あなたの家はどのタイプ?衣替えのコツをタイプ別にご紹介

季節の変わり目に行う衣替え。なかなか手間のかかる作業ですが、あなたの家ではどんな手順で行っていますか? 家族みんなでそれぞれが衣替え作業をする、全員分をママがひとりでする、それぞれの家庭によってやり方が違いますよね。

衣替えは季節ごとの洋服を全部取り出し、「着る・着ない」を判断し、「洗濯する・しない」を分け、さらに「たたみ直して収納」と意外と複雑な作業の連続です。加えて、記憶力と判断力も必要なため、時間がかかってしまいがち。できるだけ効率的に、かつ簡単に衣替えをするなら、やり方ごとにコツをおさえておくとスムーズです。フローチャートからタイプ別に異なる、衣替えのコツを解説します。

衣替えのコツを見る前に、タイプをチェック!

あなたの家で行う衣替え、どのタイプでしょうか? フローチャートをチェックし、自分のタイプに合った衣替えのコツをチェックしましょう。

タイプA:衣替えはひとりでじっくりタイプ

家族が仕事や学校、園に行っている間にじっくり衣替えを進めているのがAタイプ。全員分の衣替えは大変ではありますが、家族のスケジュール調整をする必要がなく、自分のペースで進められるのがいいですね。以下の3つのコツをおさえて、衣替えを段取りよく済ませましょう。

ポイント1:衣替えに適したタイミングで

家族全員分の衣替えは作業量が多く、一度に完了させるのは大変です。自分の分、子どもたちの分、夫の分と進めていくうちに疲れてしまい、最後の方には適当になってしまうことも。中途半端にならないよう、衣替えは大きく2回に分けるとスムーズです。

  • 1回目はオフシーズンの物を片付ける
    まずは、オフシーズンになった服の衣替えを。例えば、冬物から春物への衣替えの場合、3月の後半から4月中旬を目安に、真冬のアイテムを片付けます。厚手のダウンジャケット、コート、厚手のニット類、冬小物などから収納に取り掛かりましょう。衣替えの時期は、クリーニングが割引サービスを行うことも多いものです。サービスが利用できるタイミングで衣替えを済ませるとお得ですね。
  • 2回目は合服を片付ける
    続けて、少し時間を空けて、合服を片付けます。合服とは、季節の変わり目に重宝する薄手の服です。例えば、冬物から春物への衣替えの場合、半袖の出番がある5月の連休までに、残りの秋冬物を片付けます。薄手のニット類、ウール素材のボトムスやジャケットなど、1度洗うかクリーニングに出してしっかりケアしておきましょう。

衣替えのタイミングに悩んだら、こちら

ポイント2:自分以外の衣類は事前リサーチが必要

自分以外の家族の服は、来年も着るのか、洗濯が必要かといった判断が難しいことがあります。効率よく衣替えを進めるためには、事前に確認しておくと良いでしょう。家族が在宅する時にまとめて確認、衣替え期間BOXを用意して分けてもらう、といった準備をしておくとスムーズ。ちなみに、衣替え期間BOXは1度着た衣類を入れておく場所のこと。特に冬物は厚手の服や小物が多く、洗濯済みなのかが分からなくなりがちです。前もって家族に判断してもらえたら、衣替えの時の悩みが減りますね。

ポイント3:来シーズンに着ない服の行き先を事前に決めておく

長年、収納しているけど、何年も着ていない服は、来年も着ないかも。年齢とともに似合わないように感じてきた服や体形の変化で着られなくなった服も、処分の候補に挙げてみましょう。またサイズアウトのサイクルが早い子ども服も、早めの判断を。もうサイズは小さいけど、かわいいから置いておく…なんて思っているうちに、徐々に収納を圧迫していきます。来シーズンは着ないと判断した服は、以下の4つのカテゴリーに分類していきましょう。

