【部屋の匂い消し】手軽にできる消臭テクとおすすめグッズを紹介

自分では意外と気づきにくい部屋の匂い。家に人を招いたときに、「なんだか独特な匂いがするな……」と思われたら悲しいですよね。今回は、すぐに試せる部屋の匂い消しの方法と、匂いの原因別の対策、便利な置いておくだけの匂い消しアイテムをご紹介いたします。

今すぐ試せる!部屋の匂い消しの方法

部屋の匂いを消すためには、匂いの原因を取り除くことが大切。しかし、「もうすぐ来客があるので、とりあえず今すぐ消臭したい」という場合もあるでしょう。そんなときには、以下の方法を試してみてください。

窓を開けて換気する

部屋の匂いが気になるときは、窓を開けて換気をして、部屋にこもった空気を外に出しましょう。そうすることで、一時的にですが、部屋の匂いを抑えられるはずです。換気の時間は、5~10分が目安です。

窓は1か所だけ開けるよりも、2か所以上開けることをおすすめします。空気の通り道ができるため、部屋の空気が入れ替わりやすくなります。窓が1か所しかない場合は、換気扇や扇風機、サーキュレーターなどを使うと効果的です。

水に濡らしたタオルを振り回す

タオルを水に濡らして固く絞り、それを部屋の中で振り回すと、ある程度の消臭効果が期待できます。タオルの水分が、空気中の匂いのもとを吸収してくれるためです。お好みで、タオルにアロマオイルを数滴含ませるのもおすすめ。消臭と同時に、良い香りを部屋の中に広げることができます。魚やお肉を焼いたあとの匂い消しにも有効です。

この方法を実践するときは、タオルを振り回して物を倒したり、誤って人に当てたりしないように注意しましょう。また、この方法で消臭できるのは空間にただよう匂いのみで、カーテンやソファに染み付いた匂いは取ることができません。

マッチを使う

もし、トイレの臭いが部屋まで流れてきているのなら、マッチがおすすめです。マッチを擦ると、「二酸化硫黄」が発生します。これがトイレの臭いの原因の一つである「硫化水素」と結合すると、「水」と「硫黄」に変わるため、悪臭が消えるのです。

ただ、昔から「マッチ1本火事のもと」といわれておりますので、マッチの取り扱いには十分注意してください。

消臭スプレーを使う

市販の消臭スプレーがあるなら、これを使うのが一番簡単です。気になるところにシュッとスプレーするだけで、匂いを抑えられます。

もし、家に消臭スプレーがない場合は、重曹を使って手作りすることもできます。作り方はとっても簡単で、「水100ml+重曹小さじ1」をスプレーボトルに入れて混ぜるだけ。使用する重曹は食用でも構いませんが、掃除用のほうがより高い消臭効果が期待できるでしょう。

そもそも部屋の匂いの原因は何?原因別の匂い消し&予防法

ここまでに紹介した方法で一時的に部屋の匂いが弱まったとしても、匂いの原因を取り除かなければ、また部屋が臭くなってしまいます。ここからは、部屋の匂いの原因別に対策をご紹介します。

生活臭

生活臭とは、生活をする中で染み付いたさまざまな臭いのこと。たとえば、体臭、たばこ、ペット、ホコリなどの臭いです。

生活臭は、その家に住んでいるとだんだん鼻が慣れてくるため、自分ではなかなか気づけないものです。親族や友人を招いたときに、「なんかこの家、独特な匂いがするな」と思われないように、しっかり対策をしておきましょう。

具体的には、まずこまめに掃除をして清潔を保つこと。生活臭は、特に布製品に染み付きやすいので、カーテンやカーペット、ソファカバーなど、洗えるものは定期的に洗うことも心がけましょう。また、湿気があると臭いもカビも発生しやすくなりますので、汗で蒸れた靴や洗濯物などを放置しないことも大切です。

キッチン周りで発生する臭い

キッチン周りには、さまざまな臭いのもとがあります。放置している食べ物や生ごみ、排水口のヌメリや油汚れからも、臭いは発生します。このようなキッチン周りで発生した臭いが流れてきて、部屋が臭くなることもあります。

臭いの発生を防ぐには、まず食べ物を放置しないこと。食べ物を放置すると傷んでしまう可能性も高くなりますので、正しく保管しましょう。匂いが強い食べ物(魚、肉、キムチなど)は、密閉容器に入れて冷蔵庫に入れておくのがおすすめです。冷蔵庫の中にも、脱臭剤を置いておくとよいでしょう。

