車内はダニが増えやすい!?車のダニ対策で、居心地よく過ごしましょう。

車の中にも、ダニが発生するリスクがあることをご存じですか?

平日は通勤や送迎、週末はお出かけや買い物と、日常的に使うことが多い車。移動するだけでなく、社内で飲食をしたり、テレビを観たりすることもあり、第2のリビングといえるかもしれません。家族でよく使う車の中ですが、自宅のリビングのように、頻繁にお掃除をする方は少ないかもしれません。実は車内はダニが増えやすい条件が整いやすい場所。特に小さな子供やダニアレルギーを持つ家族がいる場合、車の中のダニには気を付けたいところです。車内でダニが増えやすい場所、予防方法、ダニが発生した場合の退治方法をお伝えします。

車にダニが発生してしまう理由

車の中は意外にも、ダニが好む環境になりやすいのです。ダニは、繁殖に適した湿度と温度で、エサがあり、繊維が集まっている環境で増えていきます。

車内は、ダニにとっての天国?

車の中は、閉め切っている環境で気温が上がりやすく、湿気もこもりがちで、ダニにとって住みやすい環境といえます。さらに、車内にはフケやあか、髪の毛、ペットの毛のほか、食べこぼしが落ちたままになりやすく、ダニにとってはエサの宝庫。シートやクッションなど、繊維が密集したところやほこりの中を好むこともあり、車内はダニが快適に過ごせる住み家となってしまうのです。

ダニが好むのは気温20~30℃、湿度50~80%とされており、好条件が重なると、たった1組のつがいが2ヵ月で約3,000匹にまで増えるのだとか。さらに、産み付けられた卵は1ヵ月ほどで成虫になり、次々と繁殖していきます。車内のお掃除が十分でないと、ダニのリスクも高まります。

車内のホコリをそのままにしていませんか?

車内はシートの下まで手が届きにくいため、お掃除が不十分になっていることがあります。ホコリをそのままにしていると、ダニが集まりやすいかも。

ある実験では、家の中に落ちているホコリの中にいるダニを計測したところ、ホコリ1gに対して約1,200~2,300匹ものダニを数えることができたという報告があります。スプーン1杯に換算すると500匹以上とのこと。車内のホコリも同じと考えると、シートの奥に挟まったホコリ、床の隙間に落ちているホコリにもたくさんのダニがいるかもしれないのです。

車の中でダニが増えやすい場所は?

では、ダニの繁殖条件から、車内でダニが増えやすい場所を考えてみましょう。

シート

人やペットが直接触れているシートは、ダニのエサになるフケやあか、毛、食べかすが落ちたままになっていることがあります。シート表面の素材によっては、ダニが繊維の奥に潜り込み、繁殖している可能性があります。またシートの隙間にたまったゴミ・ほこりの中は、ダニが暮らしやすい環境となります。

フロアマット

足元のフロアマットも、ゴミやホコリがたくさんついたままになりがちです。フロアマットもエサが豊富で、繊維が密集しているため、ダニが隠れやすい場所といえます。

クッションやひざ掛け

運転中の冷え対策や、腰回りを安定して保つためにクッションやひざ掛けを車内に置いたままにしている方も多いかもしれません。繊維の塊であるクッションやひざ掛けも、ダニが住み着きやすい場所です。

トランクシート

荷物を置きっぱなしにしがちなトランク内は、お掃除する頻度が低いかもしれません。特に、ペットのラゲッジを置いている場合にはご注意を。トランク内に落ちた毛やフケ、ペットの食べかすなどがエサとなり、ダニを招きやすくなります。

チャイルドシート

チャイルドシートには、子どもの食べこぼしがたくさん落ちているかも。しかも、子どもは汗をかきやすいため、湿気が残りやすく、ダニが繁殖しやすい条件を満たしがちです。

車内を心地よく!車のダニ対策を始めよう!

