秋は大掃除にピッタリの季節。お正月までキレイが続く簡単掃除と便利クリーナーをご紹介

気候も落ち着いてお天気のよい日が多い秋。汚れが気になる場所があるのなら、秋のうちに大掃除をはじめましょう。この時期にお掃除を進めれば、寒さが増していく年末の大掃除がぐんと楽になります。「早いうちに大掃除をすると、お正月までにまた汚れてしまうのでは?」と心配なら、いつもの掃除にキレイが続く便利グッズを取り入れてみて。秋に大掃除がはかどる理由とともに、便利なお掃除アイテムを紹介します。

秋の大掃除をおすすめする理由

夏が終わると、過ごしやすい秋がやってきます。寒すぎず、暑すぎない秋は、大掃除にピッタリの時期です。秋に大掃除をするメリットを見てみましょう。

  • 寒くないから水仕事が比較的ラク
    水道水の温度は、季節や時間帯によって大きく変化します。夏の最も暑い時は約30度、冬の最も冷たい時期は7度台(東京都水道局データより)になり、地域によって冬はもっと冷たくなるところもあるでしょう。寒い時期の大掃除では、お湯を使って掃除をしていても、すぐに冷たくなってしまいます。冬場は乾燥するため手荒れも起こりやすく、水仕事がつらく感じることもあるでしょう。その点、秋なら、水温も比較的高く、水を使ったお掃除が無理なく行えます。
  • 油汚れが固まっていない
    キッチン回りの油汚れは、お料理の時に飛び散った油分が原因です。温かいうちは液状になっている油も、冷めると徐々に個体に変化します。例えば豚の脂肪であるラードは、約41度で液体に変わります。それ以下の温度では固体に戻ってしまうため、汚れを落とそうとしてふき取ると、かえって広がってしまうでしょう。気温が低い季節に油汚れを掃除するのは大変です。比較的、気温が高いうちにお掃除したほうが、効率よくきれいな状態を作れます。
  • 梅雨と夏の間に増え始めたカビを退治できる
    梅雨から秋にかけて、湿度と気温が高い状態が続きます。そうした温暖多湿の気候は、カビの繁殖が進む時期。秋の大掃除は、それまでに増えたカビを一掃できるのも大きなメリットです。寒い時期まで放っておいてもカビは休眠するだけで、いなくなるわけではありません。断熱性能の高い最近の住宅は、冬でも一定以上の温度が保たれるためカビは活動し続けます。増えてしまったカビは放置せず、秋のうちに退治するのがおすすめです。
  • 換気しやすい
    薬剤を使ったお掃除では、換気が欠かせません。冬場は外気と部屋の中の温度差が大きく、長い時間換気をすると部屋の中が冷え切ってしまいます。そうしたなかで、台所や浴室などの水回りを大掃除すると、体が冷え切ってつらいですよね。10月から12月にかけて、1カ月ごとに平均気温が5度ずつ下がるため、寒さが厳しくなる前に換気が必要な場所の大掃除を済ませておきましょう。
  • 季節のお手入れついでにできる
    衣替えや秋冬のファブリックへの模様替えなど、季節の変わり目は、収納を見直すタイミングでもあります。季節のお手入れとともに奥まった場所を掃除しておけば、大掃除のために全部取り出すといった手間がかかりません。

秋に大掃除しておきたい場所はここ!

秋が大掃除に最適だからといって、すべてを済ませる必要はありません。年末の大掃除が少しでも楽になるように、早いうちからできるところを済ませておきましょう。秋のうちにやっておきたい大掃除スポットをまとめました。

フローリング

冬支度に向けてラグやカーペットを敷く前に、大掃除しておきたいのが床です。夏に裸足で過ごす時間が長いと、皮脂汚れが床に残ってしまいます。皮脂が混じった汚れは、油汚れと同様に、寒くなると落ちにくくなります。ラグを敷いて掃除がしにくくなってしまう前に、汚れを落としておくとよいでしょう。

