もっと手軽に!ダウンジャケットの汚れ落としが楽になる便利アイテム

寒い季節に大活躍するダウンジャケットなどのアウター。着続けていると汚れが目立ってきますが、自宅でケアするとしても、どんなお手入れをすれば良いのかわかりづらいのが悩ましいところ。今回は、自宅でできるダウンジャケットの汚れ落としの方法とともに、手軽にお手入れができるケアアイテムを紹介します。

ダウンジャケットの汚れが目立つ場所や汚れの種類

ダウンジャケットなどのアウターは、他の衣類と違って、自宅では汚れが落としにくいものばかり。しかし、着用すれば、普通の服と同じように汚れがついてしまいます。特に素肌に触れる袖口や襟元、スマートフォンや鍵などを入れて頻繁に手を入れるポケットなど肌に触れやすい部分は汚れが目立ち、せっかくのおしゃれアイテムなのに見た目が悪くなってしまいかねません。

ダウンジャケットにつきやすい汚れの種類

ダウンジャケットにつきやすい汚れの一つに、皮脂汚れがあります。汗をかいたり、子どもが触ったりしてダウンジャケットに皮脂が付着すると、時間の経過とともに黄ばんだり黒くなったりします。黄ばみや黒ずみは、お気に入りのダウンジャケットを汚く見せてしまう厄介な存在。特に襟元や袖口は、皮脂汚れで変色しやすいといえるでしょう。

襟などにつきやすいファンデーション汚れも意外と目立つもの。暗色や白色のダウンジャケットに肌色のファンデーションがついてしまうと、悪目立ちしてしまいます。また、食べこぼし汚れもダウンジャケットにありがちです。食べ物や調味料をこぼしてしまうと、なかなか綺麗に落とせずシミになってしまうことも。さらに、落ちにくいのが、泥汚れでしょう。ダウンジャケットに泥がつくと、軽く擦るだけではなかなか落とせません。泥汚れは、元気に外で遊ぶ子どものアウターにも目立ちやすいため、落とし方を知っておくと安心ですね。

自分でダウンジャケットの汚れ落としをするときの注意点

クリーニングに出すまでではないけど、汚れが気になるから自宅で洗いたい……そんなときに、必ず確認しなければならないのが、洗濯表示です。「水洗い不可」と書かれているダウンジャケットの場合、自宅で洗うと、場合によっては破れたり、色落ちしたり、素材が傷んだりして、今後着用できなくなるかもしれません。
また、使われている素材についてもしっかりチェックを。ナイロンやポリエステルといった素材のダウンジャケットは自宅で洗えるものが多いでしょう。一方で、レザーやシルク、ウールなどが使われている場合、家庭での洗濯は避けましょう。高級ブランドのダウンジャケットは、ナイロンやポリエステル製であっても、デリケートな生地が使われていることが多いため、家で汚れ落としをするときは細心の注意が必要です。

部分汚れから全体まで、ダウンジャケットの汚れ落とし方法

ダウンジャケットをはじめとするアウター類は、クリーニング店に持っていき、プロの手できれいにしてもらうのが理想的です。しかし、アウターは寒い季節であれば毎日のように着ますし、クリーニングに出すとお金もかかってしまいます。安いクリーニング店であれば1,000円以下で済むこともありますが、一般的にダウンジャケットのクリーニングの相場は2,000〜3,000円ほど。専門性が高く上質さを売りにしているクリーニング店であれば、7,000〜8,000円ほどかかることもめずらしくありません。ブランド品の高級なものなら、保証もプラスされて、さらに高くなってしまうことも。場合によってはクリーニングを頼むためのお金で、新品の安いダウンジャケットを購入できるケースもあります。

コスト面を考えると、どんなに清潔さを保ちたいと思っても、1シーズンに何度もクリーニングに出すのは現実的ではありませんよね。できるだけコストをかけずに、キレイを保つためにも自宅でもできるダウンジャケットの汚れ落としの方法を身につけて、きれいな状態を保ちましょう。

