クーラーボックスの臭いを放置すると危険⁉臭いの取り方と予防法
キャンプやバーベキュー、釣り、海水浴、運動会など、さまざまなシーンで活躍するクーラーボックス。食材の鮮度を保ったり、冷たさをキープしたりするのに欠かせないアイテムです。そんなクーラーボックスを久しぶりに開けたとき、「臭い」が気になったことはありませんか?
この記事では、クーラーボックスの臭いを放置するリスクや、臭いが気になるときの洗い方、臭い予防におすすめのアイテムを紹介します。
| <この記事のポイント> ・クーラーボックスの臭いは、雑菌や湿気が主な原因 ・臭いが気になるときは、中性洗剤で洗ったあとクエン酸でつけ置きすると効果的 ・使用後はしっかり乾燥させることで、臭いやカビの予防に ・魚や肉は厚手のポリ袋に入れると、汁漏れによる臭い予防になる ・保管時には、除湿剤や消臭剤などのアイテムを使用する |
クーラーボックスの臭いを放置するリスク

クーラーボックスの臭いの主な原因は、「雑菌」です。
<クーラーボックスが臭う主な原因>
・食材の汁漏れや溶けた氷水の腐敗
・雑菌の繁殖
・乾燥不足による湿気
・保管中のカビ など
食材の汁漏れ、溶けた氷の水、その他さまざまな汚れが残っていると、雑菌がどんどん繁殖し、臭いも強くなります。また、湿気が残っているとカビが生える恐れもあります。
クーラーボックスを開けたときに嫌な臭いがすると、せっかく楽しいキャンプやバーベキューも残念な気持ちになってしまいます。何より、雑菌やカビが繁殖したクーラーボックスに入った食べ物・飲み物は、不安になりますよね。汚れや雑菌が付着した状態では衛生面でのリスクも高まるため、早めのお手入れが肝心です。
クーラーボックスはこまめにお手入れをして、清潔な状態を保つことを心がけましょう。
クーラーボックスの臭いの取り方
クーラーボックスの臭いを取りたいなら、クエン酸(またはお酢)を使ったつけ置き洗いがおすすめです。特に魚や肉を入れていたクーラーボックスから生臭さを感じるときは、この方法が有効です。生臭さの原因であるトリメチルアミンという物質はアルカリ性のため、酸性のクエン酸(またはお酢)で中和させることで、臭いが抑えられます。

用意するものは、以下のとおりです。
・中性洗剤
・スポンジ
・ブラシ
・クエン酸(またはお酢)
・きれいなタオル
・アルコール除菌スプレー
続く臭い取りのステップは
①中性洗剤で洗う
②クエン酸でつけ置き
③十分乾燥させる
では、お手入れの詳しい手順を見ていきましょう。
中性洗剤で洗う
最初に内部の汚れを落とすために、中性洗剤で洗います。ただし、砂や泥などが残った状態で、いきなり洗い始めると表面が傷つく可能性があります。以下のような手順で洗いましょう。
1.水抜き栓を外し、クーラーボックス全体を水でよく濡らす。
2.水だけで落ちる汚れや砂などを洗い流す
3.中性洗剤とスポンジを使って、内側・外側を洗う
4汚れやすいパッキンの溝、底の滑り止め、蓋と本体のジョイント部分などは、ブラシを使って洗う
5.汚れが落ちたら、水でよくすすいで中性洗剤を洗い流す。
クエン酸でつけ置きする
中性洗剤で洗ったあとは、いよいよクエン酸でつけ置きするステップです。やり方は、以下のとおりです。
1.洗い終わったクーラーボックスに水抜き栓を取り付け、中にたっぷり水を入れて、クエン酸を適量溶かす(取扱説明書に記載されている使用量を目安に使用してください)
2.よく混ぜて蓋をしたら、そのまま30分程度、放置する
3. 水抜き栓を外して中の水を捨てる。このときに、ブラシを使って排水口もきれいに洗う
4.水を捨て終えたら、きれいな水を入れて再度すすぎ、クエン酸をしっかり洗い流す
クエン酸がない場合は、お酢でも代用が可能です。ただし、洗った後もお酢の臭いが残ることがあります(※時間の経過とともに消えていきます)。すぐに使う予定がある場合には、クエン酸の使用がおすすめです。
また、「つけ置きが面倒」で、できるだけ簡易に臭い対策したいなら、クエン酸またはお酢を2倍に薄めてスプレーボトルに入れ、クーラーボックスに吹きかけたあと、タオルできれいに拭き取るという方法もあります。市販のクエン酸スプレーを使ってもOKです。
乾燥+除菌
すすぎが終わったら、きれいなタオルで水滴を拭き取り、乾燥させます。
蓋は開けて(取り外せるタイプなら取り外して)、風通しがよく直射日光の当たらない場所にしばらく置いておきましょう。中までしっかり乾いたら、仕上げにアルコール除菌スプレーを染み込ませたタオルで拭くと、清潔な状態を保ちやすくなります。なお、食品が直接触れる可能性がある部分に使用する場合は、食品に使用できるアルコールスプレーを選ぶと安心です。
クーラーボックスの臭いの予防法
次に、クーラーボックスの臭いを防ぐために気を付けたい3つのことを紹介します。
魚や肉は厚手のポリ袋に入れる

