虫が嫌い!だけど自然派という人に使ってほしい「虫キライスプレー」活用完全ガイド
クワガタやチョウといった昆虫然とした虫は嫌いではない、むしろ好きという人でも、蚊やコバエ・カメムシなど、害虫と呼ばれる虫が苦手という人は多いのではないでしょうか。日常に発生する害虫は不快なものであり、できるだけ避けたいと思うのは当然です。だけど、強い成分の入った殺虫剤を使うことにも抵抗がある、というナチュラル志向の生活を心がけている人は、対処法に悩んでしまうかもしれません。
ウッディラボの「虫キライスプレー」は、そんな人にこそ使ってほしい虫よけアイテム。その特徴や、使い方について詳しくご紹介します。
「虫キライスプレー」って何?
ウッディラボの虫キライスプレーは、一言でいえば「天然精油の機能を活かした虫よけスプレー」。
殺虫ではなく、虫の侵入を防ぐことに着目した商品です。その強みは、「成分のやさしさ」と「使いやすさ」。虫が嫌いな匂いを活用した虫よけだから、ナチュラルなのもポイント。
メリットがたくさんある一方で、心地よく使えるからこその注意点もあります。詳しく見てみましょう。
香りで守る!〜ペットや子どもにやさしい理由〜
虫キライスプレーは、天然由来の「機能性香料」と「天然精油」を主成分としています。
機能性香料とは、天然精油から不純物を取り除いたり、添加物を加えたりして、品質を安定させた「虫よけ効果」の高い香料のこと。安全性を確保し、安定した商品を供給することを考えると、必ずしも天然100%が良いというわけではありません。ウッディラボでは、天然由来の機能性香料として、学術的に分析されたものを使用しています。
一方の天然精油は、エッセンシャルオイルのことで、こちらは植物の力を借りているもの。虫キライスプレーには「レモンユーカリ油」と「ユーカリ油」の2種類が使われています。レモンユーカリは、古くから「虫よけ効果」が高いことで知られている植物ですが、それは「メンタンジオール」という成分を含んでいるから。その「メンタンジオール」を高濃度で配合しているのも、虫キライスプレーの大きな特徴です。
では実際の効果はどうかというと……第三者機関による『ダニ・ヒメカツオブシムシ、アリ、ユスリカ、コバエ、カメムシの忌避試験』において、虫よけ効果が認められました。さらに、同じく、第三者機関における試験によって、防カビ・除菌効果も認められ、自社で行った消臭試験(一般社団法人繊維評価技術協議会 SEKマーク繊維製品認証基準)では、2時間ほどでアンモニア・酢酸・イソ吉草酸・ノネナールといった、いわゆる「嫌なニオイ」の一部がほとんどなくなることがわかりました。
1本で、虫よけ、防カビ・除菌、消臭と何役も担ってくれる頼もしい虫キライスプレー。殺虫剤や忌避剤といった強い薬剤を使用していないため、自然派の方におすすめです。森林浴をしているような気分になる爽やかな香りも支持される理由のひとつ。ナチュラルな暮らしにそっと寄り添い、癒してくれる、やさしい虫よけなのです。
気になるところにシュッ!〜幅広く使える理由〜
「虫キライスプレー」は、その名のとおり、スプレータイプの虫よけです。思い立ったときに、気になるところに、シュッとするだけのお手軽さ。詳しくは次項で紹介しますが、三角コーナーやゴミ箱といった「モノ」から、ベランダや庭などの「空間」まで、幅広く使えるのも魅力です。手のひらにフィットするサイズ感もgood。バッグに入る大きさなので、公園やキャンプ場など虫が気になる場所にお出かけするときのお供にも最適です。
心地よく使えるからこその注意点
天然由来の成分で香りがよく、スプレータイプなのが虫キライスプレーのメリット。ですが、肌に直接使用することはできません。上手に活用するための注意点をまとめました。
- 人体やペットに向けて使わない
- 食品や食器など、口に入るものに使わない
- 金属類、毛皮、革製品、木製品、電化製品などには使わない
- 水がかかると縮んだり色落ちしたりシミになるもの、水洗いできないものには使わない
幅広いシーンで活躍!「虫キライスプレー」の使い方
ここからは「虫キライスプレー」の使い方について、具体例を挙げながら詳しく紹介しましょう。幅広いシーンで活躍してくれるため、<日常生活編>と<キャンプ編>の2つに分けて解説します。
虫キライスプレーの使い方 <日常生活編>
さまざまな場所やモノに使える「虫キライスプレー」ですが、より効果が期待できるちょっとした使い方のコツがあります。それが次の2点です。
〜虫キライスプレーを上手に使いこなすコツ〜
- 対象とする場所(モノ)から30〜40センチほど離してスプレーする!
