お風呂の天井掃除をサボるとどうなる?簡単&効果的なお掃除方法をご紹介

お風呂の天井、お掃除していますか? 手が届きにくい場所なので浴槽や床に比べて、お掃除する機会が少ないのではないでしょうか。ですが、お風呂の天井掃除をさぼると、見た目だけでなく、健康にも影響するようです。今回もお掃除ブロガーのよしママさんに、天井掃除について教えていただきました。
湿気が多く水滴がたまりやすいお風呂の天井は、目に見えなくても、カビが繁殖している可能性があります。浴槽や壁、床などを掃除しても、すぐにカビが生じてしまう場合は、もしかしたら天井のカビが原因かも。お風呂の天井掃除の方法やおすすめアイテムなどを紹介します。
<この記事のポイント> ●お風呂の天井はカビの温床になりやすい ●天井のカビは床や壁に広がり健康被害の原因に ●水切りワイパーやフローリングワイパーを使えば掃除も簡単 ●天井のカビ掃除は、ジェルタイプがおすすめ ●月1回の天井掃除と換気でカビ予防 ●防カビアイテムを使用すると時短に |
なぜ、お風呂の天井掃除が必要なの?

お風呂場には湿気がこもりやすく、カビが生えやすい環境にあります。カビは適度な温度、水分と栄養があると繁殖します。天井はカビの栄養となる汚れはつきにくいものの、水蒸気による水滴や水アカがつきやすく、放置されやすい場所。そのため、目に見えないカビの原因菌が広がってしまっていることも。天井のカビ菌が下に落ち、お風呂全体にカビが広がる原因になってしまいます。どんなに床のカビを落としても、すぐにカビが生えてしまうのは天井にカビの原因菌が残っているからかもしれません。
さらにカビの胞子を吸い込むと、喘息やアレルギー症状といった健康被害を招く恐れもあるため注意が必要です。リラックスしたお風呂タイムで、カビ菌を吸い込んでいるかもしれません。また、浴室内で衣類を乾燥させる場合には、カビの原因菌が洗濯物にも付着する心配があります。お風呂のカビ対策をするなら、天井掃除も忘れずに行っておきましょう。
天井を掃除する際に用意しておきたい おすすめアイテム
お風呂の天井掃除は手間がかかりますが、便利なアイテムがあると時短になります。続けて、天井掃除の前にそろえておきたい道具と、おすすめアイテムを一つずつ紹介しましょう。
水切りワイパー~天井だけでなく壁や鏡のお掃除にもおすすめ

天井掃除のときはもちろん、お風呂上りの簡単掃除にあると便利。天井だけでなく、浴室の壁や鏡、浴槽、床などの水切りがラクになりますよ。水滴を取り除くことで浴室内の湿度を一気にさげることができ、乾燥までの時間も短縮。また、水切りワイパーに乾いたタオルをつければ、ある程度の量の水分をすっきり流せます。天井や壁の水気を切れば、水アカもつきにくくなります。
フローリングワイパー~長い柄で天井に手が届きやすい

柄が長いフローリングワイパーは、天井の掃除がラクになるアイテム。天井の高さに長さを合わせれば、届かない場所の掃除も手軽に。古タオル、マイクロファイバークロスなど、吸水性の高いシートや布と組み合わせれば、水切りにも使えます。
パッキン用カビ取りジェル~細い目地のカビ予防にも

天井のように高い場所のカビ取りには、ジェルタイプを使うのがおすすめ。スプレータイプの塩素系漂白剤だと液だれして、顔や目にかかることがある可能性があるため危険です。気になる場所にジェルを塗り、しばらくしてから水拭きをするだけなので、お掃除も簡単。ただし、夏場はジェルタイプでも柔らかくなっていて垂れてきやすいので注意して掃除してください。また、漂白剤が残らないように何度もしっかりふき取りましょう。
お風呂の天井掃除のやり方~手順とお掃除のコツ

お風呂の天井は、定期的にしっかりお掃除しておきたい場所です。手間がかかる印象がありますが、しっかり準備をすれば、意外と簡単です。お風呂の天井掃除の手順とポイントをお伝えします。
<準備するもの>
・柄の長いフローリングワイパー
・お掃除用のクロス 数枚(古布や古タオル、マイクロファイバー雑巾など)
・中性洗剤(泡タイプがおすすめ)

天井掃除の手順
①フローリングワイパーに、水にぬらして軽く絞ったクロスを取り付ける。
②クロス部分に、洗剤をつける。
※今回は、ウッディラボの「バイオサイクル浴室・洗面台パイプ用 濃密泡タイプ」を使用しました。液体タイプでも可能ですが、濃密な泡タイプは液だれしにくいのでおすすめです。
③クロスを天井に軽く押し付けるように、まんべんなくこする。
角は汚れやすいので重点的におこないましょう。
④クロスを取り換えて、浮いた汚れを水拭きする。
⑤最後に乾いたクロスに取り換えて、水気を拭き取る
⑥浴室内をしっかり乾燥させる
天井についた頑固なカビのお掃除方法
<準備するもの>
・柄の長いフローリングワイパー
・お掃除用のクロス 数枚(古布や古タオル、マイクロファイバー雑巾など)
・塩素系カビ取り剤(ジェルタイプがおすすめ)
天井のカビ掃除の手順

