ポータブルトイレの臭い対策、そのポイントは?ニオイの原因からお掃除方法までまとめて解説

自室からトイレまでの移動が難しい、夜間のトイレの付き添いが大変など、介護や見守りが必要な方との暮らしに便利なポータブルトイレ。狭いトイレでの介助は大変ですが、ポータブルトイレなら室内に設置でき、移動が楽になるというメリットがあります。その一方で、部屋の中に置いていると臭いがこもりやすいため、臭い対策に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、ポータブルトイレの臭い対策について、おすすめの洗剤や設置の工夫について紹介します。

ポータブルトイレの臭いの原因

ポータブルトイレから発する臭いは、介護者だけでなく、介護される方にとっても不快になりがちです。そのため、ポータブルトイレの使用を控えるために、水分や食事量を減らしてしまうケースもあるため、早い段階での対策が大切です。

とはいえ、尿や便は臭うのが当然なので、ポータブルトイレが臭ってしまうのは仕方がないと考える方もあるでしょう。まずは、尿や便が臭う原因について理解を深めましょう。

尿の臭いの原因

一般の成人が一度に排泄する尿の量は、200~300ml程度と言われています。そのうち80~90%が水分です。水分の次に多いのが尿素と塩分で、そのほか、クレアチン、尿酸などが含まれます。そのなかで、尿の臭いの代名詞になっているアンモニアは、通常ごくわずか。そのため、排せつ直後の尿は、あまり臭いません。しかし、排せつ後に放置していると、雑菌が尿成分を分解してアンモニアが発生してしまうのです。またアンモニアの他にも、不快な臭いの原因となるアミン類も発生。

排泄後すぐにアンモニア臭がする場合は、膀胱などに細菌が繁殖している可能性や尿路に炎症を起こしている場合があると言われています。気になる臭いがひどい場合には、医療機関での受診をおすすめします。

便が臭う原因

便は、その70%が水分で、その他、食べ物のカスが10%、腸粘膜の代謝によるカスが10%、大腸菌などの腸内細菌の死骸10%で構成されると言われています。

便が臭う原因として代表的なのは、腸内の腐敗菌と呼ばれる細菌の影響です。腸内に残った食物などから、アンモニアやインドール、スカトールといった臭い物質を発生させるとされています。また、腐敗菌を含む悪玉菌は、タンパク質や動物性の脂などをもとに腐敗臭を出します。肉や揚げ物の摂取が多く、野菜不足の食事が続くと、消化・吸収しきれなかったタンパク質や脂肪の残りが大腸へ届き、腸内環境が悪玉菌優勢に。腐敗菌が勢いを増し、便が臭うようになると言われています。

ポータブルトイレの臭い対策~4つのポイント~

お伝えしたように、尿や便が臭うのには原因があります。状況に合わせて、ポータブルトイレの臭い対策を行いましょう。

対策1:なるべく早く、こまめにお手入れ

前述のように、尿は時間が経過すると雑菌によってアンモニアが発生し、臭うようになります。排泄後、約10分でアンモニア量が徐々に上昇するというデータもあるため、10分以内にお手入れできるとよいでしょう。

自発的な排せつで、お掃除のタイミングがつかめない場合には、用を足したら声がけしてもらうようにお願いしてみましょう。声をかけてもらいにくい、夜間などですぐにお手入れが難しい場合は、消臭剤を設置し、こまめにチェックするようにしましょう。また、便は尿よりも臭いが強いため、なるべく早い対策が必要です。声がけしてもらうのが一番ですが、難しい場合には、生活リズムの見直しにより、排せつのタイミングをできるだけ一定にするような取り組みも検討しましょう。また、便のタイミングでトイレットペーパーをバケツ底に敷いておくと、便器部分に汚れが付きにくく、お手入れがしやすくなります。

対策2:消臭アイテムを利用する

消臭アイテムとしては、ポータブルトイレ内のバケツに入れて使用するものや、近くに置く・貼るタイプなどがあります。バケツに入れるタイプには、水に溶かす粉や錠剤タイプ、液体タイプ、スプレー式フォーム、シートタイプなどさまざまです。使い勝手の良いものを利用しましょう。消臭アイテムを使用した場合、尿は毎回・すぐにお手入れしなくても臭いがおさえられます。ただし、消臭アイテムを使用する場合でも、取り換え時期を過ぎてしまうと効果が薄れます。また、消臭アイテムを使っても、お掃除を怠れば、臭いが強くなり、消臭剤では対応できないかもしれません。消臭アイテムと並行して、こまめにお掃除することも大切です。

対策3:換気と脱臭機を取り入れる

部屋にこもった臭いの対策には、換気を行うと同時に、脱臭機を利用するのがおすすめです。臭い取りに特化した脱臭機だけではなく、脱臭機能のついた空気清浄機を利用する方法もあります。

脱臭機は各メーカーからリリースされており、機能はさまざまです。脱臭機の性能については、アンモニア臭に対する消臭試験が公開されているものもあります。お部屋の広さや脱臭力、お手入れ方法、設置サイズ、予算などに合わせて検討してみましょう。

対策4:飛び散りや失敗対策

ポータブルトイレだけでなく、周辺の床についた尿や便が臭うこともあります。そのため、周辺の床には、防染マットを敷いておきましょう。尿の飛び散りや失敗による汚れがあっても、お掃除がしやすいものを選ぶと負担が軽減されます。ただし、つまずきの可能性がある場合には、テープなどで貼り付けて段差が出ないようにしましょう。加えて、利用者が滑りにくいものがよいでしょう。その他、消臭効果や防水機能などを考慮して選んでみましょう。

ポータブルトイレのお掃除におすすめ!消臭&防汚に役立つ洗剤

ポータブルトイレのお掃除は、できるだけこまめに、また、丁寧に行いたいものです。とはいえ、何度もお掃除するのは手間がかかり、周囲の負担が大きくなってしまいます。そこで、おすすめしたいのが、消臭と防汚の効果がある洗剤の利用です。

ウッディラボの「バイオサイクルトイレ用」は、天然のバクテリアが主成分の自然派クリーナーです。天然のバイオ菌が汚れや臭いを分解、柿渋エキスとバクテリアの相乗効果でしっかり消臭します。トイレ内部だけでなく、外側のお掃除や、床の汚れにも使えます。バケツ内に流し入れておけば、消臭に。防汚の機能で、普段のお手入れも簡単になります。

基本的なポータブルトイレのお掃除手順は、内部に設置されたバケツを水洗いした後、洗剤を付けたブラシで洗います。除菌の際にはハイターで漬け置きすると手軽です。例えば、夜間のみ使用の場合、朝洗って漬け置き、その後乾かして夜設置という流れです。もしくは、バケツの予備があると、定期的なお手入れがしやすくなりますよ。ポータブルトイレの外側や便座などの本体は、住宅用中性洗剤で拭き掃除を行います。

ポータブルトイレの臭い対策は、消臭&防汚の洗剤で手軽に

介護に必要なポータブルトイレは、メリットがある一方で、臭いがこもりやすいという難点があります。トイレから発生する臭いは、部屋で過ごす人だけでなく家族にとってもストレスになることでしょう。消臭スプレーや消臭剤、脱臭機など、臭い対策ができるアイテムを活用しながら、状況に合わせて取り入れていきましょう。便利なアイテムに頼りながら、肩の荷を減らしていくことができるとよいですね。

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