長時間過ごすこともある車の中だからこそ、家族みんなにとって心地よい場所にしたいですね。ダニアレルギーを持つ家族も快適に過ごせるように、ダニ対策のポイントを確認していきましょう。

定期的に車内掃除して、ダニのエサを取り除く

ダニのエサとなるフケやあか、髪の毛、犬や猫などの毛、食べかす、お菓子の食べこぼしなどを取り除くことが、最初のダニ対策といえます。カビやダニの死骸をエサにするダニもいるため、目に見えない細かいチリもしっかり除去できるように、吸引力のある掃除機をつかって丁寧にお掃除しましょう。車の使用頻度によりますが、2週間に1回は掃除機をかけておきたいですね。

使用しない期間も、定期的に換気をする

ダニは乾燥に弱い小さな生き物です。しっかり換気をすることで、車内の湿度を下げ、ダニの繁殖を抑えることができます。定期的なお掃除タイムを、そのまま換気タイムにするとよいでしょう。

ダニ予防のアイテムを取り入れる

条件が整うと、どんどん増えてしまうダニ。種類や条件によっては、卵から成虫になるまで約1ヵ月、成虫の寿命は約2~3ヵ月です。そのため2~3ヵ月繁殖を抑えれば、爆発的に増えることを防ぐことができます。お掃除の後は、ダニが増えにくくなるアイテムを利用してみてはいかがでしょう?

ウッディラボの「ダニよけシリカ」は、ダニが嫌がる香りでダニを寄せ付けない、自然派のダニよけアイテムです。小さいサイズで、シートの隙間やフロアマットの裏にポンと置くだけ。殺虫成分を使用していないため、気軽に使えるのもいいところ。ベビーフローラルとアクアグリーンの2種類の香りがあり、さわやかな香りで、車内の匂い対策にもおすすめです。アクアグリーンの香りには防カビ効果もあって、一石二鳥!

すでに車にダニが発生しているかも?ダニ退治方法と予防法

ダニアレルギーのある家族が車に乗るとくしゃみや鼻水が出る、かゆみを感じるといった場合には、すでに車の中にダニが繁殖している可能性があります。早めに対策して、快適な状態に近づけてあげましょう。ダニ退治の方法と、ダニを増やさないためのポイントをお伝えします。

車内に発生したダニを退治する方法

高温で乾燥させて死滅させる方法と、殺虫成分のあるスプレーをかける方法があります。

ダニは熱に弱く、50度なら30分間、60度なら一瞬で死滅すると言われています。そのため真夏のように気温が高い日は、直射日光下に置くことで、ダニ対策になります。気温が低い日には、高温のお湯が噴射されるスチームクリーナーなどを利用して死滅させ、その後しっかり乾燥、換気をするのもよいでしょう。

一気にダニ退治をするなら、殺虫成分を含むスプレーなどを使うと簡単です。ただし、繊維の奥に潜り込んでいるダニや孵化前の卵には効果がないこともあります。加えて、殺虫成分が車内に付着するので、小さな子供やペットがなめてしまうような場所は控えること。安全で自然な方法を取り入れたい場合には、高温で乾燥させるのがおすすめです。

ダニ退治後は、死骸をしっかり取り除くことが大切

ダニ退治をした後は、そのままにせず、しっかり掃除機をかけて、ダニの死がいを取り除くことが大切です。ダニの死がいは空気中に舞いやすく、吸い込んでしまうと、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状が出ることもあります。細かいチリを吸引することができる掃除機を使って、きれいに取り除きましょう。

掃除後のダニ予防で、きれいな状態をキープ

ダニを退治し死がいを取り除いた後は、ダニが繁殖しにくい状態をキープしたいですね。ダニよけアイテムを利用しておくと、ダニが寄り付きにくい環境になります。ただし、ダニよけアイテムを使用する時は使用期限をしっかりチェックして。期限切れになる前に、こまめに取り換えることも忘れずに。

車の中も快適に。ダニよけアイテムを使ってダニ対策をはじめよう

日々の生活や家族のお出かけなど、車の出番が多いご家庭は、ダニ対策も忘れずに行っておきたいものです。時には長時間過ごす車の中は、家族が集まるリビングのよう。自宅のリビングと同様に、快適で安心できる空間にしておきたいですね。定期的に車の中をお掃除する必要があると分かっていても、車内の小さなゴミやチリは目につきにくく忘れがちです。少なくとも、長距離移動の前には車内清掃と換気を行い、ダニよけアイテムを取り入れるといった工夫をするのがおすすめです。ポンと置くだけで、簡単にダニよけができるウッディラボの「ダニよけシリカ」なら、時間に余裕がないお出かけ前でもダニ対策ができますよ。

woody-lab.uo

2,244,770 views

ウッディラボのルーツは、1947年創業の家具屋。木に携わり、木のおかげでこれまで事業を続けてきました。もっと木の良さを活かし、お客様の役に立ちたい。そんな思...

プロフィール

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。