  1. 家族にお下がり
  2. .親せきや友人に譲る
  3. リサイクルショップに売る
  4. 捨てる、リユースする

ただし、お下がりや譲る予定でとっておく服は、長期保管になる可能性があります。状態をキープするためにダニ、カビ、虫つき対策をとっておきましょう。

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ウッディラボの「ダニよけシリカ」は、個包装タイプのダニよけ、防カビアイテムです。小分けの衣類保管袋に入れやすく、取り換えも簡単。どちらも、乾燥剤にもなるシリカゲルを使用し、ダニやカビが生育するのに必要な湿度を減らしながら、それぞれの繁殖を香りで抑制します。フローラル系かグリーン系の香りが好印象で、譲る予定の服にも防虫剤特有の臭いが残りません。

テーブルに置かれたダニよけシリカ2種類

タイプB:時短で衣替えタイプ

じっくり衣替えをする時間がなく、その上ひとりで進めているBタイプ。家族全員分の衣替えをひとりで、短時間で行うためには工夫が必要です。以下の3つのコツを活用し、できるだけ効率よく衣替えを済ませましょう。

ポイント1:前後や上下を入れ替えるだけの収納法にする

時短で衣替えを完了するなら、収納方法から見直すのがおすすめです。例えば、スタッキングできる衣装ケースを準備し、季節ごとの服をそれぞれに入れておくと便利。あとは、取り出しやすい位置にオンシーズンのケースを入れ替えるだけで完了です。衣替えの手間がかかりません。

小さな子どもの服を入れる場合、衣装ケースのスペースが余ってしまうかもしれません。そんなときは、ケースを2つに仕切り、手前と奥に季節ごとの服を入れ、衣替えのタイミングで入れ替えるだけにするとよいでしょう。または、季節ごとに紙袋などで小分けしておくと入れ替えも簡単です。

奥行きの短い衣装ケースを使う場合には、手前と奥に並べて、位置を入れ替えるだけにするのもよいでしょう。その場合、キャスター付きの収納ケースなら、入れ替える負担が軽減できますよ。

ただし、入れ替えるだけの簡単衣替えの場合、ケース内の片付けが行き届かないことがあります。衣替えのタイミングで、洗濯、防湿・防虫対策をおこないましょう。

効率的な衣替えのポイントについて、詳しくはこちら

ポイント2:スペースがあるなら、「衣替えをしない収納」を目指す

季節を問わずすべての服を出しておける十分な収納スペースがあるなら、衣替えの必要はありません。衣類を全部出して、たたんでしまう、といった手間がかからない分、時間短縮に。ただし、ギューギュー詰めのクローゼットになってしまうのはNG。ワードローブは収納の8割までを目指して、洋服の出し入れがしやすく、空気や湿気が循環する環境を作りましょう。ただし、この場合には、着た服と着ていない服の区別がつきにくい状態になります。次の季節まで出番のない服はしっかりケアをし、防湿・防虫対策を忘れないようにしましょう。

ポイント3:余計な服を持たない

服が少なければその分、衣替えの労力も減りますね。いつか着るかも……ととっておいた服を手放すことで、ワードローブがコンパクトになります。女性は体形変化やファッショントレンドの変化があり、数年前の服でも、活用が難しいことがあります。着ない洋服を持ち続けることなく、1着服を追加したら1つ手放すといったルールをつくると、服が増えすぎることもありません。どうしても保管しておきたい服があるのであれば、洋服の保管サービスを利用する方法もあります。保管したいけどあまり着ない、または、スペースを圧迫するオフシーズンの服を預けておくと、収納にゆとりが生まれるでしょう。

タイプC:家族みんなで衣替えタイプ

衣替えを家族全員参加で行っているCタイプは、しっかり協力できるような段取りを考えるのがポイント。それぞれに活躍してもらうためには、スケジュールを共有し、収納場所を明確に、子どももできることからはじめるといったコツがあります。以下の3つのポイントを確認し、協力体制が整った衣替えを行いましょう。

