ダニよけシリカの使い方を再確認!使用後の活用方法まで詳しくご紹介

ダニが嫌がる香りでダニを寄せ付けず、快適な空間づくりをサポートするウッディラボの「ダニよけシリカ」。普段の生活のなかで、ダニよけを取り入れたいシーンは、家庭によってさまざま。家の中で、お出かけ先でと、シーン別にダニよけシリカがどう活用できるのかを確認してみましょう。アロマの香りが薄くなった使用後は、除湿剤としても再利用できます。ダニよけシリカを余すところなく活用するための使い方について、詳しくご紹介しましょう!

ダニよけシリカの使い方~効果が持続している間の置き場所~

ダニよけを取り入れたい定番スポットといえば、寝具ではないでしょうか。そのほか、ソファーやカーペットなど、ダニが気になるスポットは家庭によって異なります。小袋タイプのダニよけシリカは、いろんなところに使えるのがメリット。ここでは、ダニよけシリカを取り入れてほしいスポットや使い方についてお伝えします。

ダニが増えやすい場所に

ダニが増えやすいのは、温度や湿度が高く、ダニのエサとなるホコリなどがある場所。さらに隠れやすくダニが卵を産み付けやすい繊維の塊があるところは繁殖に最適なスポットとなります。家の中で、こうした条件がそろいやすいものとして、寝具、ソファー、カーペット、収納などがあります。

寝具

ダニの繁殖条件が整いやすい寝具は日常的にダニ対策をしておきたいもの。実際に使う時だけでなく、収納時のダニ対策も忘れずに行いたいですね。
<ダニよけシリカを置きたい場所>
敷布団と床の間や、ベッドのマットレスとパットの間、掛け布団カバーの中、枕カバーの中など。

ソファー

団らんの場所であることから、髪の毛や食べこぼしといったダニのエサが集まりやすいのがソファーです。頻繁にカバーを洗えないタイプもあるため、お手入れ不足でもダニの発生を抑制しておきたいところ。
<ダニよけシリカを置きたい場所>
ソファー本体とカバーの間、座面の下、クッションカバーの中など

カーペット

ソファー同様に、ダニのエサとなる汚れやほこりがたまりやすいのがカーペットです。

<ダニよけシリカを置きたい場所>
カーペットの上に置いた家具やインテリアなどの隙間、カーペットの裏側など

収納の内部

ダニは乾燥が苦手なため、ダニ対策としては換気が効果的。とはいえ、物が多い収納の中は難しいことも。お客様用お布団や開かずの収納、段ボールなど放置されがちな場所もダニ対策を取り入れたいですね。
<ダニよけシリカを置きたい場所>

クローゼットの中の引き出しの中、衣替え用の収納BOXの中、季節用寝具袋の中など

その他、ダニよけシリカの使い方として詳しくはこちらもご覧ください。

ダニの発生が気になるところに

ダニが発生してしまうと大変な事になる場所など、ダニの繁殖予防としての対策もおすすめです。ダニの繁殖スポットとなる寝具だけでなく、普段は気にしていなかった場所も、もしかしたらダニが増えているかも!?

台所やパントリー

開封後も戸棚や引き出しの中に常温で保管していることもある粉もの類。使いかけの小麦粉やホットケーキミックス、お好み焼き粉など、粉が残ったまま袋の口を輪ゴムやクリップで閉じ、常温保存していませんか? 封をしているつもりでも、わずかな隙間から入り込んだダニが粉もの類の中で繁殖してしまうことがあります。しかも、ダニは肉眼では見えないくらい小さいため、数匹紛れ込んでいる程度では発見することは困難。気が付かないうちに食品保管庫でダニが大発生してしまった!という事態を避けるためにも、ダニ対策はしておきたいものです。

子どもの服やぬいぐるみなど

普段から子どもがよく触れるものや、収納期間が長くなってしまうサイズアウトの服などもダニ対策をしておきたいところです。殺虫剤などの強い薬剤を使わず、天然由来の香り成分でダニよけするダニよけシリカをお試しください。

掃除機の中

実は、掃除機の中はダニにとって住みやすい場所ということをご存じでしたか? エサとなるほこりが集まり、掃除機を使っている最中は電気の熱で温まっているため、ダニが好む場所となっているのです。掃除機の排気口からダニの死がいを出してしまうことも考えられます。紙パック式で交換サイクルが1か月以上になる場合には、紙パック内にダニよけシリカを入れておくのがおすすめです。

こんなところにも!定番以外の使い方

小さくて場所をとらないダニよけシリカは家の中以外でも使いやすいという特長があります。消臭効果もあるため、臭いが気になる場所のアロマ代わりに使っていただくのもおすすめです。

カメラバッグに

カメラが納められたカメラケースと小物類

ダニをよせつけないだけでなく、湿気が気になる場所での除湿剤としても役立ちます。カメラマンの友人たちも愛用しているそうですよ。

スーツケースに入れて。旅行時の虫対策も

時には長期間、保管することになるスーツケース。うっかり放置して、イヤな臭いになったり、虫が発生したり、カビが生えたりすることもあります。旅行から帰宅した後は、汚れを拭き取った後、スーツケースの中にダニよけシリカを入れておきましょう。虫よけ、防カビ、除湿の働きで、きれいな状態をキープしてくれます。

旅行中に、ダニよけシリカを持参するのもおすすめです。環境によってはダニが気になることがあるかもしれません。旅行先のベッドやソファにダニよけシリカを置いておけば、ダニ対策に。さらに、消臭効果で、イヤな臭いを防いでくれるから、お部屋も快適に。旅行先から虫を運んでしまう「バッグバグ対策」としても役立ちます。