ただし、広い面積の床掃除を一人で行うのは大変です。モップを上手に活用して、水拭きと乾拭きを済ませるとよいでしょう。最近では、水拭きロボットや電動モップなどの便利なお掃除アイテムもあります。子どもたちと一緒に床掃除をする場合、園や学校でのお掃除方法を見せてもらうとよいでしょう。子どもだけでは行き届かないところがあるかもしれませんが、子供たちの普段見られない一面が発見できるかもしれません。
床の拭き掃除が完了したら、ワックスがけまで済ませたいところ。お手伝いしたくてたまらない小さな子どもには、ミニフロアワイパーを渡して、ワックス前のゴミ取りを手伝ってもらうのもいいですね。子どものやりたい気持ちを叶えつつ、大掃除を楽しくスムーズに進めることができますよ。

ワックスがけをしたあとは、できるだけキレイを保ちたいものです。そう思っていても、子どもがいる家庭では、食べこぼしがあったり画材を落としてしまったりして、水拭きが必要になることは珍しくありません。そんなときにおすすめしたいのが、ウッディラボの「お掃除プラスX」。

フロアワイパーにシュッと吹きかけるだけで、ホコリの吸着力がアップします。床の汚れを落とした後、乾いた布にスプレーして拭きあげればワックス効果も期待できますよ。

台所まわり

先にもお伝えしたように、寒くなってくると油汚れを落とすのが大変です。寒さが増す前であれば、お湯を使ったとしても冷めにくく、効率よくお掃除ができます。コンロ周りに飛び散った油汚れは、まずお湯で絞ったぞうきんを数秒あててからこすれば、するりと取れます。固まってこびりついた油汚れは、ヘラを使ってこすり落とし、寒くなる前におおまかにきれいにしておくのがおすすめです。ついでに、換気扇のつけ置き洗いも済ませておけば、年末の大掃除が格段に楽になりますよ。

大掃除でピカピカになったシンクをキープするには、寝る前の簡単お掃除習慣がおすすめです。ぬめりが気になる排水溝は水を流さない夜間に効果を発揮するものを利用して。定期的に排水口にいれるだけでパイプの中までキレイになるアイテムなら、寝ている間にきれいになります。最後にシンクの水滴を拭っておけばピカピカが持続しますよ。
バイオサイクル ディスポーザー用

お風呂場


お風呂場の汚れを発生させる原因のひとつに、カビがあります。黒カビやぬめりのあるピンクのカビなどを、秋のうちに一掃しましょう。寒さが厳しい時期にお風呂を大掃除すると、手足が冷えてしまいがち。まだ気温が高い秋のうちに終わらせておきたいスポットです。大掃除をしてキレイになったお風呂は、カビの繁殖を抑える工夫も大切です。しっかりカビ掃除した後は防カビグッズを利用して、キレイを簡単にキープしていきましょう。ウッディラボの「おふろの防カビアロマ」は天然由来の香りが持つ効果でカビ予防が可能! 自然派におすすめの防カビアイテムです。

また、排水口の臭いが気になるなら、いつものお風呂掃除に「バイオサイクル 浴室・洗面台パイプ用」をプラス! 天然のバクテリアが汚れや臭いを分解するため、配管を痛める心配がありません。

ベランダ・窓・網戸

ベランダや窓、網戸の掃除は、落ち葉が落ち切った頃がねらい目です。野外で水を使うことになるため、冷たい風が吹きつける時期の大掃除は避けたいところ。空気が乾燥している晴れの日よりも、やや湿度のある曇りや雨の日の方が、窓の汚れ落としには向いています。また、晴れの日は光が反射して汚れが見えにくくなるため、一度でしっかりキレイにするなら快晴を避けた方がよいでしょう。

クローゼット・押し入れ

衣替えや季節の模様替えのタイミングに合わせて、クローゼットや押し入れのお掃除も済ませましょう。引き出しや収納の奥にたまったほこりを掃除機で吸い取り、収納エリアの奥まで新鮮な空気を送り込みます。防カビ対策を行っておけば次の季節まで安心です。

秋の大掃除で年末も快適に。キレイをキープする工夫を取り入れよう

秋は、年末と比べてお掃除がはかどりやすい季節です。とはいえ、せっかく大掃除するなら、できるだけキレイな状態を保って気持ちのよく新年を迎えたいもの。忙しい年末を無理なく乗り切るために、負担のない範囲で毎日のちょこっと掃除を進めませんか? キレイが続く便利なアイテムを味方につけて、いつもより余裕のある年末を過ごしましょう。

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