「キッチンリセット」を日々の習慣に!続けるコツや手抜きのポイントをご紹介
近年、SNSなどで話題になっている「キッチンリセット」をご存知でしょうか。キッチンをきれいにキープする習慣として、誰でも簡単にできる掃除術です。では、どんなメリットがあり、どう行えばいいのでしょうか。キッチンリセットのやり方とともに、長く続けられるコツを紹介します。キッチンリセットを習慣にして、ピカピカのキッチンに整えましょう。
キッチンリセットとは?長期的なメリットがあるお掃除術
キッチンリセットは、SNSを中心に話題となっていますが、ご存じない方も多いかもしれません。メリットを見ていく前に、まずは、キッチンリセットがどのような掃除術なのかを解説します。
そもそも、「キッチンリセット」とは?
キッチンリセットとは、キッチンに生じた汚れをその日のうちに取り除き、元の状態に戻す(=リセットする)ことを意味します。通常、その日の最後の調理や片づけの後に行われます。文字にするとおおげさなイメージもありますが、程度の差こそあれ、多くの人は実践しているはずです。たとえば、夕食後、食器を洗うついでにシンクを磨いたり、ワークトップを拭き上げたりするなど、以前から昔から行われてきたキッチン掃除の一部分がキッチンリセットなのです。ここにきて注目されるようになったのは、実効性の高さが再認識されたからでしょう。事項でメリットを紹介していきます。
キッチンリセットのメリット
キッチンリセットを実践するメリットは、「汚れがたまりにくく、こびりつきにくくなる」こと。継続することで、以下のような効果もあります。
- お手入れがラクになる
- 大掃除が格段にラクになる
- 料理の効率が上がる
- 翌朝、きれいに整ったキッチンで気持ちよくスタートが切れる
キッチンがきれいな状態でキープされることから、「気持ちもスッキリする」など、心理的にも良い影響があるようです。
キッチンリセットのやり方
では、キッチンリセットのやり方を具体的に見ていきましょう。多くの場合、夕食の後片付けが終わった後に実践されるため、できるだけ手早く簡単に済ませるのがポイント。こうするべき、という決まりはありませんが、目安として3つの作業工程があります。各工程の作業内容を順に紹介していきます。
工程① シンクを洗う
夕飯の洗い物をしたながれで、シンクも洗ってしまいましょう。大まかな手順は次のとおりです。
- シンクを洗い流す
- 排水口のゴミを取り除き、ゴミ受けやフタを洗う
- 新しい水切りネットを装着する
※三角コーナーを使っている場合は、排水口と同じようにお掃除します。
工程② コンロ周辺の油汚れを落とす
次は、コンロ周辺の作業に移ります。油汚れが少ない場合にはクロスなどでの水拭き、少し油が飛び散っている場合には、お掃除用のシートや、重曹スプレーを使って拭き取ると良いでしょう。
一見した限りでは汚れているように見えなくても、調理後のコンロ周辺は何かしらの飛び散りがあるものです。揚げ物など油を使って調理したときは言わずもがな。とはいえ、たいていの汚れは水拭きだけで十分落とせます。ただし、水拭きを繰り返すことで逆に油汚れが蓄積してしまうという恐ろしい実験データも。「水に油は溶けない」ため、かえって油が残ってしまうのです。逆に、「キッチンタオルやキッチンペーパーは油を吸収しやすい」構造になっています。軽い油汚れの場合は、水拭きよりも「から拭き」をおすすめします。
から拭きではきれいにならない、かえって油が広がってしまうなど、気になるときは、重曹を使うのがおすすめです。1本あると便利な重曹スプレーの作り方と使い方を以下に紹介します。
<重曹スプレーの作り方>
⚫️用意するもの
・重曹
・水
・スプレーボトル
・計量カップ
・計量スプーン
⚫️作り方
200mlの水に重曹(小さじ2杯が目安)を加えて混ぜ合わせれば完成です。溶け残りがないように、しっかりかき混ぜましょう。重曹が完全に溶け切ったらスプレーボトルに移します。
※市販の洗剤と違って劣化しやすいため、一度作った重曹スプレーは、一週間以内に使い切るようにしましょう。
<重曹スプレーの使い方>
使い方もいたって簡単!汚れにシュッと吹きかけて、乾いた布やタオルで拭き取るだけです。
工程③ キッチン全体を拭き上げる<仕上げ>
最後に、キッチン全体を拭き上げます。アルコール除菌スプレーをキッチンペーパーなどに吹きかけて拭いていきましょう。余力があれば、シンクの内側についた水滴も拭き取るのも◎。水けを残さないことで、カビや悪臭、虫の発生などの予防になります。
キッチンリセットを長く続けるコツ
キッチンリセットはとっても簡単な掃除術といっていたのに、「な〜んだ、3つも工程があるのか……」とガッガリした方、大丈夫です! 次に紹介する3つのコツをご覧ください。
これなら続けられる!3つのコツ
掃除が苦手な方にはとくにお伝えしたい3つのコツ。順に紹介していきます。
コツ① 工程は減らしてもOK!
