ディスポーザーの掃除方法まとめ!正しいお手入れとおすすめの洗剤をご紹介

生ゴミを簡単に処理できるディスポーザーはとても便利な設備です。ですが、掃除を怠ると、ぬめりや悪臭が発生したり、処理能力が低下してしまったりすることも。ディスポーザーを長く、快適に使うためには、普段からこまめにお手入れをすることが大切です。今回は、ディスポーザーの掃除方法と、おすすめの洗剤をご紹介します。

<この記事のポイント>
●ディスポーザーは中性洗剤での定期掃除が基本
●強力洗剤や漂白剤は、金属やパッキンを傷める原因になるため注意
●氷や柑橘類の皮で臭い・ぬめりを簡単ケア
●水を一気に流して汚れやカスを洗い流すお手入れを習慣に
●ウッディラボの「バイオサイクル ディスポーザー用」で手軽に防汚・防臭対策!

ディスポーザーは定期的に掃除しよう!

ディスポーザーとは、生ゴミを粉砕・処理する設備のこと。ディスポーザーを設置した排水口には、生ゴミをそのまま流すことができるため、ゴミ捨ての手間が省けるのが魅力です。三角コーナーも不要になり、シンクを広く使えたり、家から出る生ゴミの量が減らせたりするのもメリットといえるでしょう。

とても便利なディスポーザーですが、長く使い続けるには定期的なお手入れが欠かせません。掃除をせずに使い続けると、汚れが内部に付着し、ぬめりや悪臭、カビの原因になることも。ディスポーザーを使う場合には、定期的に掃除をして、きれいな状態を保つ工夫を取り入れましょう。

ディスポーザーの掃除には必ず中性洗剤を使うこと

ディスポーザーは、中性洗剤での掃除が基本。塩素系や酸素系の強力洗剤は、金属やパッキンを傷める恐れがあるため、使用は控えましょう。汚れや臭いがひどいと、洗浄・殺菌力の高い漂白系洗剤を使いたくなりますが、錆や劣化の原因になることがあるため注意が必要です。排水口にディスポーザーが設置されている場合は、排水パイプ専用のクリーナーも使えないので、注意しましょう。また、アルカリ性洗剤もディスポーザー本体の劣化や、腐食などの不具合を引き起こす恐れがあります。ディスポーザーを掃除するときは、必ず中性洗剤を使用してください。

ディスポーザーの頑固な汚れやカビを落とすお掃除方法

ディスポーザーは分解しづらい部分もあり、お掃除の手間がかかるのが難点です。そのため、ついついお掃除をさぼりがちになるかもしれません。続けて、ディスポーザーにこびりついてしまった汚れやカビを落とす方法を紹介します。

【頑固な汚れのお掃除】中性洗剤とブラシを使う

ディスポーザーにこびりついた頑固な汚れは、中性洗剤とブラシでお掃除を。使用するブラシは使い古した歯ブラシでも構いませんが、専用のブラシがおすすめです。ホームセンターやドラッグストアなどで購入できますので、お近くの店舗で探してみてください。

〈頑固な汚れのお掃除の手順〉
1.ディスポーザーの電源コンセントを抜く。
2.ディスポーザーの中に大きなゴミが残っていれば取り除く。
3.水で濡らしたブラシに中性洗剤をつけて、内部をこすり洗いする。
4.水で洗剤を洗い流す。
5.電源コンセントを差し込む。

菌や汚れから手を守るために、掃除をするときはゴム手袋を着用しましょう

【黒カビのお掃除】重曹とクエン酸を使う

中性洗剤で落ちない汚れは、黒カビの可能性があります。重曹とクエン酸で落とせる場合もありますが、金属部の多いディスポーザーに使用するのはあまりおすすめできません。重曹もクエン酸もアルカリ性に分類され、金属の腐食や粉砕力低下の原因になる可能性があるからです。また、非常に頑固な黒カビは、自力でお掃除しても必ず取れるとは限りません。一つの選択肢として、重曹とクエン酸を使った掃除方法をご紹介しますが、中性洗剤でのお掃除でも黒カビが落ちにくいときは、清掃業者に任せることも検討してみましょう。

