お気に入りの服が虫食い!?虫食い穴の特徴や対策をご紹介

衣替えをしていたら、服に穴があいているのを見つけた!なんて経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。特にお気に入りの服なら、虫食いのショックは大きいですよね。今回は、虫食いが起こる原因や、虫食いを見つけてしまったときの対処法、大切な服を虫食いから守るための予防法などをご紹介します。その前に、まずはその穴が本当に虫食いなのか、虫食いによる穴の特徴と見分け方を確認してみましょう。

これって虫食い?虫食い穴の特徴と見分け方

服にあいている穴が、虫食いによる穴なのか、それとも、どこかに引っかけてほつれてしまったものなのか、見分けるのは難しいですよね。虫食いによる穴には、どのような特徴があるのでしょうか。

まず、気づかないうちに服を何度も引っかけてしまうということは考えにくいため、穴が複数あいているなら、虫食いの可能性が高いでしょう。また、穴が一つしかなくても、クローゼットやたんすにしまっていた期間が長い場合や、穴はあいていなくても、生地がまだらに薄くなっている場合も、まずは虫食いが疑われます。

虫食いであれば、早急に対処しなければ、ほかの服にも被害が広がってしまう恐れがあります。のちほど対処法をご紹介していますので、ぜひ実践してみてください。

服の虫食いはなぜ起こるの?

服の虫食い対策をするためには、その理由を理解しておくことも大切です。続いて、虫食いが起こりやすい時期や、服を食べる虫の種類、侵入経路について、詳しく見ていきましょう。

服に虫がつきやすい時期

虫食いは、季節を問わず一年中発生します。虫が服を食べるのは幼虫の時期だけで、成虫になれば服を食べることは少ないようです。しかし、服を食べる虫は幼虫期が長く、年に3~4回も卵を産む虫もいます。ちなみに、服を食べる虫は、猛暑や寒い時期は苦手とされています。しかし、近年ではエアコンを使用して一定の温度を保っている家庭が多く、密閉性、保温性が高い家のつくりから、年中発生してしまう環境にあります。そのため、一年をとおして虫食い対策が必要です。

特に注意が必要なのが、春から夏にかけての時期です。服を食べる虫は、温度15〜25℃、湿度60%以上の暗い場所を好みます。暖かくなってくると幼虫が活発に動き回るようになるため、この時期にクローゼットやたんすの奥にしまわれている冬服は、虫食いの被害にあいやすいでしょう。

服を食べる虫の種類と侵入経路

服を食べる虫は、「衣類害虫」と呼ばれています。日本にいる衣類害虫は、主に「イガ」「コイガ」「ヒメカツオブシムシ」「ヒメマルカツオブシムシ」の4種類です。

  • イガ類(イガ、コイガ)
    屋外では主に鳥の巣に生息している虫です。家の中ではほこりがたまっている場所が発生源になることがあります。
  • カツオブシムシ類(ヒメカツオブシムシ、ヒメマルカツオブシムシ)
    成虫は明るい場所を好み、白い服に引き寄せられやすく、気づかないうちに家の中に持ち込んでしまうことがあります。

先ほどもお伝えしたように、これらの虫が服を食べるのは幼虫の時期です。ではなぜ、服にそうした幼虫がついてしまうのでしょうか。その理由は、外を飛んでいる成虫が家の中に侵入し、収納されている服に卵を産み付けるから。侵入経路としては、次のようなパターンが考えられます。

<服を食べる虫の侵入経路例>

窓のわずかな隙間から侵入してくる

服にくっついている虫を、帰宅時に家の中に持ち込んでしまう

洗濯物と一緒にくっついている虫も取り込んでしまう

虫に食べられやすい素材

服を食べる虫は、カシミヤやウール、絹(シルク)などの動物性繊維を好んで食べる傾向があります。細く柔らかいため食べやすく、ほとんどがタンパク質でできており、虫にとって栄養が豊富であるためです。このような素材は、冬服に使われていることが多いので、冬服は虫食いの被害にあいやすいといえます。

また、綿や麻などの植物性繊維も、食べないというわけではありません。さらに、食べこぼしや皮脂汚れがついていると、化学繊維であっても食べることがありますので、大切な服を守るために、素材にかかわらず、虫食い対策を行いましょう。