キッチンの汚れ具合に応じて、臨機応変にいきましょう。たとえば、食事を外食や出来合いのもので済ませた日。洗うのはお皿とマグカップくらいという状況なら、コンロ周辺のお掃除はもちろん、シンクを洗う必要もないかもしれません。ただ、キッチンを使った以上、ワークトップをサッと拭くくらいはしたいもの。2分もあればできる作業ですから、まずはそれだけでも続けてみませんか。
コツ② 夕飯の洗い物をした後すぐにやる
ちょっと一息ついてから……、見たいテレビがあるから……と、一息ついてしまうと、キッチンリセットに戻るのが億劫になります。夕飯の洗い物をし終えたら、その勢いを弱めずに続けてやっちゃいましょう。どうしても乗り気になれない日は、手を抜くのもアリです。シンクをさっと流すだけなど、気になるところだけお掃除を済ませましょう。コツ①でお伝えしたように工程を減らしたっていいのですから。
コツ③ ワークトップやコンロ周辺に物を置かないようにする
ワークトップをサッと拭き上げるだけでもOKという「ゆるさ」も魅力のキッチンリセット。とはいえ、キッチンの上がごちゃごちゃしていたら、サッと拭くことさえままなりません。キッチンリセットを手早く、簡単に済ませたいなら、お掃除する場所に物を置かないこと。できれば、シンク内に置きっぱなしになるモノも減らしたいところです。昨今は三角コーナーを使わない家庭が増えているようです。その理由のひとつが、掃除の手間がかかるから。最近は、ポリ袋スタンドなど代用できる便利グッズが揃っているので、これを機に見直してみるのもいいかもしれません。
キッチンリセットをさらに手軽にするおすすめのお掃除グッズ
キッチンリセットを習慣にするには、便利なグッズに頼るのもひとつの方法です。
おすすめしたいのが、ウッディラボの「キッチンピカピカセット」と「キッチンの虫対策セット/3種類4個入り」。まずは、どの商品にも共通する魅力を2点ご紹介。
⚫️天然由来の成分が使われていること
ウッディラボの商品は、殺虫剤や忌避剤などの強い薬品は一切使われていません。なので、小さいお子さんがいるご家庭も使いやすいアイテムです。
⚫️使い方がいたってシンプル
どの商品も、「置くだけ」もしくは「スプレーするだけ」というお手軽さ。短時間でさっとお手入れできます。
「キッチンピカピカセット」と「キッチン虫対策セット」に含まれる内容は以下のとおりです。
【キッチンピカピカセットの内容】
- バイオサイクル ディスポーザー用
バイオ菌の働きで汚れや臭いを分解します。シンクの掃除につかえ、流すだけで排水管の掃除に。ディスポーザーだけでなく、キッチン周り全般に使えるエシカル洗剤です。 - シンク下の衛生当番
シンク下に置くだけで、除湿・防カビ・防虫・消臭効果が期待できる優れものです。
【キッチンの虫対策セット/3種類4個入りの内容】
- 虫キライスプレー(本体と詰め替え用)
スプレーするだけ。天然由来の香りの働きで、コバエやゴキブリ、カメムシなど嫌な虫を遠ざけます。 - シンク下の衛生当番
シンク下に置くだけで、除湿・防カビ・防虫・消臭効果が期待できる優れものです。 - ダニよけシリカ 食糧庫用
小さな乾燥剤の形で、天然由来の香りによりダニを遠ざけます。アロマが気になるかもしれませんが、使用するうちに落ち着きます。ほのかな香りで、キッチンのイヤな臭い対策にも。
キッチンの掃除が劇的にラクになる「キッチンリセット」
キッチンリセットは、言葉こそ新しいものの、昔から行われてきたキッチン掃除の一環です。なので、すでに習慣化している人もいるのではないでしょうか。実践中の方は、これからもコツコツ続けていきましょう。後回しにしがちだった人や掃除に苦手意識がある人は、今日からさっそく始めてみませんか?ワークトップをサッと拭き上げるたり、シンクをサッと洗い流すだけでも、きれいさや掃除のしやすさが格段に違ってくることを実感できるはずです。きれいなキッチンをキープするために、便利なアイテムも活用してみてくださいね。
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