寒い時期にもカレーを食べよう! 〜スパイスの健康効果〜

テレビCMから生まれた「おせちもいいけどカレーもね」というフレーズが、すっかりおなじみになった日本のお正月。その効果もあるからなのか、近年は冬でもカレーを食べたい人が増えているそうです。じつは、冬にカレーを食べるというのは、理にもかなっているといいます。それはいったいなぜなのか? 今回は、寒い時期にもカレーを食べた方がいい理由について掘り下げていきます。

寒い時期にもカレーを食べるべき理由とは?

カレーは究極の健康食ともいわれるほど、さまざまな効能が期待できます。そのカギとなるのが、カレーに使われている多種多様な「スパイス」。これこそが、寒い時期にもカレーを食べた方がいい理由です。ここでは、カレーをカレーたらしめるスパイスがもたらす冬にうれしい効果を3点紹介します。

体を温める効果

カレーに使われるスパイスで、よく知られているものの一つが「唐辛子」です。スパイスとしては「カイエンペッパー」や「チリパウダー」という名前で販売されることもあります。唐辛子に含まれる「カプサイシン」という辛み成分は、体温を上げて、血行を促す働きがあることが認められています。

免疫力を高める効果

「ターメリック」もカレーには外すことのできないスパイスです。日本では「ウコン」という呼び方のほうが、なじみがあるかもしれません。ターメリック(ウコン)に含まれる「クルクミン」はカレーの黄色の「素」となる成分で、多くの効能が報告されています。そのなかでよく知られているのが強力な「抗酸化作用」です。細胞の酸化が防げるため、免疫力アップが期待できます。

抗炎症作用

カレーには「ショウガ」もたっぷり入っています。あのピリッとした辛みの正体は「ジンゲロール」や「ショウガオール」という成分で、血行促進作用や抗炎症作用があることがわかっています。ショウガが風邪に効くのはそんな効能があるから。カレーの本場・インドでも風邪をひいたときにはショウガをたっぷり入れたカレーをつくるそうです。

カレー小話① 〜冬カレーが人気上昇中のワケ〜

冬カレーの人気が高まっているのは、カレーに使われるスパイスには体を温める作用があるという知識が浸透したからではないかと分析されています。実際、それを裏付ける研究結果も報告されています。「温活」の一環としてカレーを食べる機会が増えていることも人気を押し上げる要因になっているようですよ。

カレーに冬野菜を取り入れて、健康効果アップ!

煮込むことで真価を発揮するといわれている冬野菜。カレーとの相性も抜群です!ここでは、比較的手に入りやすいおすすめの冬野菜を5つ紹介します。

レンコン

穴があいていて、先を見通せることから「将来の見通しがきく」縁起物として親しまれているレンコン。おせち料理でもおなじみの食材です。栄養豊富なことでも知られています。特筆すべきは「ビタミンC」の量で、みかんのおよそ1.5倍にもなるそうです。レンコンのビタミンCは、加熱しても壊れにくいのだとか。レンコンは食物繊維も豊富で、抗酸化作用があるポリフェノールの一種「タンニン」なども含まれています。

かぶ

旬が「春」と「秋〜冬」の2度あるかぶ。とりわけ11月から1月にかけては、ほかの時期よりも甘みが増すといわれています。かぶは根に注意が向きがちで、葉を使い切れない人も少なくないようですが、それはもったいない!かぶは葉にも栄養素が豊富に含まれており、その代表格が、「カルシウム」。かぶの葉には、コップ半分(およそ100ml)の牛乳と同等のカルシウム量が含まれているそうです。さらにうれしいのが、ビタミンKも豊富なこと。ビタミンKは、摂取したカルシウムを骨に定着させる役割を担っています。かぶの葉は、骨の健康に必須の栄養素を同時に摂れる優秀食材なのです。

大根

春の七草のひとつ「すずしろ」としても知られる大根。古くから日本人に親しまれる野菜ですが、そのルーツは地中海沿岸で、日本には奈良時代に伝わったとされています。全国各地にご当地大根(神奈川の三浦大根、鹿児島の桜島大根など)があるなど種類が豊富な大根は、年間を通して流通していますが、甘みが増しておいしくなるのは秋から冬にかけて。大根には「ジアスターゼ」という消化酵素が含まれており、胃腸の働きを活発にし、胃もたれや胸焼け、二日酔いを防ぐ効果があります。

白菜

白菜の英語名は「Chinese cabbage」。その名のとおり、原産地は中国北部です。日本へ伝わったのは、明治時代の初期。ずいぶん昔から食べられていそうなイメージがありますが、歴史はそう古くはありません。白菜の特徴はなんといっても水分含有量です。95%が水分といわれており、その多さは野菜のなかでもトップクラス。そのため、栄養価が低いと思われがちですが、ビタミンCやビタミンK、カリウム、葉酸などの栄養素がバランスよく含まれています。カロリーが低く、食物繊維も豊富なので、便秘解消や糖尿病の予防などにも役立ちます。

ブロッコリー

ブロッコリーの旬は11月から3月。冬に旬を迎えるブロッコリーには、「タンパク質」や「ビタミンB6」を多く含んでいます。どちらも筋肉の材料になる栄養素なので、筋トレをする人が好んで食べることでも知られています。クセのない味わいは、大人はもとより子どもにも人気。2026年度からは「指定野菜」に分類され、安定した供給が見込めます。

カレー小話② 〜カレーにちなんだ日が多い冬〜

冬はカレーにちなんだ日がけっこうあります。以下に一部を紹介します。

【12月1日 カレー南蛮の日】

カレー南蛮の開発から100年を迎えた2010年に制定された記念日です。日にちは考案した蕎麦店の店主の誕生日に由来します。

【1月22日 カレーの日】

1982年、社団法人全国学校栄養士協議会が学校給食週間(1月24日から1月30日まで)の前に、子どもたちに好まれていたカレーを全国の学校給食メニューとして提供を呼びかけたことに由来します。

【2月12日 レトルトカレーの日】

1968年の2月12日に、日本初のレトルトカレー「ボンカレー」が発売されたことに由来します。

スパイスを活用して、おいしく、元気に寒い冬を乗り越えましょう!

カレーにはさまざまな健康効果があることが知られています。そのカギとなるのが、カレーをカレーたらしめる多種多様な「スパイス」です。冬のカラダにも期待できる効能が盛りだくさん。近年、冬カレーの人気が高まっている理由も、そこにあるようです。冬は、栄養豊富な野菜が多く出まわる時期でもあります。冬野菜はカレーとの相性も抜群です。今冬は、カレーに冬野菜を取り入れて、おいしく、元気に過ごしましょう!

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