洗濯マーク一覧|洗濯表示の意味を知り、衣類を正しく洗おう

洗濯マークとは、衣類を洗濯する際に必要な情報を示したマークのこと。一般的には、衣類の内側についているタグに記載されています。「洗濯表示」とも呼ばれますが、正式名称は「取扱い表示」といいます(繊維製品品質表示規程第2条第3号)。

大切な衣類を長く使うためには、洗濯マークの意味を正しく理解し、適切にお手入れすることが大切です。この記事では、洗濯マーク一覧をご紹介いたします。

洗濯マークとは?

洗濯マークとは、お手入れ方法の上限を示したマークのことです。お手入れにより衣類にダメージを与えないために記載されています。

洗濯マークは、以下5つの「基本記号」があり、さらに強さや禁止、温度などを表す「付加記号」や「数字」で構成されて、全部で43種類あります。

洗濯マークの5つの基本記号
  • 家庭洗濯……家庭での洗い方
  • 漂白……使用できる漂白剤の種類
  • 乾燥……乾かし方
  • アイロン……アイロンのかけ方
  • クリーニング……クリーニングの種類

以前は日本独自の洗濯マークが使用されていましたが、2016年12月から国際規格(ISO)に合わせた新しい洗濯マークに変わり、日本語の表記がなくなりました。洗濯マークだけで伝えられない情報は、マークの近くに付属用語で記載されることになっています(例:洗濯ネット使用、裏返しにして洗う など)。お手入れの際は、これらもしっかり確認しましょう。

洗濯マーク一覧

ではここからは、5つの基本記号別に、洗濯マークの意味を一覧でご紹介いたします。

家庭洗濯

家庭での洗い方を示す洗濯マークは、全部で15種類あります。

洗濯マーク_たらいに95の数字が記入されている液温は95℃を限度とし、洗濯機で洗濯ができる洗濯マーク_たらいに40の数字が記載されている液温は40℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯ができる
洗濯マーク_たらいに70の数字が記載されている液温は70℃を限度とし、洗濯機で洗濯ができる洗濯マーク_たらいに30の数字が記載されている液温は30℃を限度とし、洗濯機で洗濯ができる
洗濯マーク_たらいに60の数字が記載されている液温は60℃を限度とし、洗濯機で洗濯ができる洗濯マーク_たらいの下に下線があり、30の数字が記載されている液温は30℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯ができる
洗濯マーク_たらいの下に下線があり、60の数字が記載されている液温は60℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯ができる洗濯マーク_たらいの下に二重下線があり、30の数字が記載されている液温は30℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯ができる
洗濯マーク_たらいに50の数字が記載されている液温は50℃を限度とし、洗濯機で洗濯ができる洗濯マーク_たらいに、手のイラストが記載されている液温は40℃を限度とし、手洗いができる
洗濯マーク_たらいの下に下線があり、60の数字が記載されている液温は50℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯ができる洗濯マーク_たらいにの下に下線があり、手のイラストが記載されている液温は30℃を限度とし、手洗いができる
洗濯マーク_たらいに40の数字が記載されている液温は40℃を限度とし、洗濯機で洗濯ができる洗濯マーク_たらいにバツが書かれている家庭での洗濯禁止
洗濯マーク_たらいの下に下線があり、40の数字が記載されている液温は40℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯ができる 

桶マークの下の横線は、水流の弱さを表す付加記号です。本数が増えるほど「弱く(または低温で)」洗うという意味になります。

洗濯機で洗える衣類の場合、洗濯に使う水の温度の上限は数字で示されています。手洗いマークは数字がないためわかりにくいですが、桶マークの下に横線がない場合は40℃、「―」なら30℃となります。

漂白

漂白剤に関する情報を示す洗濯マークは、全部で3種類あります。

洗濯マーク_三角形塩素系及び酸素系漂白剤を使用して漂白ができる
洗濯マーク_三角形に二重線が示されている酸素系漂白剤の使用はできるが、塩素系漂白剤は使用禁止
洗濯マーク_三角形にバツが記載されている塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止

刺激の強い塩素系漂白剤は、基本的に色柄物には使えません。「三角形に柄がついている(縞模様)なら、使用できるのは酸素系漂白剤のみ」と覚えておくとよいでしょう。

乾燥

衣類の乾かし方を示す洗濯マークは、まずタンブル乾燥に関するマークが3種類あります。タンブル乾燥とは、ドラムを回転させながら中に入っている衣類に熱風を当てて乾燥させる方法です。

洗濯マーク_正方形のなかに丸があり、中央に2つの点が記載されているタンブル乾燥ができる (排気温度上限80℃)
洗濯マーク_正方形のなかに丸があり、中央に1つの点が記載されている低い温度でのタンブル乾燥ができる (排気温度上限60℃)
洗濯マーク_正方形のなかに丸があり、そのうえにバツが記載されているタンブル乾燥禁止

先ほど紹介した家庭洗濯(家庭での洗い方を示す洗濯マーク)では、温度は数字で示されていましたが、タンブル乾燥の洗濯マークでは、温度を示す付加記号「・」が用いられています。この数が多いほど、温度の上限は高くなります。

