我が家は「シンク下の臭い」が気にならない!そのワケは?【ライターレビュー】
こんにちは。ライターのAIです。今回はウッディラボの「キッチンセット」の1つ「シンク下の衛生当番」をクローズアップ。「シンク下の衛生当番」はその名のとおり、シンク下にセットして使用する防臭・防カビ・除湿・防虫アイテム。コンパクトながらも、心地よい香りで、キッチンの衛生環境を整えてくれる優れものです。使い始めてからおよそ1年半が経過した今、我が家が感じる思いなどを織り交ぜつつ、シンク下の臭い全般ついてのお話をさせていただきたいと思います。
そもそも、なぜシンク下は臭うの?
衛生的に使用すべきはずのシンク下。なのに、誰もが一度はシンク下の臭いのことで悩んだ経験があるのではないでしょうか。ではなぜ、シンク下が臭ってしまうのでしょうか。その原因から見ていきましょう。
シンク下が臭う3つの原因
シンク下の臭いの主な原因は、次の3つに分けられます。気になる臭いから原因を探ってみましょう。
① こもった臭い→ 原因:モノを詰め込めすぎ
シンク下の空間は思っている以上に広いため、有効活用しようとあれもこれもと詰め込みがちになっていませんか? 便利に使える収納スペースではあるのですが、通気性がよくないのが難点です。ただでさえ空気がよどみやすいところに、いろいろな種類の食品などをしまっていると、それぞれのニオイが混ざり合ってイヤな臭いに変わることがあります。
② カビ臭い→ 原因:湿気によるカビの繁殖
水道の配管が通るシンク下は、湿気がたまりやすい場所です。水気が残ったままの調理器具を入れていると、よりジメジメした状態に。通気性がよくないこともあり、カビが生えやすい状況が生まれてしまうのです。
③ 下水のような臭い→ 原因:配管のトラブル
いわゆるドブ臭さが気になる場合は、水道の水が下水に流れていく過程に何か問題が起きている可能性があります。たとえば、配管とシンク下の接続口に隙間があいていたり、パイプが劣化していたり、配管のトラブルはけっこう多いものです。
実は——。
我が家は昨夏、配管のトラブルを実体験したばかり。どこに問題があったのかというと、蛇口と給水管の接続部で、パッキンが経年劣化していました。排水ではなく、給水の問題だったので、③の下水のような臭いはなく、シンク下が濡れていることで気がつきました。我が家のように、シンク下から特段イヤな臭いがしなくても、配管は静かにダメージを受けている場合があるので、気をつけてくださいね。
シンク下の臭いの対処法
臭いの原因がわかったら、対処の仕方も見えてきます。ここでは、前項の3つの臭いの原因に対するそれぞれの対処法を順に紹介していきます。
対策その1:こもった臭いの対処法
モノの詰め込みすぎが原因の場合は、とくに掃除などをする必要はありませんが、次のことを試してみるといいでしょう。軽度のものであれば、消臭剤を置くだけで改善することも。時間に余裕がある場合は、収納の見直しをおすすめします。
- 晴れた日には扉を開けっ放しにして換気する
- 強いニオイを発する食品は、密閉容器に入れて保存する
- 消臭剤を設置する
対策その2:カビ臭さの対処法
カビ臭いときは、まずどこにカビが発生しているのかを確認することから始めましょう。カビが確認できたら、次の手順で取り除いていきます。カビが除去できれば、おのずと臭いも消えていくはずです。
〜カビの除去方法〜
- 収納しているものを一度すべて取り出す。
- アルコールスプレーをキッチンペーパーや雑巾に吹きつけて、カビを拭き取っていく。
※カビに直接アルコールスプレーを吹きつけるのはNG!スプレーの勢いでカビの胞子が飛び散る可能性があります。 - しばらく扉を開けっ放しにして換気する。
- 取り出したモノをしまう。
カビは湿気を好むので、除湿剤を置いておくのもおすすめです。
対策その3:下水のような臭いの対処法
下水のような臭いがしている場合は、配管のどこかに不具合があるはず。シンクと配管のつなぎ目や、配管と床のつなぎ目などは要注意の箇所です。隙間を見つけたら、パテや補修テープなどで修繕を。パイプ自体に問題がある場合は、プロの方の出番です。信頼できる業者さんに修理を依頼しましょう。
我が家では、シンク下に置いているのは調理器具のみです。数年前に断捨離も決行したこともあり、空間にはゆとりがあり、これまで臭いで困ったことはほとんどありませんでした。そのため、シンク下はいわばノーマーク。意識を傾けるようになったのは、「シンク下の衛生当番」を置くようになってから。
詳細は次項でお話しますが、設置後にある変化を感じられるようになり、「シンク下も日頃から注意しよう!」という習慣がついたように思います。昨夏、漏水していることに早めに気づけたのもだからこそ。シンク下はなかなか油断できない場所だということを実感しています。
だから「シンク下の衛生当番」!