塩素系漂白剤を使用するため、必ず換気をしながら行ってください。また、手袋を着用し、衣類や目に飛ばないよう気を付けましょう。ゴーグルを使用するのもおすすめです。
①パッキン用の塩素系漂白剤をカビが気になる部分に塗布し、15~30分程度おく
※天井のふちや四隅にカビができやすいのでしっかりチェックしましょう。
②塩素が残らないように、しっかり水拭きする
カビ取り剤が残っていると、天井から水滴と混じって落ちてくる恐れがあります。何度も水ぶきを繰り返し、しっかり取り除きましょう。

そのほか、お風呂の床やエプロン内など低い場所の頑固な黒カビの落とし方は、こちらの記事をご覧ください。
ウッディラボ「お風呂ピカピカセットPro」で時短&本格掃除

忙しい日々のなかでは、お風呂の掃除も時短したいと考える方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめしたいのが、便利アイテムの活用です。特に、汚れの付着を予防する「防汚」の働きがある洗剤を使えば、普段のお掃除も簡単になりますよ。掃除後にカビ予防ができるアイテムも含まれる、ウッディラボの便利なセットを紹介します。
セット内容①バイオサイクル 浴室・洗面台パイプ用 濃密泡タイプ

ウッディラボの「バイオサイクル 浴室・洗面台パイプ用 濃密泡タイプ」は、バイオの力で汚れを分解してくれる環境に優しい洗剤。天井だけでなく、壁、床、浴槽と浴室内全体の掃除にも使えます。液だれしないので壁や天井掃除などの高い場所にも向いています。また鏡やシャワーノズルなど汚れたところにスプレーして泡パックすることも可能。濃い泡が密着してくれるから、凸凹のある風呂のフタや壁の掃除にも最適です。しかも、お掃除した後の洗剤液を流すことで、手の届きにくいパイプの汚れまで予防してくれます。防臭効果もあってお風呂のムッとした臭いを防げるのもうれしいところ。効率よくお掃除したい方におすすめの洗剤です。
セット内容②バイオサイクル 浴室・洗面台パイプ用(液体タイプ)

ウッディラボの「バイオサイクル 浴室・洗面台パイプ用 濃密泡タイプ」と同じ成分で、こちらは液体タイプです。普段の浴室用洗剤として使えます。同じようにバイオの力で汚れを分解してくれる洗剤で、排水口や排水管の汚れを落とすのに向いています。容器をしっかり振って、一回目は多めに60ml入れて放置。2回目からは7~10日後に目盛り1つ分30ml流しこみます。容器にメモリが付いているので計量不要。手も汚れません。
パイプにバイオ菌が密着して汚れを分解して、付着するのを防いでくれます。汚れ防止効果もあるので、排水口にかけておけば臭いにくく汚れもつきにくいです。お掃除に使ってシャワーで流すだけでもOK。排水口の臭い予防にもなりますよ。
セット内容③お風呂の防カビアロマ PREMIUM(リラックスグリーンハーブ)

ウッディラボの「お風呂の防カビアロマ PREMIUM」は天井に貼りつけるタイプのカビ予防アイテム。天然由来の香りの力でカビを予防してくれます。塩素系ではないので、他のアイテムと併用できるのがうれしい! 天井の掃除が終わったら設置して、浴室全体のカビが発生するのを予防しましょう。使い方も簡単で、天井や壁に貼り付けるだけ。ポイントは、換気扇からなるべく離れた、浴室の中心に設置すること。さわやかな香りが浴室全体に広がるのでバスタイムが楽しくなります。
セット内容④お風呂の衛生当番

浴室の中でもカビの発生に気づきにくいのが、お風呂カバーの内側にあるエプロン内。エプロン内は湿気が残りやすく、カビが繁殖しやすい場所です。ウッディラボの「お風呂の衛生当番」は、エプロン専用のカビ予防アイテムで、こちらも塩素系ではなく、アロマの力で約120日間(※)、カビを予防してくれます。エプロン全体のカビを抑えるだけでなく、エプロン下から流れ込む排水口の臭いも抑えられます。夏場に発生しやすいコバエも寄り付きにくくなりますよ。
※あくまで目安です。使用環境によって異なります。
天井掃除の頻度とカビ予防のコツ

天井に洗剤をつけて掃除するのは月に一度行うのが理想です。見えないカビの原因菌を取り除けば、浴室のカビの発生が予防できます。ただし、掃除後はしっかり乾燥させてくださいね。
天井には水滴が残りやすく、放置しているとカビの原因になります。浴室から出るときに、水滴があるか確認し、残っている場合には水切りワイパーでサッと水切りしましょう。
天井だけをしっかり掃除しても、条件がそろえば浴室内にカビが繁殖してしまいます。浴室全体の湿気をしっかり逃すためにも、天井だけでなく壁や浴槽、鏡についた水気をきったうえで、換気を行うのがポイント。掃除後のきれいな状態をできるだけ長く保つためにカビ予防アイテムも設置すると、普段の掃除にかかる負担も減らせます。また、つい見逃しがちな換気扇のカビにもご注意を。換気扇をとめている間に、フィルターに付着したカビが浴室内に落ちることがあります。換気扇のフィルター掃除も定期的に平行して行いましょう。
天井掃除を習慣にして、快適なお風呂空間にしよう
天井の汚れは、比較的、簡単に落としやすく、軽くこするだけできれいになることがほとんどです。天井全体にカビが広がっている場合には、一度、専門業者にお掃除してもらうと良いかもしれません。ピカピカの天井になれば、お風呂タイムも楽しくなりますよ。さらに、天井をきれいな状態にキープするためにも、カビ予防アイテムを取り入れてみてください。お掃除がラクになり、掃除回数も減らせます。お風呂のお掃除ルーティンに天井掃除も取り入れて、快適なバスタイムを過ごしましょう。







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