職場の環境が不安なときに

いつお掃除しているのか分からないソファーやカーペット、窓がほとんど開かず、閉め切った室内など、職場の環境が気がかりな時もありますね。制服のポケットや普段使いのバッグ内、デスク回り、ロッカー内などに忍ばせておくと気が休まります。

ダニ除け+消臭アイテムとして

ダニも気になるけれど、同じくらい臭いも取りたい、そんな用途でもお使いいただけます。例えば、ジムバッグやマザーバッグ、ベビーカー用収納バッグの中に。また、子どもの部活用バッグや靴用のバッグ、下駄箱、靴箱、くつの中など。臭いがこもりやすい玄関収納の中にもおすすめです。

車の中やアウトドアグッズに

車のシートやクッションなどにも、ダニが発生する可能性があります。長時間の移動に使うなら、車内のダニ対策も忘れずに。気になる、車内のこもった臭い対策にも役立ちますよ。車のシートや座布団、トランク内など。そのほか、キャンプ用品の収納の際にも、小さいダニよけシリカなら場所を取らずに対策できます。キャンプ用テントや寝袋、キャンプ用の毛布などに忍ばせておきましょう。

使用後のダニよけシリカは「除湿剤」として再利用を!

ダニよけシリカは、食品などに使われる乾燥剤シリカゲルに天然由来のアロマをしみこませたものです。シリカゲルの種類は自然吸排気を行う「シリカゲルBタイプ」。使用期限が過ぎ、香りが薄れたあとは除湿剤としてリユースが可能です。除湿剤として、以下のような場所での使用がおすすめです。

  • 下駄箱、靴箱、靴の中
  • 湿気が溜まりやすい収納の中
  • カメラなどの精密機械と一緒に
  • 本や漫画、ポストカード類などのコレクションボックスに
  • ギターやバイオリンなど、木製楽器の保管に
  • 子供の思い出BOXに
  • ドライフラワー作りに

除湿剤として小さな袋のままでは使いにくい場合、お好みの袋や洗濯ネットなどにまとめて使う方法もあります。除湿力がアップし、片付けも簡単です。

ダニよけシリカの使い方~使用期限が過ぎた後の再利用に~

乾燥剤として使われるシリカゲルですが、意外と、その実態をご存じない方も多いのではないでしょうか。ここからは、ダニよけシリカの本体となっているシリカゲルについて素材の特徴と、再利用する際の手順についてお伝えしましょう。

そもそもシリカゲルってどんな素材?

ダニよけシリカに使用される素材「シリカゲル」は、空気中の水分を吸着除去する除湿・乾燥剤です。性質が化学的に安定し、無味無臭で毒性がないことから安全性が高いとされています。主成分は岩石を作る二酸化ケイ素が99%以上を占めたもの。小さな粒の中に無数の穴が開いており、水分を吸着する仕組みです。

シリカゲルにはAタイプとBタイプがあり、AタイプはBタイプと比べて穴の径が小さくなっています。シリカゲルは、水分、その他さまざまな物質に対する吸着力が強いのが特徴です。包装用乾燥剤としては、唯一JIS規格に認定されています。

シリカゲルAタイプとBタイプ、それぞれの違い

お伝えしたように、シリカゲルには2つの種類があります。それぞれ、何が違うのでしょうか。

  • Aタイプ
    粒子の中の穴が小さく、一度吸着した水分を離さない特徴があります。低い湿度の中でも湿気を吸着し、吸湿力の回復は、150℃~180℃の加熱が必要です。
  • Bタイプ
    粒子の穴がAタイプに比べて大きく、周りの湿度に応じて吸水と脱水を繰り返します。周りの湿度が高いと湿気を吸着し、低湿度になると湿気を放出。吸湿力の回復は、天日干しでも可能です。

ダニよけシリカに使われる「シリカゲルBタイプ」の再利用手順

ダニよけシリカの香りが薄れ、使用期限が切れた後は、そのまま天日干しして乾燥させると、除湿剤として再利用できます。洗濯物を干すピンチハンガーにぶら下げて、日当たりの良い場所で干しておくだけでOK。温度を上げて脱水を進めたい場合は、黒く塗ったアルミホイルやステンレストレーの上に置いて、直射日光に当てましょう。

シリカゲルそのものを袋から取り出したい場合には、袋を破り、傷がついてもよいフライパンで乾煎りする方法があります。弱火で全体に熱が均一に行き渡るように、かき混ぜながら乾燥させましょう。乾煎りが終わったら、お茶やだしパックなどの不繊布袋や、好みの大きさの布袋に入れて使うと良いでしょう。小さな子どもがいる家庭では、口に入れないように十分に注意してください。

ダニよけシリカの使い方は簡単!使用後もサスティナブルに

小さなパックで、気軽にポンポン置いていけるダニよけシリカ。1袋に25個入っているので、家中あちこちに置いていくことができますね。1つ1つが小さいことで、いろいろな場所に忍ばせることが可能です。スプレータイプのダニよけを使う場合、スプレーした時期を忘れてしまったり、効果が切れていても気が付くきっかけが少なかったりします。小さくても、ふとした時にポロっと出てくるダニよけシリカは、ダニ対策のリマインドにも役立ちます。さらに、使い終わった後は除湿剤としてリユースできるところもよいところ。ダニよけシリカを余すところなく、ご活用ください。

woody-lab.uo

2,304,168 views

ウッディラボのルーツは、1947年創業の家具屋。木に携わり、木のおかげでこれまで事業を続けてきました。もっと木の良さを活かし、お客様の役に立ちたい。そんな思...

プロフィール

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。