冒頭でも触れましたが、我が家に「シンク下の衛生当番」がやってきておよそ1年半が経過しました。まずは、その間のシンク下の状況を簡潔にお話してから、「シンク下の衛生当番」の魅力と我が家流の使い方をご紹介します。
<シンク下の状況>今年も「ワラジムシ」は現れず!
「ウッディラボのキッチンセット」のレビューでもご紹介しましたが、設置前に「シンク下の衛生当番」を使うことで、最も期待していたのは、ワラジムシの侵入阻止でした。というのも、キッチン周辺で気になることといえば、たまにフラッと出てくるワラジムシだったから。
シンク下の排水口はワラジムシの侵入経路の一つということで、防虫効果もある「シンク下の衛生当番」はうってつけなのではないかと思ったのです。その期待どおり、設置後は今に至るまでワラジムシの姿を一度も見ていません。昨夏に起きた漏水のその後も順調で、カビやイヤな臭いの発生は今でもありません。
<アイテムの魅力>コンパクトでシンプルなやさしいオールラウンダー!
「シンク下の衛生当番」の魅力を大きく3つに分けて紹介します。
効果と成分
「シンク下の衛生当番」は、ひとつで「除湿」「防カビ」「防虫」「消臭」の4役をこなしてくれます。それだけでも魅力的なのですが、さらにうれしいのが、その成分です。多くの効果が期待できるとなると、何か強い成分を使っていそうな気がしませんか? ところが、答えはNO。 殺虫剤などの強い薬剤は一切使われていません。食品にも使われるシリカゲル(Bタイプ)と天然由来の機能性香料が主成分なのです。
サイズ感
ご覧のように、まさに手のひらサイズ。使い勝手がいいうえに、コンパクトで場所を選ばないので汎用性も高い! スキマにもすっきり入りますよ。
使い方
使い方は、本体(天然由来の香りを含んだシリカゲル)を専用ケースに入れてシンク下に設置するだけというシンプルさ。ポンと床に置いておくもよし、フックなどに掛けて使うもよし、空間に合わせたベストな方法を選べるのもいいところです。
我が家では、このように扉の裏にフックをつけて掛けるというスタイルが定着しました。コンパクトなボディだからこその為せるわざです。
<我が家流の使い方>洗面台の下やトイレにもおすすめ!
シンク下と似たような環境にある、洗面台の下でも活躍してくれます。こちらも扉の裏に掛けています。
また、家の中でもとくにカビが生えやすい場所の一つ、トイレにも向いていると思います。香りがいいので、芳香剤としてもgood!
【豆知識編】賃貸・集合住宅におけるシンク下の臭いの対処法
ここまでは実際に使ってみた感想をお伝えしましたが、これは持ち家・一戸建て目線でのお話。賃貸住宅やマンションなど集合住宅にお住まいの方は、また違った悩みをお持ちかもしれません。ここからは、豆知識編として賃貸・集合住宅ならではの臭いの対処法についてご紹介します。
賃貸住宅ならではの悩みと対処法
賃貸の場合、シンク下の臭いに気づいても「自らがどこまで手を入れていいのか?」に悩む人が少なくありません。賃貸でも気軽に試せる2つの方法があります。
① シンクにお湯を張り、一気に流す
② パイプクリーナーを使う
それぞれのポイントを見てみましょう。
① シンクにお湯を張り、一気に流す
シンク下の臭いの対処法として、簡単かつ効果が高いといわれているのが、シンクにお湯を張って流すという方法です。コツは「一気に流す」こと。下記を参考に、ぜひ試してみてください。
<お湯一気流しの手順>
- 排水口のゴミ受けを一旦取り出し、ビニール袋に入れて再び排水口に設置する
※排水口を塞ぐための作業です。
- シンクの半分くらいまでお湯をためる。お湯の温度は40〜50℃にすること。
※50℃を超えるような熱湯になると、配管が溶けてしまう恐れがあるのでくれぐれもお湯の温度には注意してください。
3.お湯がたまったら、ビニール袋に入れたゴミ受けを外して、一気にお湯を流す。
② パイプクリーナーを使う
上記①の方法を試しても臭いが消えない場合は、パイプクリーナーを使用して洗浄してみましょう。排水管の中までしっかり洗浄することで、臭いが解消できることがあります。パイプクリーナーは液状タイプのものがおすすめです。
手に負えないと思ったら迷わず管理会社に相談を!
