ドラム洗濯機の掃除方法は?パーツ別の頻度と汚れ・カビを防ぐポイント

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ドラム式洗濯機は、一般的な縦型洗濯機に比べて使用水量を抑えやすく、衣類同士がこすれにくいなどの特徴があります。乾燥機能を備えた機種なら、洗濯から乾燥まで自動で行えるため、家事の負担を減らせるのも魅力です。一方で、縦型洗濯機よりも構造が複雑なので、掃除やお手入れに手間がかかるという特徴があります。

この記事では、ドラム洗濯機の掃除を怠るとどのようなトラブルが起こるのかを解説するとともに、パーツ別の掃除方法や適切な掃除頻度を紹介します。

<この記事のポイント>
●乾燥フィルターは、乾燥運転のたびに掃除するのが基本
●排水フィルターは週1回、洗濯槽は月1回程度が目安
●掃除方法や頻度は機種によって異なるため、取扱説明書を確認する
●槽乾燥や適量の洗剤使用で、カビが発生しにくい環境をつくる
●定期的な掃除に加えて、日頃からカビ予防を取り入れる

ドラム洗濯機の掃除をさぼると、どうなる?

洗濯機を掃除をせずに使い続けると、洗剤カスや汚れがたまり、湿気の多い環境と相まってカビなどが発生しやすくなります。洗濯機は水を使って衣類を洗うため、本体内部やその周辺は湿度が高くなりがちです。さらに、使うたびに衣類から出る糸くずやゴミ、洗剤の残りカスなども少しずつたまっていきます。見た目はきれいでも、洗濯後の衣類に黒いゴミのようなものが付着したり、嫌な臭いがしたりする場合は要注意。見えない場所にカビが発生している可能性があります。

また、掃除を怠ると、乾燥や排水の効率が低下したり、故障につながったりすることもあります。こうしたトラブルを防ぐためにも、ドラム洗濯機は定期的に掃除し、清潔な状態を保ちましょう。

ドラム洗濯機のパーツ別の掃除方法と頻度

ドラム洗濯機の適切な掃除頻度は、パーツごとに変わります。ここでは、パーツ別の掃除方法と頻度を紹介します。
※パーツの名称や形状、お手入れ方法・頻度はメーカーや機種によって異なります。ここで紹介する内容は目安とし、実際のお手入れは必ずお使いの洗濯機の取扱説明書に従ってください。

【都度】乾燥フィルター、ドアパッキンの内側

乾燥フィルターを搭載している機種では、乾燥運転のたびにお手入れするのが基本です。

乾燥フィルターは、乾燥運転中に衣類から出る糸くず、ゴミなどをキャッチするパーツです。乾燥フィルターが詰まると、乾燥時間が長くなったり、乾燥ムラが生じたりすることがあります。

お掃除の手順は、ドラム洗濯機本体から乾燥フィルターを取り外し、糸くずやゴミを取り除くだけ。フィルターが汚れているときは、絞った布で拭き取るか、水で洗い流し、よく乾かしてからもとの位置に取り付けます。

また、ドラム洗濯機を使ったあとは、ドアパッキンの内側も確認しましょう。汚れや水滴が残っていると、カビが生えやすくなります。ゴミやほこりが付いていれば取り除き、絞った布で優しく拭き取ると、きれいな状態を保ちやすくなります。

【週に1回】排水フィルター

排水フィルターは、排水時に出る糸くずやゴミなどをキャッチするパーツです。「糸くずフィルター」と呼ぶメーカーもあります。ここが詰まると、水の流れが悪くなり、故障の原因になることも。週1回を目安に掃除をすることをおすすめします。

排水フィルターを外す前には、ドラム内に水が残っていないことを確認しましょう。機種によっては事前に脱水運転などが必要です。排水フィルターをそのまま外すと水が流れ出る場合があるため、取り外し方を確認したうえで、お掃除してください。念のため、下に洗面器や桶を置いておくとよいでしょう。

脱水運転が終わったら、排水フィルターを取り外し、ブラシで優しくこすって糸くずやゴミを取り除きます。あとはもとの位置に戻しますが、正しく取り付けないと水漏れする可能性があるため、取扱説明書を見ながら作業をしましょう。

【月に1回】洗濯槽

洗濯槽は、洗濯物に付いていた汚れや洗剤カスなどがたまりやすい場所です。掃除を怠ると黒カビが発生する原因になるため、月に1回は市販の洗濯槽クリーナーを使って洗いましょう。

手順は、洗濯槽内に水をため、洗濯槽クリーナーを入れて、「標準コース」で運転するだけ。お手入れには、洗濯槽クリーナーや衣類用塩素系漂白剤など、メーカーが指定する洗浄剤を使用します。洗濯槽を洗浄する専用コースが用意されている場合は、取扱説明書に従って運転しましょう。

