キッチンの虫除けどうしてる?キッチンの虫よけ対策を紹介します!
気温が高くなるにつれて、虫も元気になってきます。虫除け対策が必要なスポットはいろいろありますが、中でも気になるのが、食材の保管や料理の準備を行うキッチン。清潔にしているはずなのに、虫がどこからともなく現れてびっくりしてしまうことがありませんか? どこからともなくやってくる虫は、どのような対策をすれば予防できるのでしょうか。この記事では、キッチンに発生する虫の正体や虫除け対策を紹介いたします。
虫除け対策基礎知識~キッチンに発生する虫の正体はこれだ!
キッチンでの虫除け対策をするためには、敵である虫の正体を知っておきましょう。キッチンによく発生する虫には、以下の6種類がいます。
ショウジョウバエ
ショウジョウバエは、コバエの中でも最もよく見かける種類で、日本には250種以上が確認されています。ショウジョウバエにもいくつかの種類がありますが、一般的には、黄色っぽい体に赤い目をしたキイロショウジョウバエを指すことが多いでしょう。体長は2~3mmで、腐ったフルーツをよく好むことから、キッチンによく発生します。
発生時期は4~11月が多いものの、暑すぎると活動が鈍るため、春と秋に多く見かけます。ショウジョウバエ自体は、病原菌を媒介することや人を噛んだりすることはないとされており、直接的な危害はありません。
シバンムシ
シバンムシは、茶色や赤喝色でぷっくりとした形をした小型の甲虫です。体長は2~3mmとショウジョウバエと同じくらいのサイズで、幼虫の間は雑食でなんでも食べてしまいます。中でも、粉類や菓子類、乾燥食品を好みます。4~11月頃によく発生しますが、暖房が効いた室内の場合は、年間を通して現れることもあるでしょう。
シバンムシの場合、エサを求めていろいろな場所に出現します。特に古くなった食品を好み、長らく放置していた乾燥麺や調味料の中で大量に発生するケースもあります。シバンムシは人を噛むことや危害を加えることはないものの、食品のパッケージやビニール袋を開けて内部に侵入します。うっかり口にしてしまうと、気分を害したり、味わいを損ねたりすることになりかねません。シバンムシが入らないよう、食品の封はしっかり閉じ、粉類は密閉できる容器に保管するなど、対策をしましょう。
コクヌストモドキ
コクヌストモドキは、日本全土に分布する6mm程度の害虫です。小麦やカップ麵、シリアル、パスタなどの粉体食品を好みます。幼虫は淡黄色で、成虫になると赤褐色になります。食品の中で卵を産み、穀物の粉や菓子類、パン類、麺類を食べて成長します。
コクヌストモドキが発生して不快臭がしている場合は、キノンという発がん性物質を発生していることがあるため、注意が必要です。また、コクヌストモドキはネズミの内部寄生虫の中間宿主になる可能性があります。ネズミの糞を接触したコクヌストモドキが混入した食品を誤って食べてしまうと、下痢などの症状を引き起こします。
チョウバエ
チョウバエは、じめじめしたところに発生する虫です。自宅で発生するチョウバエは、体長3~5mmで灰黒色のオオチョウバエと、体長1.3~2mmで灰色のホシチョウバエの2種類です。暖かい環境だと冬でも生息するため、年中見かけることが多いでしょう。
チョウバエは、排水口や排水管など、生ごみやぬめりが溜まりやすい場所に発生します。また、三角コーナーに生ごみを置きっぱなしにしていると卵を産み付けられてしまうので、注意しましょう。
ゴキブリ
ゴキブリは、でんぷんが含まれた食物や果物などの甘いものを特に好み、暗く湿気があるところや、食べ物がある場所に多く発生します。屋内だけでなく、飛んだり張って移動したりするため、排水設備から家の中に侵入することがあります。キッチンでは、食べ物や食べ残しが多く、水気がある三角コーナーやごみ箱の近くで見かけやすいでしょう。また、食べ物のそばや食器棚などにも寄り付きます。
ダニ
ダニと言えば、寝具や畳などの発生するイメージがありますが、繁殖の環境が整えば、キッチンでも発生します。繊維の奥に潜むため、汚れたままのキッチンマットやタオル類にダニがつくこともあります。また、特に注意したいのが、粉ものや乾物につく「コナダニ」です。開封したまま、常温保存していると時に発生し、気づかずに調理してしまい、口に入れるとアレルギー症状が出るリスクが高まるため注意が必要です。
キッチンで特に虫除け対策をしたい場所~虫はキッチンのどこで発生している?
