地球にやさしい暖かさ〜省エネで冬を快適に乗り切るコツ〜

燃料などの値上げラッシュが続くなか、もうこれ以上どう節約すればいいのか分からないというくらい、節約第一の暮らしになっているのではないでしょうか。電気料金の値上げもあり、ようやく冷房必至の時期が終わってホッとしたのも束の間、これから気になってくるのが暖房です。とはいえ、暖房も冷房と同様に、電気代を抑えることに注意がいきすぎて、健康を損ねるようでは大変です。今回は、「省エネ」で冬を快適に乗り切る方法を紹介します。

「衣・食・住」から見ていく暖か快適ライフのコツ

暖房費の節約を考えたとき、「暖房器具をいかに使わないか」「いかに設定温度を低くするか」ばかりに目がいきがちですが、ここは逆転の発想でいきましょう。暖房は20℃設定でいけるかもね!となるように、まずはそれ以外にできることをやってみる。そのコツを衣・食・住の観点から紹介したいと思います。

いちばん取り入れやすいかも!コツ①「衣」の巻

着る物を少し工夫するだけで、体感温度はずいぶん変わります。ちょっと肌寒いかも……というときは、もう一枚上に羽織ったり、または中に着込んだりするかもしれません。ですが、漫然と重ね着するだけでは効果的とはいえません。場合によっては動きづらくなることも。次の2点を意識すると、暖かさはもちろんスッキリと過ごせるはずです。

重要なのは「3つの首」を守ること

昔から、体を効率的に温めるには、「首」「手首」「足首」の3つの部位を保温することが肝要だといわれています。その理由は、「首」という字がつく3つの部位の皮膚近くには血流の多い血管(=動脈)が走っているため、効率よく全身の血液を温めることができるからです。外出するときは、マフラーや手袋をしたり、タイツをはいたりと、意識せずとも意外と3つの首は守られているものですが、家の中は少し意識しなければ難しいかもしれません。といっても、一度その効果を体感すれば、習慣になるのも早いでしょう。ここでは、家の中でも自然に取り入れられるアイテムを紹介します。

●「首」におすすめのアイテム

  • ハイネックやタートルネックの服
  • スカーフ
  • ネックウォーマー

<プラスαアドバイス>

首を温めると自律神経のバランスが整って、質の高い睡眠が得られるそうです。寝付きが悪いのが気になる方には、特におすすめです。就寝30分ほど前にホットタオル(濡らしたタオルをレンジでチンするだけでもOK)などで温めてみましょう。

●「手首」におすすめのアイテム

  • アームウォーマー
  • リストウォーマー

<プラスαアドバイス>

手首を回すだけでも血行促進につながります。テレビを見ているときや入浴中など、ちょっとした時間に「ながらエクササイズ」してみてはいかがでしょうか。

―やり方―

  • 力を抜いて手を組む
  • 八の字をイメージしながら20回ほど手首を回す(痛みのない範囲で)
  • 親指が上になる手を逆にして同じように回す

●「足首」におすすめのアイテム

  • ハイソックス
  • レッグウォーマー

<プラスαアドバイス>

ソファでくつろぐときなどは、ぜひ膝掛けを活用してみてください。体感温度はなんとプラス2.5℃にもなるそうですよ。

「素材」や「生地」に注目してみましょう

寒い季節にぴったりの暖か素材といえば、ダウンやカシミヤ、ウール、アクリル、ポリエステルなどがあげられます。生地は、秋冬の定番としてすっかり定着しているフリースをはじめ、コーデュロイやフランネルなどがありますね。

少し前までは、ダウンというとジャケットやコートなど外で着るものというイメージがありました。ですが、最近は家の中でも違和感なく着られる極薄で軽量のダウンも見かけるようになりました。年々、スッキリ着られる暖かアイテムの幅が広がっています。その分、迷いも生じるかもしれませんが、楽しみながらお気に入りの一着を見つけてみてください。

体の中から温めましょう!コツ②「食」の巻

熱々の鍋料理を食べると、だんだん体がポカポカしてくるというのは誰もが実感するところではないでしょうか。鍋から立ち昇る湯気の加湿効果によっても、体感温度はアップするそうです。鍋料理は、寒い季節にはぴったりなうえ、手軽に作れるのがいいところ。ここでは、体を温める「食材」と「おすすめの鍋料理」を紹介します。

体を温める代表的な食材

薬膳の考え方をベースに、体を温める代表的な食材を見ていきますが、まずは薬膳の基礎知識について簡単に説明します。

一つ一つの食材が体にどう作用するかを重視する薬膳では、食材が体内に入ったときの性質を「温性・熱性・涼性・寒性・平性」の5つに分類します。漢字のイメージ通り、体を温める食材は「温性・熱性」に分類され、その代表的なものが次のようになります。