臭いの原因になりそうな食材は、ポリ袋に入れてからクーラーボックスに入れましょう。パックされた魚や肉なども、持ち運び中の衝撃などでパックが破れ、汁がこぼれてしまうことがあるので、ポリ袋に入れることをおすすめします。
また、ポリ袋自体が破れてしまうこともあるので、破れにくい厚手のポリ袋を選ぶのもポイント。最近は、クーラーボックスにも使える「臭いが出にくいポリ袋」が市販されています。
使ったら洗う
クーラーボックスを使ったら、その日のうちに洗うのが理想です。汚れも臭いも時間が経つほど落ちにくくなります。特に生の魚や肉を入れたあとは、臭いが残りやすいため、できるだけ早く洗ってきれいな状態に戻しておきましょう。
洗い方は、先ほど「クーラーボックスの臭いの取り方」で紹介したとおりです。中性洗剤で洗ったあと、特に汚れや臭いが気にならなければ、クエン酸つけ置きのステップは飛ばして構いません。
泡タイプの「バイオサイクルシリーズ」なら掃除も楽々!


ウッディラボの「バイオサイクルシリーズ」は、クーラーボックスの掃除にも使えるエシカル洗剤です。泡タイプは、濃密な泡が汚れに密着し、汚れを落としやすくしてくれます。なおバイオサイクルシリーズには「浴室・洗面台・パイプ用」と「キッチン用」がありますが、どちらも使えます。
また、先ほどクエン酸でつけ置きして臭いを取る方法を紹介しましたが、臭いの原因が酸性の汚れ(油汚れや食品由来の汚れ(野菜の汁など))の場合は、この方法では十分落ちないこともあります。「バイオサイクルシリーズ」の泡タイプには、弱アルカリ性の重曹が配合されているため、酸性の汚れによる臭い取りにもおすすめです。
保管の際は湿気対策をする
クーラーボックスを保管している間にカビが生えて、カビ臭くなることもあります。そうならないために、保管の際は湿気対策を忘れないようにしましょう。具体的にやっておきたいことは、以下のとおりです。
・保管する前に、中までしっかり乾燥させる。
・通気性がよく、寒暖差の小さい場所で保管する。
・蓋は完全に閉めずに、少し開けた状態で保管する。
・クーラーボックスの中や保管場所それぞれに除湿剤を設置する。
・定期的に保管場所の換気を行う。
クーラーボックスを含め、キャンプ用品の収納にお困りの方は、以下の記事も参考にしてください。限られたスペースを効率よく使うポイント、保管中のカビ・ダニ対策を紹介しています。
クーラーボックスにも使える「ダニよけシリカ」

ウッディラボの「ダニよけシリカ」は、ダニが気になるところに置いておくだけで、ダニが寄り付きにくくなる便利アイテム。除湿と消臭、防カビの効果が期待できるため、クーラーボックスや保管場所の臭い・湿気・カビ対策にも使えます。
ただし、天然由来の香りの働きによるものであり、その臭いが一時的に残る可能性があります。もし開封したときに「香りが強い」と感じたら、使用する前日に取り出し、風通しをしておくと良いでしょう。もしくは、クローゼットや寝具まわりのダニよけとして使用したあと、香りが落ち着いてからクーラーボックスに使う方法もあります。また、本品は乾燥剤シリカゲルを基材としており、半日程度天日干しをすることで除湿剤として繰り返し使用できます。
クーラーボックスはこまめにお手入れを
クーラーボックスから嫌な臭いがするなら、どこかに汚れが残っていて、雑菌が繁殖している可能性が高いと考えられます。放置すると、雑菌が増殖して臭いがより強くなるだけでなく、カビの繁殖や食中毒のリスクも高まり、大変危険です。隅々まできれいにするために、一度クエン酸でつけ置き洗いをされることをおすすめします。また、臭いの発生を防ぐためには、クーラーボックスをこまめに洗い、保管の際は湿気対策をしておくことが大切です。今回紹介した洗剤や除湿剤も、よろしければお試しください。
そして、夏のキャンプの際は虫よけアイテムもお忘れなく。キャンプでの虫よけの使い方やおすすめアイテムは、こちらの記事で紹介しています。









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