今すぐきれいにしたい!毎日使う園服やアウターの汚れ落としが簡単になる家事らくアイテムとは

子供の園服やアウターが汚れてしまうタイミングは予測不能です。替えがなかったり、洗っても雨で乾かなかったり…。深夜になって汚れていることに気づき「こんな時に限って!?」なんてこともよくあるもの。そんな時でも、全洗いせずに簡単ケアできる方法がわかれば、慌てる必要はありません。今回は子供の服にありがちな汚れの種類とケア方法に加え、汚れ落としを手助けしてくれるアイテムをシーン別に紹介します。

夢中になりやすい創作活動に……クレヨンや絵の具汚れ対策

お絵描きや物作りが大好きな子供たち。集中していると、うっかり画材が服についてしまうこともよくあります。はじめから落とせないものとあきらめず、画材に合ったケアを試してみましょう。

クレヨン汚れ

紙の表面に塗りつけるクレヨンは、手や服に簡単に付いてしまいます。お絵描きに夢中になるとクレヨンで塗ったところに服が当たっていても気づかず、袖にクレヨンがついてしまいがちです。クレヨンは油分を含むため、油落としの方法を試してみましょう。使うアイテムは、消しゴムとクレンジングオイルです。

<お手入れ方法>

  1. 汚れた部分に、軽く消しゴムをかける。
  2. クレンジングオイルと台所洗剤を同量混ぜた液を作り、汚れ部分にトントンとなじませる。
  3. 汚れ部分だけをぬるま湯でもみ洗いする。
  4. 最後に、丸洗いして乾かす

一度で落とそうとせず、何度かチャレンジするのがポイント。ただし、ちょっと手間がかかってしまうのが難点です。園服の替えがない、ケアしようとしていたのに寝落ちしてしまったなど、お手入れする時間がないときは、スプレータイプの汚れ落としを使ってみましょう。シュッシュと吹きかけて拭き取るだけだから、時間がない朝でもさっとケアできて便利です。

絵の具、油性マーカー、油性ボールペン汚れ

画用紙の上の絵の具に袖がふれてしまったり、絵の具の付いた筆を落としてしまったり。今日の小さな失敗が明日の成長につながると分かってはいても、汚れが残ってしまうと気になりますよね。食器用の中性洗剤を使ってケアしてあげましょう。

<お手入れ方法>

  1. 食器用中性洗剤を汚れた部分につけ、水かぬるま湯でもみ洗いする
  2. 汚れが浮いてきたら洗い流し、最後に丸洗いして乾かす

汚れ部分を中心に洗剤をつけると輪ジミになる恐れがあります。汚れの周囲から中心に向かってつけていくようにしましょう。細かい汚れには、歯ブラシや綿棒を利用すると簡単です。油性の汚れには、中性洗剤の代わりにエタノールや除光液を使う方法もあります。

水性サインペン、水性ボールペン、墨汁汚れ

ペンのフタを思い切り引っ張った拍子に、インクが服についちゃった……なんてことも、子どもにとっては日常茶飯事。小学校に入れば、習字学習がスタートし、墨汁が服につくこともあります。こうしたインクや墨汁汚れには、歯磨き粉を使ってみましょう。

<お手入れ方法>

  1. 水と歯磨き粉を用意する。
  2. 歯磨き粉を汚れ部分に乗せ、水を付けた歯ブラシで、汚れをしごき出すようにこする。
  3. 汚れが薄れてきたら、ぬるま湯で洗い流し、最後に丸洗いして乾かす

この方法は、生地を傷めやすいため、デリケートな素材には向きません。丁寧に扱いたい場合には、クリーニングに出すか、専用の染み抜き剤を利用するとよいでしょう。

のびのび楽しんでほしい外遊び…泥汚れ、油汚れ対策

泥団子づくりに遊具遊び、自転車乗りと外遊びは子どもにとって楽しい時間。しかし、その実態は汚れと隣り合わせ。汚れてもいい服の時だけとは限らないため、汚れ落としテクを身につけておきましょう。

泥汚れ

泥汚れは繊維の奥に粒子が入り込み、油分と混ざりあってしまうと落ちにくくなります。洗う前にしっかり乾かすひと手間が大切です。あとは固形洗剤を使って汚れを落としましょう。

<お手入れ方法>

  1. 最初にしっかり乾かし、できるだけ泥を叩き落とす。
  2. 汚れが気になる部分をぬるま湯でぬらし、固形洗剤を塗りこむ。
  3. しっかりもみ洗い、もしくはブラシで汚れをかき出す。
  4. 洗剤を洗い流した後、最後に丸洗いして乾かす。

自転車汚れ

自転車のチェーン部分に触れてしまうと、泥と機械油で真っ黒に汚れてしまいます。この汚れは泥と油の強力コンボ。使うアイテムは、クレンジングオイルです。

<お手入れ方法>

  1. 泥がついている場合には乾かして、泥を落としておく。
  2. 汚れた部分にクレンジングオイルをつけ、ぬるま湯でもみ洗いする
  3. クレンジングオイルを流した後、最後に丸洗いして乾かす

