洗濯槽を掃除したことない人が覚えておきたいトラブルと、掃除の回数を減らすコツ

みなさんは洗濯槽の掃除をしていますか? 洗濯槽の内側についた汚れは目に見えにくいため、なかなか掃除しにくいですよね。しかし、毎日使う洗濯槽には汚れがたまりやすいため、定期的に掃除をする必要があります。過去に一度も洗濯槽を掃除したことないという場合、大変なことになってしまうかも。そこで、洗濯槽を掃除しないと起こることと、洗濯槽の掃除回数を減らす方法を紹介します。

洗濯槽を掃除したことない!そのままだとどうなる?

なかなか掃除がしにくい洗濯槽。洗濯機を買ってから、掃除をしたことがないという人もいるでしょう。もし、洗濯槽を掃除せずにそのままにしていると、どうなってしまうか知っていますか?

洗濯槽の裏側は、汚れや湿気が溜まりやすい構造です。そのため、定期的に掃除しないと、石けんカスや水垢がどんどん溜まってしまい、洗濯槽がカビや汚れだらけになります

洗濯槽の裏側にカビが生えると、洗濯の際にそのカビが衣服に移ってしまうことがあります。カビが衣服につくことで、衣服が臭くなってしまうことも。さらに、カビがついたままの衣服を乾かすと、カビの成分を吸い込んでしまって、アレルギーを引き起こす恐れもあります。洗濯槽に生える黒カビは、衣服につくと、普通に洗濯をするだけではなかなか落とせませんので、普段からカビ予防をしておくことが大切です。

また、カビや汚れが洗濯槽に溜まりすぎると、洗濯槽の故障の原因になることもあります。このように、洗濯槽の汚れは、さまざまな問題を引き起こす可能性がありますので、定期的に掃除をして、きれいな状態をキープしましょう。

洗濯槽の掃除方法と掃除頻度

ではここからは、洗濯槽の掃除方法と、掃除の頻度について、詳しくみていきましょう。

洗濯槽は、市販の洗濯槽クリーナーで掃除をするのが一般的です。洗濯槽クリーナーには、塩素系クリーナーと酸素系クリーナーの2種類があります。

  • 塩素系クリーナーを使う場合
    水を張った洗濯槽にクリーナーを入れ、「標準コース」で回すだけできれいになります。つけ置きも不要なので、忙しい人でも手間なく掃除が行えます。
  • 酸素系クリーナーを使う場合
    まず水を張った洗濯槽にクリーナーを入れて、3~5分ほど回します。その後、最低でも5~6時間つけ置きしたうえで、浮いてきた汚れやゴミをすくってからすすぎを行います。ゴミをすくう道具は、ホームセンターや100円均一ショップでも販売されていますが、スチールハンガーに使い古しのストッキングをかぶせたものでも代用できます。

掃除の頻度としては、1~2か月に1回程度としているメーカーが多いでしょう。

なお、使える洗濯槽クリーナーの種類や掃除方法は、洗濯機の形状によっても異なります。必ず取り扱い説明書を確認し、正しい方法で掃除をするようにしてください

また、洗濯槽の詳しい掃除の仕方は、以下の記事で紹介しています。こちらも参考にしてみてください。

洗濯槽の掃除にかかる時間や手間はどれくらい?

先ほどご紹介したように、洗濯槽の掃除は、使用するクリーナーの種類によって手順が違います。それぞれどのくらい時間や手間がかかるのか、目安をご紹介いたします。

塩素系クリーナーを使う場合は、「標準コース」の洗濯時間が掃除にかかる時間となります。ただし、洗濯槽の汚れがひどく、つけ置きする場合は、クリーナーの種類にもよりますが、プラス3時間程度を想定しておくとよいでしょう。