  • 温熱性の代表的な食材
    長ネギ・かぶ・しょうが・にんにく・唐辛子・鮭・エビ・鶏肉・納豆・キムチ・味噌・紅茶・赤ワイン・日本酒 など

上記の食材にはこんな特徴があります。

  1. 冬に旬を迎えるもの
  2. 産地が北方系のもの
  3. 色が濃い(黒系や暖色系)もの
  4. 土の中でゆっくり育つもの
  5. 発酵食品

特徴3・4を読むと、人参やじゃがいも、長芋などの根菜類が思い浮かぶかもしれませんが、今あげた3点は意外なことに薬膳の観点からは温熱性には分類されません。では、何に分類されるかというと「平性」です。平性は体を温めるわけでも、体を冷やすわけでもない、どちらにも偏らない性質。米などの穀物系や卵、牛肉、豚肉なども平性に分類されます。ちなみに、寒涼性に分類される代表的な食材は、トマトやナス、きゅうりといった夏野菜、大根、白菜、豆腐などです。

ここで、「あれ!?大根や白菜って鍋料理には欠かせないのに、体を冷やす働きがあったんだ!」と思った方もいるかもしれません。たしかに、食材の性質としてはそう分類されるのですが、加熱調理することで平性寄りになったり、唐辛子で漬け込む(キムチにする)ことで温熱性に変わったりと、調理・加工することでもともとの性質は変わるのだそう。そういう意味でも、鍋料理というのは理にかなった調理法といえるのです。

お気楽カンタン鍋料理!<スンドゥブ風キムチ鍋>レシピ

内側からポカポカにしてくれる鍋として、おすすめなのが「キムチ鍋」です。人気の鍋料理とあってインターネットなどには多くのレシピが紹介されています。ここでは、コンビニでも手に入る食材(調味料を除く)で簡単に作れるレシピを紹介したいと思います。

<材料(1人分)>

  • キムチ……100g
  • 絹ごし豆腐……150g
  • 卵……1コ
  • 水……200cc
  • 味噌……小さじ1
  • (a)鶏ガラスープの素……小さじ1
  • (a)酒……小さじ1/2

<作り方>

1.絹ごし豆腐は一口大に切る

2.鍋に水を入れて沸騰させ、(a)とキムチと絹ごし豆腐を加える

3.2に味噌を溶き入れる

4.卵を加えて蓋をして、半熟になったところで蓋を外して火からおろす

楽しみながら工夫を凝らそう!コツ③「住」の巻

家の中の暖かさを保つには、なんといっても「断熱」が重要です。熱を逃さないための対策法から体感温度を高めるちょっとしたコツ、おすすめの断熱器具まで紹介します。

暖かさを保つためにできること

冬場は窓などの開口部から、半分以上の熱が逃げてしまうといいます。なので、最重要課題は開口部の断熱性能を高めること。お手軽に施せる対策が次の2点です。単純なようですが、ずいぶん違うと実感できるはず。

  • 窓に断熱シートを貼る(100円ショップでも取り扱っています)
  • 厚手のカーテンにする(床まで届くような長いカーテンであればより効果は高まります)

断熱対策とともにぜひ試していただきたいのが次の2点。見過ごしがちですが、どちらも非常に効果的な方法です。

  • 暖かい空気は天井付近に溜まるので、扇風機などを使って暖まった空気を循環させる
  • 湿度を高くすると体感温度が上がるので、加湿器を活用する(風邪予防にも◎)

「住」の巻〜特別編〜

最後は暖房器具についてのお話です。省エネ&電気代節約の観点からするとかなり魅力的なのが「こたつ」。一度入ると動きたくなくなってしまうのが難点ですが、狭くて密閉された空間のこたつは消費電力を低く抑えることができ、意外にも使用時の電気代は、他の暖房器具と比べて安いのです。メイン暖房と併用することで、電気代の節約にもつながります。

こたつ以外でおすすめなのが、パネルヒーターとセラミックファンヒーターです。どちらもメイン暖房の補助的な役割になりますが、パネルヒーターは熱が逃げやすい窓際などに設置すると暖房効率がよくなり、メイン暖房の電気代節約に。セラミックファンヒーターは電源をつけるとすぐに暖まるという特徴があるので、一時的な寒さ対策(外出からの帰宅後など)で使ったり、トイレや脱衣所といった狭い空間で使ったりと、ピンポイントで活用することでメイン暖房の依存度を減らすことができます。

衣・食・住のちょっとした工夫で、「省エネ」でも快適!

今年は例年以上に暖房費をいかに節約するかを考えてしまいます。まず思い浮かぶ「暖房器具の使用を控える」「設定温度を低くする」以外にできることをやってみるのが、省エネなのに暖か快適ライフを実現するコツです。「あたたかく着る」「熱々を食べる」「家の熱を逃さない」といった衣・食・住のちょっとした工夫で、暖房器具に大きく依存しなくても、寒い冬をポカポカに過ごせるのではないでしょうか。

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