【2~3ヶ月に1回】洗剤・柔軟剤の投入タンク・投入経路

洗剤・柔軟剤の投入タンクは、掃除を怠ると、洗剤・柔軟剤の固まりや、ぬめり、べとつきなどが発生し、詰まりの原因になることがあります。2〜3ヶ月に1回程度を目安にお手入れしましょう。ただし、適切な頻度は機種によって異なるため、取扱説明書を確認してくださいまた、自動投入をしばらく(1ヶ月程度)使わなかったときや、洗剤・柔軟剤の種類を変えたときも、掃除を行うべきタイミングです。

手順は、ドラム洗濯機本体から投入タンクを取り外したのち、細かいパーツに分解して洗います。形状は製品によって異なりますので、必ず取扱説明書を見ながら作業をしましょう。また、投入タンク取り付け部のお手入れも忘れずに。取り付け部は、絞った布で拭き取るか、ブラシを使って優しくこすって汚れを落とします。

投入経路は、お手入れ専用のコースが用意されていることが多いので、取扱説明書に従って掃除をしてください。

ドラム洗濯機の汚れ・カビ予防のポイント

定期的な掃除に加えて、洗濯機の普段の使い方や意識を少し変えるだけで、汚れやカビの発生を抑えられます。ここでは、ドラム洗濯機の汚れ・カビを防ぐ3つのポイントを紹介します。

洗濯槽内を乾燥させる

ドラム式洗濯機には、洗濯槽内を乾燥させる『槽乾燥コース』などを搭載した機種があります。定期的(週に1回程度)にそのコースで運転をして、洗濯槽内を乾燥させることで、カビの発生を抑えられるでしょう。

ドアを開けっぱなしにする「湿気対策」は要注意

「うちは湿気対策として、ドラム洗濯機のドアを開けたままにしているから大丈夫」と思った方もいるのではないでしょうか。確かに、ドアを開けておくと洗濯槽内を乾燥させやすく、カビの予防につながります。一方で、「ドアにぶつかってケガをする」「子どもやペットが誤って洗濯槽内に入り、閉じ込められる」といった事故が起こるリスクは高くなります。そのため、「使用後は必ずドアを閉めること」と注意喚起をしているメーカーもあります。特に小さな子どもがいる家庭では、ドラム内への閉じ込め事故を防ぐため、チャイルドロックも活用しましょう。安全のためにも、洗濯機を使用しないときはドアを閉めておき、洗濯槽を乾燥させる運転コースを活用することをおすすめします。

洗濯槽内に洗濯物を放置しない

「洗濯物をそのまま洗濯槽に入れていき、ある程度たまったら洗濯する」という使い方をしていませんか? 汚れた洗濯物を長時間入れたままにすると、槽内に湿気や汚れがたまりやすくなります。洗濯前の衣類は洗濯カゴなどに入れ、洗濯槽を衣類の保管場所代わりにしないようにしましょう。

また、洗い終わった洗濯物をすぐに取り出すことも大切。濡れたままの洗濯物はもちろん、乾燥まで行った場合でも、長時間放置すれば湿気が衣類に戻ることがあります。カビや嫌な臭い、シワの原因にもなりますので、運転が終わったらすぐに取り出しましょう。

洗剤・柔軟剤を入れすぎない

洗剤や柔軟剤を手動で入れる場合は、適量を守りましょう。洗剤や柔軟剤は、多く入れるほど効果が高まるものではありません。洗剤を入れすぎると溶け残りが生じ、カビの原因になることがあります。特にドラム洗濯機は、縦型洗濯機に比べて使う水の量が少なく、溶け残りが発生しやすいとされています。

「洗たく槽の防カビアロマミスト」で簡単カビ予防

「洗たく槽の防カビアロマミスト」は、天然由来の香りの力を活用した、ミストタイプの防カビスプレーです。洗濯槽にシュッとスプレーするだけで、カビの繁殖が抑えられます。さらに、除菌と消臭効果もプラスされた優れもの。定期的にご使用いただくことで、洗濯槽のきれいな状態が保たれ、掃除の手間を軽減できるでしょう。

塩素系・殺虫成分など刺激の強い薬剤は含まれていないため、衣類や洗濯槽を傷める心配がないのもうれしいポイントです。洗濯機の排水溝や洗面台、お風呂場の防カビにも使えるため、1本あると便利ですよ。

※なお、本製品は防カビスプレーであり、カビを取り除けるものではありません。掃除をしたあとでお使いいただくと、きれいな状態が長持ちしやすくなります。

ドラム洗濯機は定期的に掃除をしよう!

ドラム洗濯機の掃除を怠ると、内部にたまった汚れを栄養にして、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。洗濯機を清潔に保つためにも、定期的に掃除を行いましょう。

特に洗濯槽はカビが発生しやすいため、普段からこまめに乾燥させることが大切です。また、洗濯槽内に洗濯物を放置しない、洗剤や柔軟剤は適量を守るなど、普段の使い方も見直してみましょう。無理なく続けられるお手入れを習慣にして、洗濯機を清潔に保ってくださいね。

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