まずは、部分洗いから始めよう

水洗い可能なダウンジャケットを自宅で洗濯する場合は、手順を守ることが大切! まずは、気になる部分汚れ、なかでも皮脂汚れからケアしていきましょう。

<部分洗いのやり方>

  1. おしゃれ着用の中性洗剤や食器用洗剤を直接汚れに塗る
    ※汚れに直接洗剤を塗るときは、原液のままつけましょう。
  2. 湿ったスポンジでトントンと叩くようにして皮脂汚れを落とす。
    ※ダウンジャケットの生地を傷めてしまわないように、スポンジは研磨剤が入っていないものを使ってくださいね。

汚れの種類によって、使用する洗剤が変わります。

  • ファンデーション汚れ
    中性洗剤で落とすことのできない頑固な皮脂汚れやファンデーション汚れは、クレンジングオイルを使うのがおすすめ。ファンデーション汚れは、洗濯用の固形石鹸をこすりつけても落としやすいです。ファンデーションに限らず、メイクアイテムの汚れを落としたいときは、クレンジングオイか固形石鹸を活用してみてくださいね。クレンジングオイルを使って皮脂汚れやファンデーション汚れを落とすときは、直接塗るだけでなくコットンを使う方法も有効です。コットンにクレンジングオイルを染み込ませて、トントンと叩くようにすれば、ダウンジャケットの襟元に染み付いた頑固な汚れも落とすことができますよ。ただし、色落ちする可能性があるため、目立たない場所で一度試してみるとよいでしょう。
  • 食べこぼしによる汚れ
    また、調味料などの食べこぼし汚れは、食器用洗剤が効果的です。いずれも、直接洗剤やクレンジングオイルを塗ってスポンジで叩くようにして汚れを落としましょう。襟や袖口などに洗剤を塗ってトントンと叩くように洗い終えたら、人肌程度のぬるま湯を用意します。タオルやスポンジにぬるま湯を含ませ、2〜3回に分けて拭き取ります。洗剤の成分がダウンジャケットに残ってしまわないよう、丁寧に拭き取るようにしましょう。
  • 泥汚れ
    少しコツが必要なのが、泥汚れです。泥でダウンジャケットが汚れている場合は、繊維の奥に泥が入り込んでしまうのを避けるため、まずドライヤーなどを使って乾かすのがポイント。泥が乾いたら、歯ブラシでこすって大きな泥を落としたあと、汚れている部分に固形石鹸をこすりつけ、丁寧にもみ洗いするようにしましょう。汚れが薄くなってきたら、お湯でぬらしたタオルで洗剤などを拭き取ります。ここまでで、ダウンジャケットの部分的な汚れ落としは終了です。

ダウンジャケット全体を洗う方法

部分汚れを処理したら、続いて、ダウンジャケットの丸洗いを行います。丸洗いの場合、洗濯槽や浴槽を利用して手洗いするのがおすすめです。

<ダウンジャケットを自宅で丸洗いする方法>

  1. 洗濯槽や浴槽にぬるま湯をはる
  2. おしゃれ着用の中性洗剤を入れ、ダウンジャケットをしっかり浸した状態で押し洗いする
  3. 洗剤が残らないよう、念入りにすすぐ
  4. 洗濯機を使って脱水する
  5. 形を整えて、厚みのあるハンガーにかけ、風通しの良い場所で陰干しする

ダウンジャケット全体を洗うときは、スピードが命! 羽毛が水分を含んで固まらないよう、素早く洗い終えるのが大切です。脱水後も、洗濯機にダウンジャケットを放置してしまうと、羽毛が固まってしまいます。脱水が終わったら、すぐに取り出して干してくださいね。

また、干すときも丁寧に。濡れたダウンジャケットの中では羽毛が固まっているため、干すときに手でほぐすようにするとよいでしょう。丁寧にほぐすことで、ダウンジャケット本来のボリュームが失われず、ふっくら感が戻ります。羽毛が団子状に固まっている場合は、すぐにほぐさずある程度乾いてからほぐしましょう。両手で挟むようにして軽く叩くと、きれいに形を整えられます。

ダウンジャケットにはアイロンが使えないので、シワになっている場合はしっかりと伸ばしてから干すのがコツ。室内で2〜3日干すことで、中の羽毛や乾きにくい内側も完全に乾かすことができます。全体がきちんと乾いたら、空気を含ませるようにダウンジャケットを振ると、適度に空気が入って羽毛が均一になり、ふんわりと仕上がります。これで、ダウンジャケットの洗濯は終了です!

