布団のダニを退治する簡単な方法とは?正しく対策してダニとさよならしよう
厄介な布団のダニは、できるだけ簡単に退治したいものです。布団のダニを撃退する方法はいくつかありますが、簡単でもきちんと効果が出なければ意味がありません。今回は、簡単にできてしっかりダニを退治できる方法と布団のダニ対策に役立つおすすめアイテムを紹介しましょう。
まずは徹底的に退治&駆除! 布団のダニを撃退する方法
布団は家の中でも、特にダニが発生しやすい場所のひとつです。ダニが繁殖すると、アレルギー反応による健康被害を招く可能性があります。快適な睡眠環境を作るためにも、しっかりダニを撃退しなければなりません。
布団のダニ対策は、今いるダニを死滅させてから除去するのがポイントです。というのも、生きているダニは、掃除機で吸い込むことが難しいとされているから。ダニ対策として布団に掃除機をかける方法が良く知られていますが、実は、生きているダニは掃除機の吸引がある中でも自由に動き回れるんだとか! だからこそ、まずやらなければならないのは、掃除機で布団を吸引することでも布団たたきではたくことでもなく、ダニをしっかり死滅させることなのです。
布団の天日干しは黒い布をかけて
布団のダニを退治する簡単な方法の1つに、天日干しが挙げられます。この時のポイントは、いかに干した布団を高温の状態にするかです。そこでおすすめなのが、黒い布をかけて布団を干すこと。
ダニは高温多湿の環境を好む生き物であり、使用済みの熱気と湿気がこもった布団を好み、増殖を繰り返します。ただし、しっかりダニを死滅させるには、できるだけ高温の状態を作る必要があります。ダニは50度で20〜30分ほど経過すると死滅すると言われています。しかし、晴れた日に普通に布団を干すだけでは、布団はそこまで高温になりません。そこで、天日干しの際には布団の上に黒い布をかぶせてみましょう。光を吸収しやすい黒色は、太陽光を取り込んで温度を高くする効果があります。黒い布をかぶせて1時間程度しっかり干せば、ある程度の効果が見込めるでしょう。
布団を天日干しするときは、数日に1回など、できるだけ高い頻度で干すとより良いですね。しかし、天候や時間の問題で難しい場合もあるでしょう。そんなときは、布団乾燥機を活用するのも効果的です。
ダニの死骸は掃除機で取り除く
しっかりダニを死滅されたら、死がいを取り除くこともお忘れなく。ダニ対策としては、天日干しだけで終わってしまうのではなく、アレルゲンとなるダニの死骸やフン、抜け殻などを取り除く必要があります。天日干しした布団をそのまま使っていると、眠っているときにダニの死がいや抜け殻、フンなどを吸いこんでしまい、アレルゲンとなってアレルギーを引き起こしてしまう恐れがあります。場合によっては、喘息(ぜんそく)など呼吸器系の症状を引き起こしてしまうことも……! 布団に発生するダニの多くは人を刺さないチリダニなので、どちらかというとアレルギーを引き起こす死がいやフンなどのほうが厄介です。
ダニの種類や生態について、詳しくはこちら
ダニ対策を徹底するなら、天日干し後には掃除機をかけて、ダニの痕跡をすべて取り除くようにしましょう。生きているダニを掃除機で吸い取るのは難しいものですが、死骸やフンであれば掃除機を使って取り除けます。寝具の中でも、頭を置く側には、皮膚やフケなどダニの栄養となる汚れが多くなりがちです。特に念入りに掃除機をかけるとよいでしょう。また、ベッドとマットレスの隙間まどホコリがたまりやすい部分にもダニも多くいる可能性があります。細部までしっかりと掃除機をかけてください。
ただし、掃除機内にたまったゴミを捨てるときにダニの死がいが飛散してしまうと、せっかく掃除機をかけてまとめて吸い取ったとしても意味がありません。掃除機内からゴミ箱へゴミを移すときなどは、ダニの死骸が飛び散ってしまわないよう十分に気をつけること。また、掃除機内にたまったダニの死骸が掃除機をかけている間に飛び散ることもあるので、内部のゴミは定期的に捨てることを心がけてくださいね。