〈お掃除の手順〉
1.重曹とクエン酸(または酢)をキッチンペーパーに染み込ませて、黒カビ部分に貼り付ける。
2.そのまま5~20分程度放置する。
3.キッチンペーパーを剥がし、黒カビが浮いているのが確認できたら、水で洗い流す。

ディスポーザーの汚れ・カビを防ぐお掃除習慣

ディスポーザーのこびりつき汚れや黒カビは、自力では落とせないこともあります。お掃除の手間をできるだけ省くためには、定期的なお手入れで汚れや菌をためこまないことが大切。ここからは、きれいなディスポーザーをキープするために習慣にしたい、3つのお掃除方法を紹介しましょう。

【簡単お掃除】氷を入れる

ディスポーザーの中の汚れをしっかり水で洗い流したつもりでも、細かい生ゴミの破片が残っていることがあります。氷を5~6個入れて通常運転を行うと、シャーベット状の氷が、内部の汚れをすっきり洗い流してくれます。

とても簡単な方法なので、毎日キッチンを使ったあとに、この方法で掃除をすることを習慣にできるとよいでしょう。臭いやぬめりが気になるときは、氷と一緒に中性洗剤、レモン汁、酢のいずれかを数滴入れると効果的です。

【こびりつき予防にも】水を一気に流す

バケツや洗面器に水をためて、一気に排水口に流すという方法もあります。水流で、ディスポーザーの内部に付着した食品カスや汚れを洗い流すため、6~8Lを目安に多めの水を流すのがポイントです。週に2~3回程度この方法で掃除をすると、排水パイプの中まできれいな状態を維持しやすくなります。こびりつき汚れも予防できるでしょう。

この方法を実践するときは、必ず水を使うようにしてください。熱いお湯(60度以上)を流すと、ディスポーザー本体や排水パイプを傷めてしまう恐れがあります。掃除のときだけでなく、調理の際も熱いお湯・汁などを流すときは、水と一緒に流すように注意しましょう。

【イヤな臭いを解消】柑橘類の皮を入れる

ディスポーザーからの臭いが気になるなら、柑橘類(レモン、みかん、グレープフルーツなど)の皮を入れて運転してみましょう。柑橘類には「リモネン」という成分が含まれており、消臭や雑菌の繁殖を抑える効果が期待できます。投入する量としては、レモンやみかん1個分が目安です

ディスポーザーを掃除した、さらに柑橘類の皮を入れて運転もしてみたけれど臭いがおさまらないという場合は、トラップや排水パイプに原因がある可能性が考えられます。ディスポーザーの臭いの原因、対策と予防法については、こちらの記事もご覧ください。

ディスポーザーに注ぐだけ!「バイオサイクル ディスポーザー用」

ディスポーザーの汚れや臭い予防に役立つのが、ウッディラボの「バイオサイクル ディスポーザー用」です。天然バイオ菌の力を活用したエシカル洗剤で、塩素系・酸素系成分は使用しておりません。ディスポーザーに注ぐだけで、内部や排水パイプの汚れまでスッキリ。手軽に防汚・防臭ケアができます。防汚の働きがあり、汚れが付きにくい状態が期待できます。また、柿渋エキス配合で、消臭効果があるのもうれしいポイントです。

また、バイオクリーナーには防汚効果もあるため、毎日使用していただくと、きれいな状態が長持ちしやすくなります。「さすがに毎日は手間だ」と感じるかもしれませんが、毎日簡単なお手入れを習慣にすることで、ブラシを使った掃除の回数を減らすことができるでしょう。ただ、まったく汚れが付かなくなるというわけではありませんので、定期的なお掃除は行ってくださいね。

ディスポーザーを長く・快適に使うためには、普段のお手入れが欠かせない

こびりついた汚れや黒カビは、落とすのも大変です。「氷を入れる」「水を流す」といった簡単ケアを習慣にするだけで、ディスポーザーを長く清潔に保てます。今日から少しずつ取り入れてみましょう。また、ディスポーザーに注ぐだけの「バイオサイクル ディスポーザー用」なら、手を汚さずに汚れ予防ができます。「ディスポーザー用」という商品名ですが、通常の排水口にも使える洗剤です。ご家庭に1本あると便利ですよ。ぜひ一度お試しください。

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