もし全体の汚れ落としが終わってダウンジャケットを干したあと、羽毛をきちんと離せていなかったっためにぺちゃんこになってしまった場合は、落ち着いて対処しましょう。ぺちゃんこになった状態のダウンジャケットを無理やりほぐそうとすると、ジャケットの中で羽が割れてしまい、復活させるのは難しくなります。まずは、乾燥させたダウンジャケットをもう一度水で濡らしましょう。そして、しっかりと水を切って中身が均一になるよう丁寧にほぐします。きちんと形を整えてあげると、ふっくらとしたダウンジャケットに戻りますよ! ただし、素材によっては手洗いでも自宅で選択するのが難しい場合があります。洗濯可能かどうか、確認の上、行ってくださいね。

襟元や袖口が汚れても、塩素系漂白剤は使わないで!

ダウンジャケットの汚れ落としをしようと考えたとき、つい漂白剤を使って汚れを落としたいと思ってしまうのではないでしょうか。確かに、白などの汚れが目立つ色のダウンジャケットの場合は、漂白剤を使うほうが手っ取り早いように思えます。しかし、ナイロンやポリエステルといった生地でできたダウンジャケットの汚れ落としには、塩素系漂白剤の使用はNG!

塩素系の漂白剤を使ってしまうと、ダウンジャケットが本来の色から変色してしまい、黄色っぽく見えてしまうことがあります。ダウンジャケットの袖口や襟元が汚れで黄ばんだり黒ずんだりすると、格好悪く見えてしまいますが、全体が黄ばんでしまっても見た目はよくありません。さらに、ポリウレタンにはそもそも塩素系漂白剤を使ってはいけないとされているため、ポリウレタン製のダウンジャケットの汚れを塩素系漂白剤で落とすことはできません。

家でダウンジャケットの汚れ落としをするときは、中性洗剤や食器洗い洗剤を使って丁寧に行うことが大切です。

日々のお手入れには、便利アイテムを使ってみよう

ダウンジャケットをきれいな状態で保つために、日々の正しいメンテナンスが大切です。
着用後は陰干ししてからクローゼットにしまう、連日の着用はできるだけ避けるなど、細かいことに気を配るだけで、その後の着用期間も伸びるはず。雨に塗れてしまったときは、水分を拭きとったあと自然乾燥させるのがおすすめです。内部の羽が出てきてしまったときは、抜かずに内側からつまんで、そっと引き戻しましょう。ちょっとした工夫を取り入れるだけで、お気に入りのダウンジャケットも長く愛用できますね。

「WASHLYアウターウェア用」なら簡単お手入れ!

ダウンジャケットなどアウターの汚れは、そのままにしておくと劣化が始まってしまいます。お伝えしたように、自宅でケアする方法はありますが、傷めてしまわないように細心の注意を払う必要があるでしょう。ただでさえ、日々のメンテナンスが面倒に感じられるもの。「もっと手軽にアウターをきれいにしたい!」と考えている方も多いのではないでしょうか?

そこで、おすすめしたいのがウッディラボの「WASHLYアウター用」。水洗い不要でアウターのお手入れができる便利なケアアイテムで、汚れが気になる場所にスプレーして拭き取るだけの簡単汚れ落としです。なかなか洗濯ができないアウターも、洗剤を使わずサッときれいにできるのでお手軽ですね。また、汚れを落とすだけでなく、消臭効果があるのもうれしいポイント! 天然由来アロマのすっきりとした香りが優しく漂い、心地よい香りも楽しめます。アウターをできるだけ手軽にケアしたい方にぴったりです。

正しく汚れを落としてダウンジャケットをきれいに保とう

ダウンジャケットを着る機会が増えると、いつの間にか表面の汚れが溜まり、見た目の印象が変わることがあります。汚れが気になるけれど、頻繁にクリーニングに出すのはちょっと……という方は、手順を守って自宅で洗濯してみましょう。できるだけ手間をかけずにきれいにしたいなら、水洗い不要で汚れを落とせるWASHLYアウターウェア用がおすすめ。自分に合った方法で、ダウンジャケットを清潔に保ってくださいね。

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