カーペットのダニ退治と予防法~一年中使えるオールシーズン対策ガイド

カーペットは部屋をあたためてくれて、防音性もあり、とても便利なアイテムです。しかしその一方で、ダニが潜みやすい場所でもあります。「掃除しているのに、子どもがくしゃみをする」「夏だけではなく冬も、虫刺されのようなかゆみが気になる」などのお悩みをもつご家庭は、実は少なくありません。

ダニは季節にかかわらず、繁殖しやすい条件がそろえば増えてしまいます。だからこそ、退治するだけでなく、日頃からの予防が大切です。今回は、毎日の暮らしのなかでできるカーペットのダニ対策を紹介します。

<この記事のポイント>
●カーペットは温度・湿度・エサがそろいやすく、ダニが一年中発生しやすい
●ダニの死骸やフンによるアレルギーリスクがある
掃除機はゆっくり重ねがけが基本。裏面までケアすると効果的
●天日干し・スチーム・乾燥機で熱と乾燥を与えるとダニ対策になる
●日々のダニ対策は、ダニよけアイテム+お掃除

なぜカーペットにダニが発生するの?

カーペットは、家の中でもダニが発生しやすい場所のひとつです。ダニは、年間を通して室内に潜んでおり、温度・湿度・エサの3つの条件がそろうと、どんどん増えてしまいます。まずは、ダニが好む3つの条件と、カーペットのダニを放置するとどのようなリスクがあるのかについて、詳しく見ていきましょう。

ダニが好む3つの条件【温度・湿度・エサ】

ダニは、温度20℃以上、湿度60%以上の環境を好むといわれています。そのため、気温と湿度が高くなる夏前の梅雨時期に、最も繁殖しやすくなります。温度が10℃以下、湿度50%以下になると発生しにくくなるといわれています。とはいえ、完全に死滅することはなく、冬でも暖房などの使用で条件が揃えば繁殖する可能性があります。

カーペットは、暖房や人の体温によって冬でも温度20~30℃程度、湿度が60%前後に保たれます。おまけに、ほこりや人の皮脂、髪の毛など、ダニのエサも豊富にあります。カーペットは家の中でいちばん低い位置にあるため、ダニのエサが常に落ちている状態になりやすいのです。

温度・湿度・エサの3つが揃いやすいカーペットは、ダニにとっては快適な住み家といえるでしょう。

放置するとダニアレルギーのリスクが高まる

カーペットに発生したダニをそのまま放置すると、ダニアレルギーを発症するリスクが高まります。

特に注意が必要なのが、生きているダニよりもダニの死骸やフンです。ダニの死骸やフンを体内に吸い込むと、目のかゆみや、くしゃみなどのアレルギー症状が出てしまうことがあります。そのほか、皮膚のかゆみや湿疹などの症状が出る人もいます。

カーペットやラグは、ふさふさした繊維や素材に厚みがあるものも多く、ゴミがたまりやすい構造となっています。ダニの死骸やフンはとても細かいため、繊維の奥に入り込んでしまうのです。

カーペットのダニ退治に効果的な方法

カーペットのダニ退治には効果的な方法がいくつかあります。いつもの掃除を少し変えて、ダニの少ない環境をつくってみましょう。

ダニのフンや死骸を掃除機で吸い取る

ダニのフンや死骸はとても細かいので、掃除機がけが効果的です。

ポイントは、掃除機をゆっくり動かし、重ねがけすること。いつもと同じかけ方では、繊維の奥に入り込んだダニの死骸やフンまで取り除くことはできません。掃除機のヘッドをカーペットにあてて、「前に進める・後ろに戻す」を繰り返しながら、ゆっくり動かします

まず縦方向にかけた後で、横方向にもかけると、多くのゴミを吸い取りやすくなります。カーペット専用の回転ブラシつきノズルを使うと、さらに効果的です。また、カーペットの表面だけでなく裏面も掃除機をかけましょう。そうすることで、カーペットの裏側に逃げたダニも取り除くことができます。

