ダニを集める方法では減らない!?寄せ付けないダニよけのススメ
部屋のあちこちに潜むダニ。放っておくと、健康上のリスクがあるため、早めに対策する必要があります。ダニ対策として、ダニを集める方法を考えることもあるかもしれません。ですが、生きているダニを集めるとしても、それ以上に繁殖のスピードが速かったら追いつきませんよね。できれば、ダニを集める方法よりも、ダニが増えにくく、寄ってこないような環境に整えたいところ。今回は、ダニを集めことで気になるポイントとともに、ダニをよせつけないための方法をお伝えしましょう。
ダニを集めるタイプのダニ対策で気になること
ダニ対策アイテムのひとつに、ダニを集める仕組みを持ったものがあります。ダニを集めて処分するタイプのアイテムはいくつかの種類があるため、どれを選べば良いか、迷ってしまうかもしれません。
確かに、今、繁殖しているダニを集めて、手軽に捨てることができれば簡単でしょう。しかし、ダニを「集める」ことはできても、「発生を抑制する」といった効果はありません。まずは、ダニを集めるタイプのアイテムについて、代表的なものの特徴や気になるポイントをまとめました。
効果のある範囲が限られる
手軽に使えるダニ対策商品として人気なのが、ダニ取りシート・マットです。ソファやマットレスなど、ダニ対策のための天日干しなどができないものにも便利に使えるのが特徴です。置くだけでダニを集め、定期的に処分しながらダニ退治できます。ただし、気になるのがその効果が届く範囲です。
シートを設置した場所から、ある程度の範囲に潜むダニは集まりますが、効果が届かない場所にいるダニはそのまま繁殖を続けます。効果の範囲外でどんどんダニが繁殖すれば、結局ダニは増え続けてしまいます。一部分だけのダニ対策なら効果があるかもしれませんが、ダニ取りシートだけで広範囲のダニに対応しようと思うとかなりの数を設置する必要があるでしょう。
ダニ取りシート・マットが逆効果になることも!?
ダニ取りシート・マットには、集まったダニを生きたまま捕獲しそのまま捨てる粘着タイプと、特殊な素材の力でダニを捕獲し駆除するタイプなどがあります。特殊タイプであればダニを死滅させることができますが、そうでない場合には、生きたままのダニがシート上にあふれていることになるわけです。そのまま使用期限が切れてしまえば、ダニを集めておく効果が薄れ、逆にダニの繁殖場所になる可能性もあります。しっかり管理できないと、かえってダニの巣を作ってしまうかもしれません。
集められるダニの数に限界があるのでは?
そもそもダニは目に見えないため、今部屋の中にどれくらいの数がいるのかはわからないものです。ダニ取りシートで集めるとしても、許容範囲を超えた量が集まってくればどうなるのでしょうか。ダニがたくさんいる環境では、シートからあふれてしまうのではないかと心配になります。
ダニを集めるよりも、ダニをよせつけない環境や、ダニの繁殖を抑えるような工夫を取り入れることで、長い目で見れば過ごしやすい空間になりそうです。
ダニが増えるとどうなるの?知っておきたい健康への影響とは
お伝えしたとおり、ダニを集める方法は、場合によっては逆効果になってしまう可能性があります。とはいえ、何も対策をしなければ予想を上回る悪影響をもたらすことがあります。正しいダニ対策を進めるために、ダニがもたらす悪影響について確認しておきましょう。
小さな子どもは要注意。ダニ刺されによるただれや腫れ
ダニは、人を刺したり噛んだりします。かゆみを伴うため、うっかりかいてしまうこともあるでしょう。大人であればある程度かゆみを我慢することもできますが、小さな子どもにとっては難しいものです。寝ている間に刺されてしまい、無意識のうちにかきむしったり、血が出たりすることもあるでしょう。場合によっては、ただれてしまうこともあります。抵抗力の弱い子どもは、ちょっとしたかき傷から炎症を起こすこともあり得ます。特にアトピー性皮膚炎などが気になる場合には、皮膚炎が悪化しかねないため十分に注意する必要があるでしょう。
