アウトドアの虫除け、アロマをどう使う?アロマを虫除けに活用するコツ

山の緑、ひんやりとした水、鳥の声……、自然の中で過ごす時間は気持ちの良いものです。ですが、残念なのが、アウトドアには虫もつきものということ。心地よい時間を満喫するためにも、虫とは上手に距離を取っていけるとよいですね。虫除けアイテムはいろいろありますが、植物がもつ香りの力・アロマを活用する方法もあります。自然の中にはたくさんの虫がいますが、その中で避けたい虫はごく一部のはず。避けておきたい虫を知り、好む香りと嫌う香りを把握しましょう。そのうえで、アロマをどのように活用すればよいのか紹介します。

【アウトドアでの虫除けの基本】避けたい虫の種類を知る

山や水辺には、普段の生活の中では見かけない虫も多くいます。無害な虫もいますが、判断できないこともありますよね。そのため、アウトドアで避けるべき危険な虫について知っておくとよいでしょう。

危険な虫

自然の中で気を付けたいのは、毒があるものや、刺されたり咬まれたりすると痛いといった害のある危険な虫。代表的なものとして、スズメバチ、アブ、ブヨ(ブユ)、ムカデ、セアカコケグモ、マダニなどが挙げられます。

ハチ、ムカデ、クモなども注意したい虫ではありますが、基本的に、自分や巣を守るために攻撃をする性質があるため、そのため刺激を与えなければ、むやみに攻撃されることはないでしょう。もちろん、何もしてないのに攻撃される可能性もあるため、油断は禁物です。虫が近づいてきたときに、あわてて手で払ったり、駆け出したりすることは虫たちに刺激を与えてしまいます。特に虫は黒いものに反応すると言われているため、髪の毛や目を隠し、ゆっくり離れましょう。

蚊、アブ、ブヨ(ブユ)、マダニなどは、血を吸って、自分や産卵のための栄養にする虫です。アブやブヨ(ブユ)は皮膚を噛みちぎるので、その傷は蚊に刺されるよりも痛く、さらに虫が分泌する成分によってアレルギー反応がおこり、腫れたりかゆくなったりします。これらの虫は、他の人や動物の血を付けたまま次の人の吸血をするため、感染症を媒介する心配も。刺されたり咬まれたりしないためには、肌を露出しないことが大切です。

不快な虫・びっくりする虫

毒などの危険がなくても、避けたい虫もいます。代表的なのが、ハエやゴキブリ、アリ、コバエ、蛾、カメムシなど。

ハエやゴキブリは、生ごみや排せつ物などに接するため、細菌の運び屋となっています。感染症を媒介することも。周囲を飛んだり、動いたりする姿に嫌悪感を持ったり、不快に感じたりする人も多いでしょう。

蛾は強い光に引き寄せられるため、アウトドアではランタンに寄ってきたり、窓や壁にくっついていたりします。模様が毒々しい、やけに大きいものなどは、防衛反応として避けたい気持ちになりやすいものです。蛾の中には毛虫時代の毒毛を残したまま成虫になるものもいるため、素手で触れないようにしましょう。

【アロマを使う前に】アウトドアで避けたい虫が好む香り・嫌いな香りを知る

危険な虫、不快な虫にはそれぞれが好む香りと嫌う香りがあります。アウトドアではそれらアロマを上手く利用し、自然に虫よけできるとよいですね。

アウトドアで避けたい「虫が好む香り」

花の蜜や花粉を集めて暮らすハチやアブは、花の香りを好みます。また甘い果物の匂いを好む虫は多く、ハチ、ハエ、アリ、ゴキブリなどを誘引。さらに発酵したアルコール系の匂いは、ハエ、コバエ、ゴキブリを引き寄せます。

普段、何気なく使っているものがどんな香りなのか確認しておくとよいでしょう。柔軟剤で洗った衣服や整髪料、シャンプーやリンス、化粧品、制汗剤の香りのほか、使用する香水の香りのタイプをチェックしましょう。バラやユリ、金木犀のような花の香りや、バニラやバナナ、桃などの甘い果物の香りは、虫が好みやすい傾向があります。香りにひかれて、いつも以上に虫が寄ってくるかもしれません。

アウトドアで活用したい「虫が嫌いな香り」

虫が苦手とするアロマは、シトロネラ、ハッカ、カンキツ系などが挙げられます。蚊などの吸血する虫は、ユーカリやハマゴウのアロマによる忌避効果が確認されています。避けたい虫たちが苦手とするアロマを知れば、香りを味方にした虫除けが可能です。

【コラム】自然のアロマで虫除けができる?

