【梅雨のカビ対策に】初めてのエプロン内のカビ予防アイテム!「お風呂の衛生当番」で快適なお風呂に【お掃除ブロガーレビュー】

梅雨といえば、カビ!とイメージするほど、長雨の時期はカビ対策が欠かせないもの。特に、湿気のこもりやすいお風呂はカビが生えやすいですよね。今回は、お掃除ブロガーのよしママさんに、ウッディラボの「お風呂の衛生当番」を活用いただき、梅雨の時期のカビ対策について、解説いただきました。

湿気の多い梅雨の時期は、カビが一気に広がりやすくなります。特に浴室、洗面所周りは、湿度が高くカビの被害が出やすい場所。とくに浴室内では、エプロン内や排水口に残った汚れが臭いの原因になることも。気温が上がるにつれて、浴室内が蒸れると、コバエがよってくることもあります。今回は、梅雨のカビ対策として、お風呂のお掃除とカビ予防をご紹介! ウッディラボの「お風呂の衛生当番」を実際に使ったレポートとともに、湿気の多い場所を効率的にカビ対策する方法をお伝えします。

梅雨のカビ対策はお風呂から

我が家では、お風呂の中ではエプロン内が一番カビやすい場所。広い範囲でヌメリやカビ、黒ずみ、湯アカなどが溜まっています。排水口付近もゴミがたまっているとムワっとした臭いが広がってしまいます。夏場はさらに臭いがひどくなり、コバエが発生することもありました。浴室内のお掃除は、カビ対策を考えるのがポイント。今回は、エプロン内と、浴室全体のカビ予防を紹介します。

エプロン内のお掃除手順と「お風呂の衛生当番」の使い方

エプロンとは、浴槽の側面についているカバーのこと。取り外しができるタイプは、なかにカビが蔓延していることがあります。

エプロン内のカビ予防に。ウッディラボの「お風呂の衛生当番」

天井に設置するタイプのカビ予防アイテムは、エプロン内まで効きめが届いてないように感じていました。燻煙タイプのものを使っても、やはりエプロン内から一番にカビが発生してしまい、悩ましかったです。アレコレ試してきたものの、今回、初めてエプロン内専用の防カビアイテム、「お風呂の衛生当番」を使ってみました。

<エプロン内のお掃除と「お風呂の衛生当番」の使い方>

①エプロンをはずします。

浴槽の側面にあるカバーを、下から上に持ち上げると外れるタイプがほとんどです。(ただし、自分では外しにくいタイプもあるので、無理に外すのはNG。まずは取扱説明書をしっかり確認してくださいね)。エプロン内の掃除をするために、カバー部分を手前に引いてゆっくり外します。外した後は、洗い場に立てかけておくと良いでしょう。我が家のように大きいタイプのエプロンは浴槽内に入れておくと邪魔になりません。あとから掃除もしやすいですよ。

②エプロン内を掃除する。ついでに浴槽下もお掃除

エプロン内を掃除する場合は、酸素系漂白剤を使うのがオススメです。漂白剤を大量に使うので、換気をして、ゴーグル、マスク、炊事用手袋などをきちんと着用してください。

浴槽下を掃除するためには、排水口に栓をして、オキシ漬けするのが効果的(「オキシ漬け」とは酸素系漂白剤のオキシクリーンを湯にとかして、つけ置きすることです)。排水口のトラップを外して、中にビニール袋を入れ、水をためて口を縛れば水をせき止めることができます。

栓をした浴槽下にぬるま湯を入れて、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤を投入して溶かします。このとき浴槽周りや壁、エプロンの裏側にも、この液をつけておくとカビが落としやすくなります。湯が抜けてしまうこともありますが、30分~1時間もつけ置きできれば、汚れが浮いてきます。

つけ置き液を使って、エプロンやふちのカビも洗っておきます。

しっかりこすったら、シャワーを最大限開いて、強い水圧で流します。スポンジやブラシだけでは届かない部分も多いので、水圧で剥がしていくイメージです。浴槽の裏側は色んな方向から水を当てると、ワカメのような汚れがごっそり出てきますよ。

きれいな状態になったエプロンの内部。匂いもなくなり、さっぱりキレイになりました。

③「お風呂の衛生当番」を設置する。

エプロン内をお掃除したら、カビ予防として「お風呂の衛生当番」を貼り付けます。

パッケージにカッターナイフで切れ目を入れ、使用開始日を記入します。あとは、同封の両面テープを使って、エプロンの内側にシールで密着させるだけで完了です。交換目安の4か月先の月日も入れておくと交換忘れを防げます。