キッチンで虫よけ対策をするためには、虫が発生しやすい場所を把握しておく必要があります。キッチンの中でも、虫が発生しやすい場所を4つ紹介します。
1.ごみ箱や三角コーナー
ごみ箱や三角コーナーは、生ごみから発生する臭いや水分に虫が寄せ付けられます。特に、ショウジョウバエやチョウバエが集まりやすく、ごみ箱の裏には、ゴキブリが発生することもあります。
2.排水溝やシンク下
排水溝や排水管などがあるシンク下は、虫が寄ってきやすい場所です。特に、ぬめりがたまる場所を好むチョウバエや、ゴキブリが出てきやすい場所でもあります。
3.果物やお菓子
傷んだ果物を好むショウジョウバエは、常温で置いてある果物があると発生しやすい特徴があります。また、シバンムシやコクヌストモドキは、お菓子を出しっぱなしにしていると、現れやすいでしょう。
4.粉類や穀物の中
粉ものをシバンムシやコクヌストモドキ、コナダニは、密閉されていないお菓子や乾燥麺、小麦粉などの粉製品、調味料などに発生します。特に、コクヌストモドキは食品の中で卵を産みますので、古い粉類や穀物は置きっぱなしにしない方がよいでしょう。
虫さんサヨナラ!キッチンの虫除け対策ベスト3
キッチンに寄ってきやすい虫の虫除け対策のうち、おすすめの対策を3つ紹介します。
1.ごみの捨て方を工夫し、こまめなお掃除を
キッチンでごみを放置していると、虫が寄ってきやすくなってしまいます。特に、三角コーナーのごみは、すぐに捨てるようにしましょう。生ごみを捨てるときには、水気をしっかり切って封をし、ごみ箱は蓋つきにしておくと、虫が寄りにくくなります。
キッチンの虫除け対策として、こまめに掃除することも重要です。ぬめりやカビなどは虫のエサとなってしまうため、シンクや排水管の掃除を定期的に行いましょう。
ウッディラボの「バイオサイクル ディスポーザー用」は、塩素系や酸素系成分を含まないので、排水管を傷める心配もありません。寝る前に流しておくだけで、ぬめりや臭いが出にくくなるので、掃除の手間や負担も減らすことができますよ。
2.食べ物の保管方法を変えてみよう
食べ物の保管方法を工夫することも、虫除け対策になります。果物は常温に放置しておくと追熟して甘い香りを放ち、虫が寄ってきやすくなってしまいます。果物は、フタつきの容器に入れて保管するか、戸棚にしまうようにしましょう。冷蔵庫に入れても問題ないものは、冷蔵庫で保管すると安心です。
また、粉類やシリアルなどの穀類は、封が開いていると虫が入ってきてしまいます。開封した後は、しっかりと密閉する、密閉容器に入れるとよいでしょう。
3.虫除け商品を活用しよう
「忙しくてキッチンの掃除が十分にできない」「あれこれと工夫を凝らしているのに、どうしてもキッチンに虫が出てしまう」……そんなときは、虫除けアイテムを活用しましょう。
ウッディラボの「キッチンの虫除けセット」は、虫がよりつきにくい香りを使った虫除けアイテムの詰め合わせです。セット内容は、「家中どこでも虫キライスプレー」「シンク下の衛生当番」「ダニよけシリカ/食糧庫用」の3種類。
「家中どこでも虫キライスプレー」は、天然のユーカリを主成分にした虫よけスプレーで、虫除けしながらもさわやかな香りが広がります。殺虫剤不使用で、シンクやゴミ箱、三角コーナーにも使えるのがうれしい。シュッとスプレーするだけの簡単アイテムです。
「シンク下の衛生当番」は、シンク下に置くだけで除湿や防カビ、防虫、消臭に役立つアイテムです。殺虫剤や忌避剤は使っていないので、食品があるところにも安心して使えますよ。虫除け以外にも、シンク下のイヤな臭いが気になるときにおすすめです。
「ダニよけシリカ/食糧庫用」は、粉ものや乾物などを保管する食糧庫にぴったりな虫除け。天然由来の香りでダニを寄せ付けません。しかも、防カビ、除湿もできるから食糧庫内の管理が楽になりますよ。
こまめな虫除け対策で、キッチンをきれいに保とう
キッチンに発生する虫は、こまめな掃除や食品の保管方法を工夫することで、対策できます。また、普段から虫除け商品を活用すれば、発生の頻度をぐっと減らせますよ。ウッディラボの「キッチンの虫対策セット」なら、人や自然に優しい商品のセットなので、赤ちゃんやペットのいる家庭でも安心して使えます。普段から虫除け対策をして、キッチンをきれいに保ちましょう。
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