アロマの力で虫が寄り付かなくなるのはなぜでしょうか。それは、植物の生態系が持つ特徴にあります。

植物は育つ場所を選ぶことができません。移動できない植物は、外敵から身を守り成長するために、香り成分を利用しています。虫や鳥が嫌がる香りを発したり、苦みを感じるエキスを分泌したりすることで、食べられるのを防ぐのが大きな目的です。さらに、カビや有害な菌の発生を予防するような忌避作用を持つ香りもあります。一方で、花や果実の甘い香りは、昆虫や鳥を引き寄せて、受粉に利用したり、種を遠くに運んでもらったりするための誘引作用となります。

近年では、植物同士が、香り成分を介して情報発信しているという研究もあります。植物は、生存競争のために、香りを上手に活用しているのですね。

アウトドアの虫除けで、アロマを上手に活用する3つのポイント

アウトドアでも安心して過ごすために、虫除けには効果的なアロマを利用しましょう。おさえておきたい3つのポイントを紹介します。

ポイント1:虫が好む香りを避け、苦手な香りを味方につける

香りには、虫が好むものと嫌うものがあります。肌や髪、服などについた香りのタイプを知っておくことが大切です。例えば、花や果物の甘い香りは虫を寄せ付ける誘因作用があるので、アウトドアでは避けましょう。逆に使用したいのは、虫への忌避作用がある香りです。

自然の中で過ごすときは、フローラル系や甘い香りは避ける、強い香りはつけないようにしましょう。無香料を選べない場合は、ラベンダーやローズマリー、ユーカリなど、グリーン系の香りを選択するのがおすすめ。一方で、忌避作用のあるユーカリやローズマリーの香りは虫除けとなります。アロマを使わなくても、香りが出る植栽があれば、その近くで過ごすのも一案です。

ポイント2:食べ物や飲み物の匂いも、虫が好むアロマに

ジュースやアルコール、甘いお菓子やパン、果物など、甘い匂いも虫が寄り付きやすくなります。食事の前には、虫除け対策を行うことが肝心。また、食事の後は、出しっぱなし、こぼしっぱなしにしないことが大切です。飲み物も食べ物も、落ち着いたらフタをするか、ファスナー付きの袋に収納しましょう。

虫除けのアロマを使う際には、食事の邪魔にならないように食卓に置かず、テントやタープの四隅に設置すると良いでしょう。風向きを考慮して効率よく香りを広げるのがポイントです。

ポイント3:眠る場所は忌避作用のあるアロマでがっちりガード

アウトドアでは就寝時間が無防備になりがちです。テント設置後やコテージに入ってすぐのタイミングで、虫が嫌うアロマを利用しましょう。テントの外側やコテージの出入り口、寝具の四隅などのポイントを押さえて、スプレーで吹きかけと簡単です。外からの出入りはなるべく素早く行い、虫を連れてこないように気を付けて。

暑い夏こそ爽やかに 香りを楽しみながら虫対策を

アウトドアでも、アロマの力で虫除けになるウッディラボの「家中どこでも虫キライスプレー」。虫の侵入を防ぎたい、虫よけをしたい場所や雑貨にシュッと吹きかけるだけの、簡単虫除けスプレーです。香りの効果でコバエやアリ、クモ、カメムシ、ダニなどが寄り付きません。エッセンシャルオイルを主成分に、すっきりとした香りが楽しめる虫よけスプレーです。

アウトドアでの虫除けは、アロマを上手に活用して

キャンプや水辺のレジャー、スポーツ、イベント、トレッキングと、アウトドアレジャーはさまざま。自然の中で思いっきり楽しみたいところですが、アウトドアには虫がつきものです。山や森林の少ない都会や住宅街で暮らしていると、虫嫌いが増していく傾向があるようです。避けるべき虫を知り、アロマの力を借りながら爽やかに虫除けしたいですね。

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