布団にダニを寄せ付けないのが一番!ダニ被害を防止するために
発生したダニを退治するのは大切ですが、それ以上に力を入れるべきなのは、ダニ被害を予防すること。布団をダニが寄せ付けない環境に整えることで、ダニの被害を抑えられます。
寝具は定期的に洗濯する
まず、週に1度はシーツや布団カバー、枕カバーを洗濯しましょう。ダニは皮脂汚れやフケなどを栄養として繁殖します。そのため、寝具を清潔な状態に保てばエサがない状態となり、ダニが寄り付きにくくなります。定期的に洗濯することで、シーツについたフケや皮膚、髪の毛のほか、ダニの死骸やフンなどもしっかり洗い流しましょう。天候に左右されないためにも、洗い替えを用意しておくのがおすすめです。ダニ防止加工が施された布団やシーツなど、ダニが入り込みにくい寝具を活用するという方法もあります。
室内の湿度を下げる
次に、部屋の湿度を下げましょう。ダニは湿気のある場所を好むため、湿度を下げることでダニが繁殖しにくい環境を作れます。エアコンを使ったり、窓を開けたりして、部屋の湿度を下げる工夫を取り入れましょう。また、寝室に除湿剤を置くのもよいでしょう。睡眠中の乾燥が気になるなら、布団の湿気対策として、布団の下に除湿シートを敷く方法もあります。体温や寝汗、気化熱などによって、思っている以上に布団には湿気がこもりやすくなっています。布団の下に除湿シートを敷いておくことで、布団に湿気がこもるのを防げます。
布団の湿気をこもらせない工夫を
朝起きたら布団はすぐにたたまず、一定時間空気にさらしておくのもダニ撃退に効果的です。すぐに布団をたたむと湿気がこもり、ダニの繁殖を促してしまいます。ある程度、熱や湿気が抜けてからたたむようにしてくださいね。
毎日のダニ対策をもっと手軽に
布団にダニが潜んでいるかもしれない場合は、きちんと撃退したうえで除去する必要があります。しかし、毎日忙しいなかで何度も天日干しをしたり、掃除機をかけたりするのは正直面倒ですよね……。時間も手間もかかる方法だとついつい後回しにしたくなってしまうもの。手軽にダニを退治できる方法はないかと考えている方も多いのではないでしょうか?
置くだけ簡単!天然由来成分の「ダニよけシリカ」
布団のダニ対策としておすすめしたいのが、ウッディラボの「ダニよけシリカ」。使い方は、簡単。ダニが発生しやすそうな布団やまくらの下などに置くだけで完了です。天然由来成分の香料により、約90日間ダニの増殖を抑えます。消臭や芳香の効果もあるため、寝ている間にかいた汗などによる嫌なにおいも抑えられて一石二鳥!
殺虫剤のように強い成分は入っていないため、寝具にも安心して使えるのが特徴です。小さな子どもやお年寄り、ペットがいる家庭でも安心して取り入れられますね。ダニよけシリカは、食品などに使われている乾燥剤シリカゲルを使用し、自然吸排気をしてくれるので、除湿剤としても大活躍。さらに、おすすめしたいのが、掃除機のクリーナーパックに入れる使い方です。掃除機内にたまったゴミにダニが発生しないように抑制すると同時に、消臭効果が期待できます。掃除機をかけたときに、イヤな臭いが出てしまうときにおすすめです。手軽にダニが好まない環境を作るのに、便利なウッディラボの「ダニよけシリカ」。まずは一度お試しください。
布団のダニを撃退して、寝る環境を快適に整えよう
布団のダニは厄介な存在ですが、正しいステップを踏めばきちんと退治できます。簡単に退治できる方法で、快適な睡眠環境を作りましょう。また、今いるダニを退治するだけでなく、これ以上布団にダニを寄せ付けないようにする予防も大切です。布団や布団カバーを清潔に保つほか、毎日手軽に使えるダニよけアイテムを使って、ダニが発生しにくい環境を作りましょう。
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