また、こまめに掃除をして臭いのもとを取り除くことも大切。キッチンを使うたびに、簡単に掃除をするのが理想です。そして、生ごみはしっかり水気を切り、袋に入れて口を縛ってから捨てると、臭いが出にくくなります

湿気やカビの臭い

湿度が高い季節は、湿気臭さやカビ臭さを感じることもあります。これを防ぐためには、やはり湿度を下げる工夫をするしかありません。具体的には、クローゼットや下駄箱など特に湿気がこもりやすい場所は、定期的に扉を開けて換気をするようにしましょう。もしくは、中に除湿剤を置いておくのもおすすめです。

また、窓の結露によりカーテンにカビが生えてしまい、カビ臭さを感じることもあります。カーテンが濡れないように窓の水滴をこまめにふき取ったり、カーテンを定期的に洗ったりすると、カビや臭いの発生を抑えられるでしょう

置いておくだけの匂い消しアイテムが便利!

先ほど紹介した対策を普段から行うことに加えて、消臭効果のあるアイテムを部屋の中に置いておくと、気になる匂いが発生しにくくなります。具体的には、以下のようなものがあります。

置き型の消臭剤

消臭剤には、大きく分けて置き型とスプレータイプの2種類があります。

「今すぐ匂いをどうにかしたい!」ときに有効なのは、スプレータイプの消臭剤です。置き型の消臭剤は、スプレータイプほど消臭力は強くなく、即効性もありませんが、消臭効果が長く続くという特徴があります。そのため、気になる匂いを発生させたくない場合には、置き型の消臭剤の活用がおすすめです。

おすすめの置き型消臭剤

ウッディラボでは、天然由来の香りの力を活用した消臭アイテムを多数取り扱っています。

空間の匂いが気になるなら、「除菌ライフ」がおすすめ。置いておくだけで、除菌・消臭・防カビまでしてくれる優れものです。さわやかなリラックスハーブの香りがほのかに広がり、芳香剤としても活用いただけます。

布製品の匂い消しには、「ダニよけシリカ」もお試しください。名前のとおりダニよけアイテムですが、消臭と防カビ、防虫の効果もプラスされています。コンパクトなので、カーペットの下、ソファの隙間、枕カバーの中など、いろいろな場所にお使いいただけます。

また、エアコンを使う季節になると、エアコンの臭いも気になりますよね。「エアコンの防カビ」は、吸気口(天面)に置いておくだけで、エアコンのカビ・臭い対策ができます。エアコンのきれいな状態が長持ちしやすくなり、お掃除の回数も減らすことができますよ。

「ダニよけシリカ」「エアコンの防カビ」は、2種類の香りが試せるお得なセットもあります。お好みの香りを見つけてみてくださいね。

炭の表面には、目に見えないほどの小さい穴がたくさん開いています。この穴が匂いの成分を吸着してくれるので、置いておくだけで消臭効果が期待できるのです。市販の消臭剤にも、炭が使われているものが多くあります。

さらに、炭には除湿効果もあるので、クローゼットや下駄箱の湿気対策にもおすすめです。

重曹

先ほど重曹の消臭スプレーの作り方をご紹介しましたが、重曹は、容器に入れて置いておけば置き型の消臭剤としても使えます。消臭効果は、約2~3ヶ月続きます。ただ、部屋全体の消臭というよりは、クローゼットや下駄箱といった狭い空間の消臭におすすめです。

洗えない布製品や靴の消臭には、重曹を直接振りかけるという使い方もあります。重曹はさまざまな使い方ができるので、用意しておくと便利です。

丸めたアルミホイル

排水口の臭いが気になるという場合は、排水口のごみ受けに丸めたアルミホイルを置いておくという方法があります。アルミホイルは、水に濡れると金属イオンを発生させるため、ヌメリが発生しにくくなります。臭い消しの方法というよりは、臭いの原因となるヌメリの発生を防ぐ方法というわけです。

この方法を実践するときは、アルミホイルを排水パイプの中に落とさないように注意しましょう。

置き型の匂い消しアイテムで、嫌な匂いの発生を防ごう

部屋の匂いを今すぐ消す方法もご紹介しましたが、気になる匂いを完全に消したい、または発生させたくないなら、匂いの原因に合わせた対策が必要です。それに加えて、置き型の匂い消しアイテムを部屋の中に置いておくと、気になる匂いが発生しにくくなるでしょう。今回ご紹介したおすすめの置き型消臭剤も、よろしければ試してみてください。

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