クレンジングオイルは、油汚れに効果的なアイテムですが、服の色落ちがおこりやすいため注意が必要です。色落ちさせたくないなら、泥汚れと同じように固形洗剤を使ってみましょう。かなり汚れが強いため、何度かチャレンジするのがポイントです。できるだけ手間をかけたくないのであれば、スプレータイプの汚れ落としを使ってみるのもおすすめ。スプレーを吹きかけて拭き取るだけのタイプなら、急いでいるときもさっとケアできます。

豪快であっても温かく見守りたい食事の時間……油、ソース汚れ対策

元気にご飯を食べてくれるのはうれしいけれど、こぼしたり、ソースが飛んだりして食べこぼしによる汚れも発生しやすいものです。ただし、こうした汚れは日常茶飯事なので、できるだけ簡単な方法でケアしましょう。

ケチャップ、パスタソース汚れ

アメリカンドックのケチャップが落ち、ミートソースが豪快に飛んでいく…油分だけでなく、色が残りやすい食べこぼし汚れは、早めのケアが肝心です。台所用の中性洗剤を使って、ささっと汚れを落としてみましょう。

<お手入れ方法>

  1. 台所洗剤を綿棒や歯ブラシにつけ、シミになじませる。
  2. 汚れ部分をぬるま湯につけ、小さくもみ洗いする。
  3. 洗剤を洗い流し、最後に丸洗いして乾かす。

できるだけシミを広げないように、汚れ部分だけを細かく洗うのがポイントです。

醤油、ジュース汚れ

海苔巻きやシュウマイにつけた醤油がポタポタ、パックをつぶそうとしてジュースが飛び出した! そんなときは、水性汚れとして、まずは水分をしっかりふき取りましょう。

<お手入れ方法>

  1. 汚れた部分の裏にあて布をし、水分を含ませたティッシュや布でトントンたたく。
  2. 裏にあてた布に汚れを移すイメージで、時々ティッシュや布を変えながら汚れをなじませる
  3. 最後に、丸洗いして乾かす

醤油やぶどうジュースのように色素の濃いものは、できるだけ早くケアするのが肝心。長く放置してしまうと、汚れが定着してしまい、なかなか落ちなくなってしまいます。外出先での食べこぼし汚れは、ティッシュやおしぼりを利用するといいですね。

チョコレート

口の周りについたチョコレートを袖で拭ってしまう、手についたチョコレートを服で拭いてしまう……思わぬ被害が広がりやすく、「なぜこんなところに?」と汚れを発見することもよくあるもの。チョコレートは油分の汚れとなるため、油汚れ対策として、台所用の中性洗剤を使います。

<お手入れ方法>

  1. ぬるま湯と台所洗剤を用意する。
  2. 固形物が残っていればティッシュペーパーなどでつまみ取る。
  3. 汚れた部分に台所洗剤を馴染ませ、ぬるま湯でもみ洗いする
  4. 洗剤を洗い流し、最後に丸洗いして乾かす。

チョコレートは高い温度で溶けるため、ぬるま湯を使って効率よく落としていきましょう。

生活の中でも汚れが付く…血液の付着による汚れ対策

鼻血や擦り傷などの血液汚れは、乾いてしまうとシミになりがちです。明日も着ていく予定の園服が汚れていたら、焦ってしまいますよね。血液はタンパク質が主成分となるため、高い温度のお湯で洗うのはNGです。酸素系漂白剤かアルカリ性洗剤を使って、汚れを落としてみましょう。

<お手入れ方法>

  1. 汚れた部分を、水か、人肌程度のぬるま湯で軽く洗う。
  2. 酸素系漂白剤かアルカリ性洗剤を綿棒に含ませ、汚れた部分に塗り込む
  3. 汚れが薄くなったら、もう一度、水かぬるま湯で洗い流す
  4. 最後に、丸洗いして乾かす。

血液の主成分であるたんぱく質は50~60℃で熱変性し固まります。そのため、洗うときも熱いお湯は使わず、人肌程度のぬるま湯か水を使うこと。血液は放置すると固まってしまう性質があるため、できるだけ早くケアをすることもポイントです。

汚れ落としテクを身につけて、子どもの活動を応援しよう

小さな子供にとって、1つ1つの体験は豊かな心の土台となります。「汚さないで!」とイライラして過ごすよりも、気楽な気持ちで見守りたいものです。とはいえ、忙しくて余裕がないときは、汚れ落としが負担に感じることもあるでしょう。大変な時には、便利な汚れ落としスプレーを使って、心と時間に余裕を取り戻したいですね。


シュッシュと吹きかけて拭き取るだけのアウターウェア用汚れ落としなら、時間がない場面でもささっと簡単。予定外に起きてしまった汚れになるべく早く対応したい、そんなときにも大活躍。頻繁に洗うことができない園服や子供のアウターが汚れたときに、washlyアウターウェア用をお試しください。

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ウッディラボのルーツは、1947年創業の家具屋。木に携わり、木のおかげでこれまで事業を続けてきました。もっと木の良さを活かし、お客様の役に立ちたい。そんな思...

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