ポイント1:衣替えをいつ頃行うのかスケジュールを共有する

各自それぞれのペースで衣替えを進めるとしても、できるだけ同じタイミングで行うようにしたいもの。収納に必要なアイテムを用意したり、クリーニングに持っていったりする予定がバラバラになると、かえって手間がかかってしまいます。翌日からしばらくお天気が悪いというタイミングで、しまい洗いする洋服がたくさん出てきても困ってしまいますよね。衣替えのタイミングがばらついてしまわないように、事前に予定日を把握するか、スケジュールを明確に決めておきましょう。子ども服は親子一緒に、大人服は各自という場合も、同様に予定を立て、事前に防湿・防虫アイテムなどを用意しておくとスムーズです。

ポイント2:収納場所・方法を明確に

家族みんなで衣替えをする場合、誰の何をどこにしまうか決め、収納方法を明確にしておくことも大切です。それぞれが把握しやすいよう収納にラベリングしておくと、失敗がありません。また、「洗濯する、しない」、「着る、着ない」といった分類作業は、各自で進めてもらうこと。服を入れ替える際に行っておきたい収納スペースの掃除も、事前にアナウンスしておくと二度手間になりません。

ポイント3:子どもと一緒に、できることから

子どもと一緒に衣替えをする場合、できることが限られます。子どもにもできる「たたみ係」や「運び係」、子どもが好きそうな「掃除機係」、「毛玉とり係」など、役割を決めてお願いしてみましょう。幼いころから家事に接していると、その経験は今後役立つはず。毎回の衣替えを手伝ってもらううちに、数年後には自分の持ち物を自分で管理できるようになるかもしれません。

また子どもと一緒に衣替えをすると、サイズや着心地について確認しながら進められるのもいいところ。服の仕分け作業が二度手間にならず、好みの把握にも役立ちますね。

タイプD:それぞれできることを協力タイプ

家族それぞれができることをしていくDタイプは、チームプレイとして連携させていくのがポイント。ひとりでじっくり衣替えしたいけれど難しい…そんな方は、家族を巻き込んで、気楽に衣替えを行ってみましょう。2つのポイントを参考に、取り組みやすい方法を考えてみてくださいね。

ポイント1:家族の巻き込み方、いろいろ

衣替えをしているのはママひとりであったとしても、家族それぞれができることを協力してもらえたら、過ごす時間の充実度が変わってくるはずです。チームで衣替えが終わったら、みんなで「お疲れさま会」をするのもおすすめ。イベントとして楽しく衣替えが終われるように、家族みんなで取り組んでみましょう。

<家族の巻き込み例>

  • ママが衣替えに集中できるように、家族やお兄ちゃん、お姉ちゃんが小さな弟、妹を連れて外へ
  • 女子チームが取捨選択・分類担当、男子チームは洗濯・クリーニング出し担当
  • ママが司令塔となり家族みんなが作業を進める
  • 大人チームが衣替えしている間、子どもチームは遊びに集中してもらう

ポイント2:チームプレイには作戦と準備が必要です

衣替えはライフスタイルによって、やり方や段取りが変わります。家族それぞれに合う方法があり、答えは1つではありません。とはいえ、お互いが協力し合うことで、よりスムーズに完了します。スケジュール管理や段取り、退屈している子どもへの対応方法など、事前に作戦を練っておくと良いでしょう。ただし、子どもの成長に合わせて作戦内容も変化します。今までのやり方にこだわらず、その時々の状況に合った方法を選んでくださいね。

どんな作戦を練ったとしても、注意したいのがママの負担過多です。ママがチームリーダーとして進行する場合、自分だけタスクがいっぱいになってしまわないように気を付けましょう。大雑把でも作戦を立てておき、収納袋や防虫剤、お掃除グッズなどは事前に用意しておくこと。作戦と準備を整えることで、当日の負荷がぐんと減ります。

タイプに合わせて自分に合った衣替えを進めよう

家庭によって衣替えの方法は異なります。家族の中であっても、それぞれに取り組みやすい方法があるでしょう。そうしたなかでも、自分や家族がどのタイプかが分かると、できること・できないことがはっきりし、コツもつかみやすくなります。できるだけストレスのない衣替えを目指して、効率の良い方法を考えてみましょう。

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