- 1㎡あたり8プッシュが目安!
〜虫キライスプレーの使用シーン〜
- 三角コーナー
コバエが発生しやすいキッチン。なかでも生ごみを入れる三角コーナーは虫の発生地帯です。三角コーナーや排水口などにシュッとかけて、簡単虫よけを。殺虫剤などの強い薬剤を使っていないので、キッチン周りでもご使用いただけます。ただし、食品や食器など口に入るものにかからないようにご注意ください。
- ゴミ箱
ゴミ収集までに、生ごみなどを入れておくゴミ箱も虫が発生しやすくなっています。ゴミ箱の中に向けて虫キライスプレーを使うと、虫よけに。消臭効果も期待できるので、たとえば「オムツ用ゴミ箱」や「ペット用のゴミ箱」などに使うのもおすすめです。
- サッシ
窓は代表的な虫の侵入経路のひとつです。網戸に注意がいきがちですが、サッシの虫対策も忘れずに。
- 網戸
網戸から入ってくる虫に悩まされることもありますよね。網目より小さい虫が侵入してしまうため、こちらも虫よけが大切。虫キライスプレーを網戸には満遍なくふりかけましょう。網戸に直接スプレーするのが気になる場合には、網戸を設置しているベランダ部分や窓枠にプッシュするのもおすすめです。ただし、金属製の場合にはご注意ください。
- すだれ(よしず)
窓の虫対策としては、すだれやよしず、カーテンといった周辺アイテムにスプレーしておくのもおすすめです。自然由来の成分からできている虫キライスプレーは、素材を傷めにくいというメリットもあります。
- 玄関
玄関は虫が侵入しやすい場所であると同時に、何かとニオイが気になる場所でもあります。そんな玄関には消臭効果も期待できる虫キライスプレーがうってつけです。爽やかな香りで気になるニオイも一掃。シューズクロークや下駄箱にもスプレーしておきましょう。
- ベランダ
洗濯物や布団を外干しするとき、やはり虫は気になります。せっかく気持ちよく干せても虫がついてしまったら嫌な気分に。洗濯物を干す場所やベランダにしっかりスプレーしておきましょう。ベランダやバルコニーでガーデニングをしている人にもおすすめです。
- 庭
草木の手入れや草むしりなど、庭仕事をするときにもぴったりのアイテムです。自分の周りの地面や空間に向けてスプレーするだけ。手元に置いて、気になったときにシュッとスプレーしてみてください。家庭菜園での作業にも◎。
- ベビーカー
赤ちゃんの虫刺されは、かいてしまってひどくなったり、寝つきが悪くなったりと、赤ちゃんにもママにも大変なことになります。虫が気になるお出かけ前に、ベビーカー全体に虫よけスプレーをふりかけておきましょう。殺虫剤や忌避剤を使わず、天然由来成分にこだわった虫キライスプレーは、ベビーカーでの使用も可能です。
- 自転車
通学や通勤で使う自転車にも虫よけを。ベビーカーと同様に、虫対策としてお出かけ前に全体にスプレーしておきましょう。
- 浴室
浴室は、意外と虫が出やすい場所。水気が多いため、虫が入り込みやすく、繁殖の場所になってしまうことがあります。入浴後にさっとお掃除した後は、虫キライスプレーをして締めくくりましょう。虫が登ってきやすい排水口に吹きかけておくのもおすすめです。
- 車の中
虫は車の中にも侵入してきます。ドライブの前後にシュッとしておけば、虫を遠ざけるだけでなく、車内が爽やかな香りに包まれます。定期的にスプレーすることで、虫対策と同時に、除菌・消臭効果も期待できます。
〜ミニコラム ①『ウッディラボの想い』〜
虫キライスプレーの生みの親である「ウッディラボ」は、創業70年の家具メーカー「トキハ産業」の日用品に特化したブランドです。天然木や天然塗料にこだわった「体にやさしい家具づくり」の想いは、暮らしにより身近な日用品にも引き継がれています。看板商品である「ダニよけシリカ」をはじめ、すべての商品に「天然由来成分を使用」というこだわりようは、まさにトキハ産業の想いそのものです。
天然由来の機能性香料を用いた商品開発では、ダニやカビ、虫が嫌がる香り(機能性)と心地よい香りを両立させるのが至難の業で、数年単位の開発期間を要することも。「虫キライスプレー」もそんな長い道のりを経て誕生しました。
虫キライスプレーの使い方 <キャンプ編>
近年、屋外レジャーのニーズが高まっています。とりわけキャンプは人気急上昇中。どの季節も楽しめるのが魅力ですが、夏のキャンプは虫との戦いになることも。「虫キライスプレー」はそんなときにも役立ちます。まずは、<虫キライスプレーの効果がより期待できるちょっとした使い方のコツ>をおさらいするところから始めましょう。
〜虫キライスプレーを上手に使いこなすコツ〜
- 対象とする場所(モノ)から30〜40センチほど離してスプレーする!