服に虫食い穴を見つけた時の対処法

服に虫食いを見つけたら、ほかの服に被害が広がらないよう、速やかに虫を駆除することが大切。ここからは、虫食いを見つけたときの対処法をご紹介いたします。

収納していた服をすべて洗濯する

虫食いの被害にあった服と同じ場所に収納されていた服には、虫の幼虫や卵がついている可能性があります。虫食い穴を見つけたら、被害にあっていない服も、自宅で洗えるものは、一度すべて洗濯しましょう。最近は、すすぎ1回でOKの洗濯洗剤や洗濯コースもありますが、虫や汚れをしっかり落とすために、すすぎは2回行うことをおすすめします。

アイロンをかける

残念ながら、虫の卵は、洗濯だけでは完全に駆除することができない場合が多いようです。服を食べる虫は熱に弱いので、洗濯をして、しっかり乾かしたあとアイロンをかけて熱で死滅させましょう

ただ、熱に弱い素材が使われている服には、この方法は使えません。アイロンをかける前に、必ず洗濯表示は確認してください。熱に弱い素材のものや、自宅で洗えないものは、クリーニングに出してきれいにましょう。

クローゼットやたんすの中を掃除する

服をきれいに洗っても、保管場所に虫の幼虫や卵、汚れが残っていると、また虫の住処になってしまいます。虫食いの被害にあった服が収納されていたクローゼットやたんすは、一度ものをすべて取り出し、空の状態にして、中をきれいに掃除してください

また、服を食べる虫は、湿度が高い環境を好みますので、掃除中は窓を開けて、しっかり湿気を飛ばすことも大切です。

服を虫食いから守ろう。やっておきたい予防法

最後に、大切な服を虫食いから守るためにできることをご紹介いたします。

服は洗ってから収納する

先ほどもお伝えしたように、食べこぼしや皮脂汚れなどがついていると、化学繊維であっても虫食いにあうことがあります。一度でも袖をとおしたなら、必ず洗濯をする、またはクリーニングに出して、きれいにしてから収納しましょう。自宅で洗濯をする場合は、しっかり乾かすことも忘れずに。乾き残りがあると、虫食いだけでなく、カビが発生する原因にもなりますので、注意しましょう。

虫を侵入させないようにする

虫食いを予防するためには、服を食べる虫を、できるだけ家の中に侵入させないことも大切です。具体的な対策としては、まず、外に干していた洗濯物を取り込むときは、よくはたいてから取り込むようにしましょう。また、洗濯物だけでなく、着ている服や、持っている小物に虫がついてくることもあります。外出先から帰ったときは、アウターやバッグなどをよくはたいてから家の中に入るようにしましょう。

クローゼットやたんすは定期的に掃除+換気する

家の中では、ほこりが虫の発生源になることもあります。クローゼットやたんす、押入れなども定期的に掃除をして、ほこりをためこまないようにしましょう。

また、服を食べる虫は、湿度が高い環境を好みますので、お天気の良い日は換気をして、中の湿気を飛ばすことも大切です。雨が多く換気をするのが難しい季節は、除湿剤を活用するのも良いでしょう。

防虫剤を使う

市販の防虫剤を使えば、服を食べる虫が苦手な環境を簡単につくることができます。ハンガーラックに吊るすタイプ、服の上に置くタイプなど、さまざまな防虫剤が販売されていますので、ご自宅の収納スペースに合うものを探してみてください。

小さな子どもさんがいらっしゃるご家庭や、ナチュラル志向の方におすすめしたいのが、ウッディラボの「収納ピカピカセット」。置くだけで防ダニと防虫ができる「ダニよけシリカ」と、収納スペースの防カビ・除菌ができる「住まいの防カビ当番」がセットになっています。いずれも、塩素系成分や殺虫剤を使わず、天然由来の香りを主成分とした商品です。やさしい香りが、虫やダニ、カビから大切な服を守ってくれます。

お気に入りの服を虫食いから守るには、予防が大切!

服の虫食い対策は一年をとおして必要ですが、特に被害にあいやすいのが冬服です。セーターやマフラー、アウターなど、自宅で気軽に洗えないものも多いので、除湿剤や防虫剤を上手に活用して、虫食いを予防しましょう。また、虫食いを防ぐためには、クローゼットやたんすの中にほこりや汚れ、湿気をためこまないこと、そして、できるだけ虫が家の中に侵入するのを防ぐことも大切。今回ご紹介した予防法を、今日から実践してみてはいかがでしょうか。

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