカウンターは、食後に水ぶきし、調理中に汚れたキッチンは、食後か寝る前にさっと拭き取りを。キッチンの作業台やコンロ周りは、お掃除シートを使うと簡単です。時間に余裕がある日は、三角コーナーのぬめりを落とすように洗い、シンクと排水口をスポンジで洗います。キッチンの汚れを排水口に全部集めて、最後に排水口をきれいにするとスムーズです。

トイレの便座と便座の裏を拭き取る

トイレは一日一回、便座と便座の裏を拭いておきましょう。トイレ用のお掃除シートを使うか、トイレットペーパーに洗剤を吹きかけてから拭くと簡単です。トイレ掃除に歯、汚れ防止や防臭効果のある洗剤を使えば、きれいを長持ちできますよ。

浴室はお風呂上りのちょっと掃除を

風呂上がり後に、汚れがつきやすい場所のお掃除だけでもやっておきましょう。特に水や石鹸カスが飛びやすいのが腰から下の位置。手が届く範囲で床や壁、浴槽、鏡、カランなどに洗剤を吹きかけ、シャワーで洗い流します。余裕があるときは、洗剤をブラシで広げながらこすり洗いしてみましょう。その後、しっかり水切りをするのがカビ予防のポイント。スクレイパーや乾いたタオルで濡れた壁や鏡、カランなどを拭いたら完了です。換気扇は24時間回すとカビ予防になります。

その他、気になる場所をチェック!

ペットがいる場合は、ペットトイレのお掃除を。小さなお子さんがいる場合には、玄関に残った泥や砂を掃いておくと、室内に細かな土汚れが入り込むのを防げます。キッチンや洗面台、トイレのファブリック類は毎日交換し、清潔な状態を保ちましょう。

毎日のお掃除を効率化するポイント

お掃除をするのが苦手、時間や体力に余裕がないなど、毎日のお掃除が負担に感じる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、お掃除を習慣化すれば、きれいな部屋が保てるだけでなく、大掃除の手間も省けます。少しでもお掃除を効率化させるためのポイントを紹介します。

できるだけモノを減らし、片付けしやすい空間に

お掃除する場所に多くのモノが散乱していると、片付けするだけでも時間がかかります。普段から、できるだけ不要なモノを減らしておくと、すぐに掃除が始められます。寝る前の整理と片付けを習慣化することで、朝のお掃除もスムーズになりますよ。

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ついで掃除を習慣にする

お掃除にかかる時間を減らすには、“ついで掃除”を取り入れてみましょう。たとえば、タオルを洗濯機へ入れる前に洗面所の鏡とカランを拭く、浴室を最後に使った人が浴槽と床を洗って水切りするなど、その場所を使ったタイミングでお掃除するとスムーズです。

掃除しやすい場所に道具をセットしておく

ついで掃除をするには、近くにお掃除アイテムがあるのが必須。使用頻度の掃除アイテムは、掃除場所の近くにセットしておきましょう。掃除道具を手に取るまでの時間が短ければ短いほど、また、掃除に至るまでの手間が少ないほど、お掃除のハードルが下がります。たとえば、扉のある戸棚のなか掃除道具を収納していると、取り出すまでの手間がかかり、面倒に感じがちです。できるだけ無駄な動作を減らせるように、お掃除アイテム置き場を考えてみましょう。

便利アイテムを活用しよう

掃除がさっと終わるように、時短できるアイテムも活用してみましょう。たとえば、使い捨てシートを使う、防汚の効果が期待できる洗剤を吹きかけるだけにするなど、手間を減らす工夫を取り入れてみてください。また汚れ予防やカビ予防のアイテムを使用すると、お掃除した後の空間のキレイが長持ちします。

<おすすめ便利アイテム>

使い捨てシート~水拭きの代わりに。使い終わったら捨てるだけ

カビ予防シートで窓の冊子を拭いている様子

ホームセンターや100円均一ショップなどで販売されています。洗面所やキッチン、お風呂など、水アカの汚れが落ちにくい場所にはクエン酸含有のシート、カビが発生しやすい場所にはカビ予防が期待できるシートを使っています。さっと使えるから、お掃除のハードルが下がりますよ。

掃除道具を浮かせて収納するグッズ

壁に掃除道具を取り付けている様子

お掃除しやすい空間にするには、なるべく床に物を置かないことが重要です。磁石で壁に取り付けられる収納にすれば、お掃除アイテム自体が掃除の邪魔をすることがありません。とくに、浴室や洗面台、玄関扉などで使用すると、重宝します。

汚れを予防できる洗剤

浴室を掃除している様子

汚れを予防する働きがある洗剤を選ぶと、次の掃除が楽になります。ウッディラボの「バイオサイクルシリーズ」はバイオの力で汚れを落とすだけでなく、防汚の働きで、汚れにくい空間を作ってくれます。環境にもやさしく安心して使えるのも魅力です。

バイオサイクルトイレ用を使って便器を掃除している様子

浴室・洗面台・パイプ用と、キッチン用(ディスポーザー用)、トイレ用の3種類があり、トイレ用は液体タイプのみ、そのほかは液体と濃密泡タイプがあります。お掃除した後の洗剤液が排水口に流れることで、パイプの奥の汚れも分解してくれるから一石二鳥。汚れ落とし用の洗剤として使えるだけでなく、消臭や防汚の働きもあって臭い対策にもおすすめです。排水口やトイレのイヤな臭いも予防できます。

わかりやすいお掃除チェックリストを用意して、毎日のお掃除をルーティン化しよう

毎日、家中をきれいにしようと思うと、掃除だけでもかなりの時間がかかってしまいます。できるだけポイントを絞ってお掃除し、その他のお掃除は週に一度、月に一度などの予定を立てて行ってみましょう。また、お掃除をさらに効率化したいなら、家族の強力も欠かせません。チェックリストを家族全員と共有し、見える化すればやるべき仕事を分担するきっかけにもなります。汚れ予防の働き阿がある洗剤や便利なアイテムを活用しながら、少しでもお掃除の時間を減らしてみましょう。

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