- 1㎡あたり8プッシュが目安!
〜虫キライスプレーの使用シーン〜
- テント
テント設営前に、まずは周辺にシュッとひとふきしておくと、設営中の虫除けに。設営後は、天と周辺に虫が集まらないように、内側から外側にスプレーしておきましょう。設営中も、テント内に入ってしまった虫を追い出していくようなイメージで虫よけしておくのがおすすめです。ただし、換気を行いながらスプレーしてくださいね。もちろん、テントの外側もしっかりと。
- チェア
組み立てたチェア全体にスプレーしていきます。ただし、木製の場合には、木の部分に書けないようにしましょう。チェア本体だけでなく、座面の裏側にもスプレーしておくと、足元に集まる虫よけ対策に。
- マット
ゆったり過ごしたいマットにも使用しておくのがおすすめ。虫キライスプレーは、除菌・消臭効果も期待できるので、使用後にも使用しておくと、保管時のイヤな臭い対策になります。テント内の換気が悪い場合は、換気を良くしてから使いましょう。
- シュラフ(寝袋)
シュラフに入った虫は、イライラの原因に。事前に虫対策しておくと安心です。マットと同様に、使用前後に使うことをおすすめします。テント内の換気が悪い場合は、換気を良くしてからスプレーしてくださいね。
- テント周辺
テントを張る場所やバーベキューをする場所などに、あらかじめスプレーしておくと虫よけに効果的です。ただし、火気付近で使用しないでください。
※テントをはじめ、マットやシュラフなど、アウトドア用品には特殊加工した生地が使用されていることがあります。まずは生地の確認を。特殊加工した生地であれば、あらかじめ目立たないところで試し、問題ないことを確認してから使用してください。
〜ミニコラム ②『キャンプ場に出やすい虫』〜
キャンプ場には多くの虫が生息していますが、代表的なのは次の7種です。
- 蚊
発生しやすい場所は、草むらや森、水辺です。気温が15〜30度くらいになる時期に活動します。 - ブヨ(ブユ)
主な生息地は水辺。直射日光を嫌い、涼しい場所を好むので、朝や夕方の比較的涼しい時間帯に現れることが多いです。 - ハエ
気温が高くなる春から初秋にかけて活発に活動します。少し目を離した隙に寄ってくるので、食べ物は放置しないですぐに片付けることが大切です。 - 蜂
蜂の中でも、特に注意したいのがスズメバチです。攻撃性が高く、活動が活発になる9〜10月に被害が多くなります。 - ユスリカ
主な生息地は川や池などの水辺。夕暮れ時、照明に群れながら集まってきます。蚊と似ていますが、ユスリカは吸血しません。 - チョウバエ
汚水や汚泥が溜まっているような、ジメジメした場所を好みます。活動時期は4〜12月。キャンプ場では、炊事場やトイレで見かけることが多いです。 - カメムシ
活動時期は、春から初冬までのほぼ1年。寒くなってくると、日当たりが良く暖かい場所に潜り込もうとするので、テントのジッパーの返し口や、外にかけてある衣服、タオルなどにつくことが多いです。
以上のように、街中で見かける虫も多いのですが、自然豊かなキャンプ場ではトラウマになるほど大量の虫に遭遇することがあります。虫キライスプレーで対処するのは難しい虫(蜂など)が出る可能性も否めません。キャンプの場合は、念には念を入れて他の虫よけグッズも用意するといいかもしれません。
暮らしに寄り添い癒してくれる、やさしい虫よけ。ウッディラボの「虫キライスプレー」
家の内外で「虫」に出会うのは嫌だけど、強い成分の薬剤を使ってまで殺虫したくないと考える人は意外と多いものです。ウッディラボの「虫キライスプレー」は、そんな人にぴったりな商品。主成分は、天然由来の機能性香料と天然精油で、殺虫剤や忌避剤などの化学合成された薬剤は一切使われていません。「香り」で虫を遠ざける、人にも環境にもやさしい虫よけアイテムとして、不快害虫の忌避効果のほか、消臭・除菌効果も期待できます。思い立ったときに、気になる場所へシュッとするだけというお手軽さも魅力のひとつ。ふだんの暮らしの中ではもちろん、キャンプをはじめとするアウトドアでも使える頼もしい虫よけスプレーです。
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