そして、自然乾燥に関するマークは8種類あります。

洗濯マーク_正方形の枠のなかに、縦棒が一本記載されているつり干しがよい洗濯マーク_正方形の枠のなかに、横棒が一本記載されている平干しがよい
洗濯マーク_正方形の枠のなかに、縦棒が一本、左上に斜めの線が記載されている日陰のつり干しがよい洗濯マーク_正方形の枠のなかに、横棒が一本、左上に斜めの線が記載されている日陰の平干しがよい
洗濯マーク_正方形の枠のなかに、縦棒が二本記載されているぬれつり干しがよい洗濯マーク_正方形の枠のなかに、横棒が二本記載されているぬれ平干しがよい
洗濯マーク_正方形の枠のなかに、縦棒が二本、左上に斜めの線が記載されている日陰のぬれつり干しがよい洗濯マーク_正方形の枠のなかに、横棒が二本、左上に斜めの線が記載されている日陰のぬれ平干しがよい

「つり干し」とは、ハンガーや物干し竿などにつるして干すこと。「平干し」とは、平らな場所に広げて干すことをいいます。また、「ぬれつり干し」や「ぬれ平干し」は、洗濯機で脱水したり、手で水を絞ったりせずに、濡れたまま干すことを意味しています。

アイロン

アイロン仕上げに関する洗濯マークは、全部で5種類あります。

洗濯マーク_アイロンのイラストのなかに3つの点がある底面温度210℃を限度としてアイロン仕上げができる洗濯マーク_アイロンのイラストのなかに1つの点があり、下から噴出する上記に対してバツが記載されている底面温度120℃を限度としてスチームなしでアイロン仕上げができる
洗濯マーク_アイロンのイラストのなかに2つの点がある底面温度160℃を限度としてアイロン仕上げができる洗濯マーク_アイロンのイラストにバツが記載されているアイロン仕上げ禁止
洗濯マーク_アイロンのイラストのなかに1つの点がある底面温度120℃を限度としてアイロン仕上げができる 

アイロンもタンブル乾燥同様に、上限温度は付加記号「・」で示されています。

クリーニング

クリーニングの種類を示す洗濯マークは、まずドライクリーニングに関するマークが5種類あります

洗濯マーク_丸のなかにアルファベットのPが記載されているパークロロエチレン又はジブトキシメタン若しくは石油系溶剤又はデカメチルペンタシクロシロキサンによるドライクリーニングができる洗濯マーク_丸のなかにアルファベットのFが記載され、下に下線がある石油系溶剤又はデカメチルペンタシクロシロキサンによる弱いドライクリーニングができる
洗濯マーク_丸のなかにアルファベットのPが記載され、下に下線があるパークロロエチレン又はジブトキシメタン若しくは石油系溶剤又はデカメチルペンタシクロシロキサンによる弱いドライクリーニングができる洗濯マーク_丸に重ねてバツが記載されているドライクリーニング禁止
洗濯マーク_丸のなかにアルファベットのFが記載されている石油系溶剤又はデカメチルペンタシクロシロキサンによるドライクリーニングができる 

そして、ウエットクリーニングに関するマークが4種類あります

洗濯マーク_丸のなかにアルファベットのWが記載されているウエットクリーニングができる
洗濯マーク_丸のなかにアルファベットのWがあり、下に下線がある弱い操作によるウエットクリーニングができる
洗濯マーク_丸のなかにアルファベットのWがあり、下に二十下線がある非常に弱い操作によるウエットクリーニングができる
洗濯マーク_丸のなかにアルファベットのWがあり、重ねてバツが記載されているウエットクリーニング禁止

〇の下にある横線は、家庭洗濯と同じく衣類を洗うときの強さを示しており、本数が多いほど「弱く」洗うことが求められます。

出典:家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程の改正について―衣類等の洗濯表示が変わります―|消費者庁(PDF)

水洗いできない衣類には「WASHLYアウターウェア用」が便利!

家庭で洗濯ができない衣類は、クリーニングに出すしかありません。しかし、着るたびにクリーニングに出すのはなかなか大変ですよね。ご家庭に一つ、水を使わない衣類用洗剤を用意しておくと、洗いにくい衣類もきれいな状態をキープしやすくなり、クリーニングの頻度も減らすことができます。

ウッディラボの「WASHLYアウターウェア用」は、衣類にシュッとスプレーするだけで汚れや臭いを取り除けるお手軽洗剤。商品名は“アウターウェア用”ですが、電熱ベストや帽子、カバン、さらに衣類以外にもベビーカーやソファなど、丸洗いが難しいさまざまなアイテムにご使用いただけます。汚れは、時間が経つほど落ちにくくなります。このような気軽に使える洗剤があると、ちょっとした汚れもすぐに落とせるので便利ですよ。

ただ、水洗い不可の洗濯マークがある衣類の場合は、目立たないところで試してから使用するようにしてください。

※革や毛皮、和装品には使用しないでください。
※スプレー後、長時間放置すると、輪ジミの原因になる可能性があります。
※その他、ご使用上の注意をよく読んだうえで正しくご使用ください。

衣類は洗濯マークに従って正しくお手入れを

洗濯マークとは、衣類にダメージを与えないように、お手入れ方法の上限を示したマークのことです。「このようにお手入れしてください」という意味ではありませんので、注意しましょう。また、日本の洗濯マークも国際規格に統一されたことで、マークから日本語の表記がなくなり、参考情報は付属用語で記載されることになりました。衣類をお手入れする際は、洗濯マークだけでなく、タグに記載されている情報全般をしっかり確認することが大切です。

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