天日干しする

ダニは乾燥に弱く、高温の環境を嫌います。天日干しで熱と乾燥を与えることで、ダニを弱らせることができます。お天気の良い日にはカーペットを天日干しして、湿気を飛ばし、しっかり乾燥させましょう。風通しが良い場所に干すことも大切です。ただし、長時間の天日干しは、色褪せの原因になります。また、カーペットによっては、陰干しを推奨している製品もあるので、素材や取扱説明書を事前に確認し、正しい方法で干しましょう。

スチームアイロン、または乾燥機を活用する

ダニは温度50℃以上になると活動が鈍くなり、60℃で死滅するといわれています。ダニを退治するために、乾燥機やスチームアイロンで熱を与えるという方法も試してみましょう。

スチームアイロンは、カーペットに直接スチームをあてます。スチームアイロンなら、カーペットの奥まで熱を届けられるので、潜んでいるダニも死滅させることができるでしょう。そして、スチームをあてた後は、しっかり乾燥させることが大切です。湿気が残っていると、カーペット内の湿度が上がり、逆にダニにとって快適な環境が生まれてしまいますので、注意しましょう。

乾燥機を使用する場合は、コインランドリーなどの大型乾燥機や布団乾燥機を活用してみてください。

ただし、乾燥機もスチームアイロンも、素材によっては、生地が劣化したり、使用を禁止されていたりする場合もあります。洗濯表示で使えることを確認したうえで利用してくださいね。

ダニ退治の後は、ダニをよせつけない予防を!

ダニを退治しても、湿気や食べこぼし、ほこりがあればダニはまた、すぐに発生してしまいます。そこで必要なのは、ダニを寄せつけないように予防をすること。ここからは、普段からできる3つの対策をご紹介いたします。これらを習慣にすることで、ダニが発生しにくい環境をキープしましょう。

カーペットの裏の湿気を取り除く

ダニは湿気を好むため、カーペットに湿気をためこまないことが大切です。そのために、天気の良い日には窓を開けて換気をしましょう。部屋の空気を入れ替えるだけでも、カーペットの下にこもる湿気を減らすことができます。換気をする際、カーペットは敷いたまま半分に折って、裏面を空気にふれさせましょう。反対側も同様にして風を通すと、カーペットの下にたまった湿気を飛ばすことができます。

こまめに掃除機かけ&コロコロ

カーペットのダニを増やさないためには、カーペットに落ちたダニのエサを放置しないこと。こまめに掃除機やコロコロをかけて、ほこりや髪の毛、食べかすといったダニのエサになるゴミや汚れを取り除きましょう。コロコロは掃除機と違って音が出づらいので、夜間でも気軽に使うことができます。気になったゴミや汚れをすぐに取り除けるので、掃除機と組み合わせて使うことで、カーペットのきれいな状態をキープしやすくなります。

掃除機は、先ほどお伝えしたように「ゆっくりと・重ねて」かけるのがポイントです。特別な掃除をしなくても、普段からこれを意識するだけで、ダニを大幅に減らせますよ。

ダニよけアイテムを効果的に活用する

忙しい日々のなかで、こまめなお掃除が難しいこともありますよね。そんなときは、ダニよけアイテムを上手に活用しましょう。

ウッディラボの「ダニよけシリカ」は、天然由来の香りを活用したダニよけアイテムです。カーペットの下に置くだけで、約90日間(※)、ダニよけと防カビの効果が続きます。使用後は半日程度天日干しをすると、除湿剤として使うこともできます。殺虫成分不使用で、自然派の方にもおすすめ。アロマによるさわやかな香りが楽しめます。

※効果は環境によって異なります。あくまで目安です。

カーペットはダニ対策&ダニ予防が欠かせない

カーペットは、家に中でも特にダニが発生しやすい場所です。ダニ対策は手間がかかり大変だと思われがちですが、換気やダニよけアイテムの活用でダニを減らせます。正しい退治方法と予防で、家族が安心してくつろげる快適な住環境を保ちたいですね。

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