設置するとほんの少しハーブの香りがしますが、設置したことに気がつかない家族もいました。あとは、エプロン部分を元に戻せば、お掃除完了です。

④約3ヵ月後

設置してからお風呂の排水口が匂いにくくなったのと、お風呂独特なムワっとした匂いもしなくなりました。エプロン内のヌメリやカビが発生しにくくなったからでしょうか。

3か月後にエプロン内をのぞくと、いつもよりカビの発生が遅くなっていました。あと残り1ヵ月後が交換目安になっていますが、次回のお掃除が簡単に済みそうです。

浴室全体のカビ対策は「お風呂の防カビアロマ」

お風呂を快適に保つには、エプロン内だけでなく、浴室全体のカビ予防もおこなうと効果的。エプロン内だけでは、パッキンや床のカビ予防までできないからです。今回はウッディラボの「お風呂の防カビアロマ」を使ってみました。

<浴室全体のカビ対策と「おふろの防カビアロマ」の使い方>

①浴室用洗剤でお風呂を洗う。

いつもどおり、お風呂の掃除を行います。ポイントは浴室だけでなく、壁や天井も一緒にお掃除すること。カビ予防をするには、まず今あるカビをできるだけ落とします。

②塩素系漂白剤でカビ取りを行う。

続けて、カビが発生しているところを重点的にお掃除。頑固なカビには、パッキン用のカビ取り剤がオススメです。ただし、こちらは強い薬剤が使われているので、換気を十分にしながら行ってくださいね。

③「お風呂の防カビアロマ」を設置します。

カビ汚れを洗い流したら、カビ予防を行います。

「おふろの防カビアロマ」を準備し、点線部分をカッターナイフで切れ目を入れます。使用開始日のシールが入っているので記入して、貼りつければ、交換忘れを防げますね。天井が乾いていることを確かめて、付属の両面テープで貼りつけます。

匂いはクセの少ないグリーンハーブの香り。お風呂が爽やかな香りに包まれます。優しい香りなので「お風呂の衛生当番」と併用しても香りがケンカしませんでした。塩素系成分が使われていないので、お子さんやペットのいるご家庭でも使いやすいですね。また、効果が4か月と長いのでお掃除が楽になります。

梅雨のカビ対策は、湿気の多い洗面所も忘れずに

お風呂以外にも、湿気がある場所にはカビが発生しやすくなります。特にお風呂場からの湿気が流れ込みやすい、洗面所のカビ対策を紹介します。

浴室から出る湿度で、洗面所は湿気がかなり溜まりやすい場所。洗濯機の浴槽や、洗面台の内部はカビやすくなります。入浴後は、浴室マットをあげて、窓を開け換気をし、除湿します。換気が悪いときはミニ扇風機やサーキュレーターなどを利用すると便利です。

濡れた靴や傘から湿気が広がる玄関もカビ対策を

梅雨時の玄関は、濡れた靴や傘を置くこともあり、湿気が残りやすい場所です。暑くなってくると、靴に残った汗も臭いますよね。また、浴室から近い場合、下駄箱もカビやすくなります。下駄箱が外壁に接している場合は、外気との気温差で冬場は結露も出やすい場所。定期的に扉をあけて除湿をする必要があります。据え置き型の除湿剤や「ダニよけシリカ」など消臭効果のある除湿剤を利用すると便利です。消臭・除湿効果も期待できる新聞紙を敷くのもオススメ。

服のカビを予防したい!クローゼットのカビ対策

クローゼット内は空気が対流しにくいので、こちらもカビが発生しやすい場所です。湿気がこもると匂いが出たり、衣類をカビさせたりします。対策として、クローゼットを開けて換気を定期的に行うこと、またホコリ取りをすることで、カビやダニのすみにくい環境にすることです。梅雨など湿気の多い季節は、クローゼット用除湿剤も併用すると安心です。ウッディラボの「ダニよけシリカ」は、シリカゲルを使用したもので、使い終わった後は乾燥剤として使用できます。個包装なので服のポケットに入れたり、集めてネットなどに入れて吊るしたりすると、除湿剤代わりになりますよ。湿気を吸い込んだシリカゲルを天日に干して乾燥させれば、繰り返し使えます。

梅雨だけでなく、一年を通してカビ対策することが大事

日本の高温多湿の気候や、最近の気密性の高い住宅では、家の中でカビが発生しやすい環境にあります。特に一年中カビのリスクのあるお風呂は、カビ予防アイテムを使用することで、お風呂掃除の負担を大幅に減らせます。掃除と乾燥だけでは限界があるので、予防アイテムを上手に取り入れながら、家事にゆとりを作りたいですね。

よしママ

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元家庭科の小学校教諭。40代の2児の主婦。子どものハウスダストアレルギーをきっかけに掃除にはまり、ブログ「節約ママのこだわわり掃除」を開設。お掃除、ラク家事...

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