上記の方法を試しても改善しない場合や、明らかに配管などの破損が見られる場合は、無用なトラブルを避けるためにも、迷わず管理会社や大家さんに相談するようにしましょう。費用は、借り主の過失でなければ、基本的に自身が負担することはありません。
ディスポーザーが装備されている場合の対処法
近年、ディスポーザーが標準装備されている集合住宅が増えています。もし、ご自宅にディスポーザーが備え付けられているとしたら、それが臭いの原因になっている可能性も。そんなときに試してみたい掃除法を2点紹介します。
① 重曹・クエン酸・氷を使う掃除方法
まず試したいのが、重曹、クエン酸、氷を使った方法です。
重曹はアルカリ性の性質を持っているため、油汚れや焦げ付きといった酸性の汚れを落とすのに効果的といわれています。一方、クエン酸は酸性の性質を持っているため、魚の生臭さや水あかといったアルカリ性の汚れを落とすのに効果的。ディスポーザーの内部には、酸性・アルカリ性どちらの汚れも付着していますから、重曹とクエン酸を使うことでダブルの効果が得られるというわけです。では、氷にはどんな効果があるのかというと、細かい部分の汚れが落ちやすいといわれています。というのも、ディスポーザーに氷を入れると細かく粉砕されるので、隅々までカケラが届きやすいのです。氷のみでも効果が高いといわれるほどなので、重曹やクエン酸がすぐに用意できない場合は、氷のみで試してみてはいかがでしょうか。氷だけを使う方法は、下記手順の1→7→8となります。
<重曹・クエン酸・氷の3種を使ったお掃除手順>
- ディスポーザーに水を流して、大きな汚れを取り除いておく
- 重曹を1/2カップ、クエン酸を1/4カップ用意する
- 重曹を振りかける
- クエン酸を振りかける
- お湯(60℃以下)を少しずつ流す
※熱湯はディスポーザーを傷めてしまう恐れがあるので、絶対に使用しないこと。60℃以下を心がけましょう。
※お湯を少し流すと、泡が立ち始めます。この泡にも汚れを落とす効果があるので、泡を洗い流してしまうほどのお湯は入れないこと。
- 30分ほど放置する
- ディスポーザーの半分くらい氷を入れて、蓋をして回す
- 最後に水を流し、蓋を洗う
② 便利アイテムを活用してお掃除してみましょう
できるだけ手間をかけずに、ディスポーザーをきれいにしたいなら、ウッディラボの「バイオサイクル ディスポーザー用」がおすすめです。バイオサイクルは、天然のバクテリアが主成分の自然派クリーナー。人にも環境にもやさしい商品です。液体タイプなので、ディスポーザーに適量を垂らすだけでOKというお手軽さも魅力。渋柿エキスが配合されているので、消臭効果も期待できます。
上記の掃除法を試しても改善がみられなかったり、あるいはディスポーザー自体に不具合が見つかったりしたときも、管理会社や大家さんに相談してみましょう。不具合を知っているのに長期間放置してさらに悪化させた場合や、自己判断で修理をしてしまった場合などは、修理等にかかる費用が自己負担になる可能性があります。
気になるシンク下の臭いには頼りになる「シンク下の衛生当番」を!
シンク下の臭いは不快なものですが、何かトラブルが起きていることを知らせてくれているサインでもあります。臭いからトラブルの原因が特定できることも少なくないため、対処の仕方もおのずと見えてきます。ただ、臭いがしなくても静かに不具合が起きていることも。
何か問題が発生しても被害を最小限に食い止められるよう、普段から意識は向けていたいところです。
賃貸住宅や集合住宅の場合は、自分でできる範囲の対処法が限られてしまいます。近年では、ディスポーザーが標準装備されている集合住宅も珍しくないため、それが臭いの原因なってしまうことも。状況に合わせた対処法を試してみましょう。
「シンク下の衛生当番」は、住宅の形態を選ばない便利に使える商品です。消臭はもとより、防カビ・防虫・除湿までこなす優れもの。置いておくだけでシンク下の衛生状態が守られるのはもちろんのこと、その存在が目に入ることで自然とシンク下全体に意識が向くようになるのも大きなメリットです。シンク下の臭いが気になるときは、一度お試しになってみてはいかがでしょうか。
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