アレルギーを引き起こす可能性がある
ダニはアレルギー被害を引き起こしてしまう可能性があり、特にアレルギー症状が出やすい人は注意が必要です。ダニそのものではなく、ダニの死骸やフンなどを吸い込んだり触れたりしてしまうことで、症状を引き起こします。皮膚や呼吸器などに対する影響が大きく、気管支喘息やアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎などを招く可能性があると言われています。もともとアトピー性皮膚炎の人は、症状が悪化することもあるでしょう。アレルギーを引き起こすと辛い症状が長引いてしまうこともあるため、しっかりとダニ対策をすることが大切です。
ダニが発生しやすい条件や場所
効果的なダニ対策をするためには、ダニが発生しやすい条件や場所も知っておくことが大切です。
ダニが特に繁殖しやすいのは、気温が上がる5月頃から気温が下がる10月ころまで。ただし、室内は1年中心地よい気温に保たれるため、季節を問わずダニが繁殖しやすい環境になっています。
ダニは、温度20〜30度で湿度60〜80%の、暖かくて湿った環境を好みます。さらに、エサとなる汚れなどがあると、ダニが急速に増える環境に。寝ている間にかいた汗が吸収され、髪の毛やフケが落ちすい布団や髪の毛や食べかすなどの汚れが落ちてしまいがちなカーペットなどには、ダニが好む湿気とエサがあるため、特にダニが発生しやすい場所です。
「集める」ではなく「寄せ付けない」ダニよけのススメ
ダニを集めるアイテムは多くありますが、そもそも生きたダニを集めるのではなく、最初から寄せ付けないようにする方が、安心できると思いませんか?
ダニをよせつけない方法として代表的なのが、燻煙やくん蒸などによって拡散させるダニ退治商品です。煙が届く場所なら、家中のあらゆる場所に対してダニ対策ができます。ただし、気になるのが、殺虫成分を含むものが多いこと。特に小さな子どもがいる家庭では、できるだけ科学的な薬品を含まない、自然な方法を選びたいですよね。
香りの力でダニを寄せつけない!繁殖も抑制!ウッディラボの「ダニよけシリカ」
そこでおすすめなのが、ウッディラボの『ダニよけシリカ』です。
ダニよけシリカは、天然由来成分の機能性香料を使用した自然派のダニよけ。ダニの繁殖を抑制する機能性香料を使い、気になるところにポンと置くだけで、ダニ対策になるという優れものです。かさばらない分包タイプなので、ダニが気になる場所に、どこにでもさっと置けますよ。
殺虫剤、忌避剤は不使用で、小さな子どもやペットがいる家庭にも優しいダニよけです。ダニ増殖抑制率は99%以上で、集めるよりも、もとからダニを増やさない、寄せ付けないという対策をしたい方におすすめ! 消臭効果も期待できるため、においが気になるところに置いても良いでしょう。乾燥剤としての働きもあり、ダニが好まない環境づくりにも役立ちます。使用期限が過ぎた後は、乾燥剤として繰り返し使えます。食品のダニよけ、湿気取りとして、また、タンスや衣装ケース、寝具などの布製品にと、幅広く使えるダニよけシリカ。置くだけ簡単なので、一度活用してみてはいかがでしょうか。
ダニを集める対策ではなく、寄せ付けない対策で清潔な環境に整えよう!
発生したダニを集めるアイテムは、今いるダニを撃退するのに役立ちます。しかし、ダニを寄せ付けない環境に整える効果は薄いので、刺されたりアレルギーを引き起こしたりという被害は防ぎにくいというデメリットがあります。ダニを寄せ付けない環境に整えるためには、視点を変えたダニ対策がおすすめ。ダニの繁殖を抑えながら、ダニをよせつけないダニよけシリカで、快適な環境を整えてみてはいかがでしょうか。
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