酸素系クリーナーを使う場合は、最低でも5~6時間のつけ置きが必要となります。つけ置き後、ゴミをすくう手間もあるため、掃除時間は半日程度みておいた方がよいでしょう

洗濯槽の掃除をしている間は、洗濯機を使えなくなります。そのため、「洗濯機が使えなくて困る!」という事態にならないよう、洗濯槽の掃除は、その日の洗濯を終えてから行う方がよいでしょう

また、洗濯槽の汚れがひどい場合、1回の掃除では汚れが落ちきれないこともあります。その時には、2日続けて掃除をすると、汚れをきれいに落とすことができます。

洗濯槽を掃除する回数を減らす4つの方法

洗濯槽の掃除は、時間や手間がかかるため、掃除回数は減らしたいものです。洗濯槽の掃除回数を減らすためには、普段から汚れやカビを予防しておくことが大切。ここでは、洗濯槽の掃除する回数を減らす方法を4つ紹介します。

洗剤や柔軟剤は適量を使用する

洗濯槽の汚れを防止するためには、洗濯の際に洗剤や柔軟剤の適量を守ることが大切です。洗剤や柔軟剤は、適量以上使うと溶け残りが洗濯槽に付着し、汚れやカビの原因となります。普段から洗剤や柔軟剤は、適量を使用するようにしましょう。適量を守ることで溶け残りが少なくなるため、洗濯槽が汚れにくくなり、掃除頻度を減らすことができます。

洗濯槽のフタは開けて乾燥させる

洗濯槽にカビを生えにくくするためには、洗濯槽の中をしっかり乾燥させることも重要です。具体的には、洗濯が終わったら洗濯機のフタを開けて、使わない時はそのままにしておくとよいでしょう。洗濯機の中は通気性が悪く、乾燥しにくい構造となっています。そのため、フタを開けておくだけでも風通しがよくなり、洗濯槽が乾きやすくなります。

ただし、ペットや子供がいる家庭では、フタを開けっぱなしにしておくと、ペットや子供が洗濯機の中に入って事故が起こる危険性があります。洗濯機がある部屋の扉を閉めておく、洗濯機の周りに踏み台になるようなものを置かないなど、洗濯機の中に入らせないための対策が必要です。槽乾燥機能がついている洗濯機なら、これを活用して洗濯槽を乾燥させ、普段はフタを閉めておくのがよいでしょう。

汚れた衣服は洗濯機の中に入れっぱなしにしない

洗濯槽のカビや汚れを予防するためには、汚れた衣服を洗濯機の中に入れっぱなしにしないことも大切です。脱いだ衣服には、目に見えない汗や汚れが付着しています。脱いでそのまま洗濯機に入れて時間が経つと、衣服についた汗で洗濯槽の湿度が上がってしまいます。また、衣服についている汚れが、ほかの衣服や洗濯槽に移って、雑菌が繁殖してしまうこともあるでしょう。

汚れた衣服はすぐに洗濯機に入れるのではなく、洗濯かごに入れておき、洗濯する直前に洗濯機に入れるようにしてください

洗濯槽用の防カビグッズを使用する

洗濯槽の掃除回数を減らすためには、洗濯槽用の防カビグッズを活用する方法もあります。洗濯槽の防カビグッズでおすすめなのが、ウッディラボの「洗濯槽の防カビアロマミスト」です。

「洗濯槽の防カビアロマミスト」は、天然由来の香りの力を活用した防カビアイテム。週に2~3回、洗濯物が入っていない洗濯槽に1~3回ほどスプレーしていただくと、洗濯槽のお手入れが楽になりますよ。(※本品はカビ取り剤ではなく、洗濯槽のカビを生えにくくするものです。)

また、「洗濯槽の防カビアロマミスト」は、洗濯槽のカビ予防以外にも使うことができます。詳しい使用方法は、以下の記事をご覧ください。

洗濯槽の掃除は定期的に行ってカビを予防しよう

洗濯槽は湿気が多くカビが生えやすいため、定期的に掃除を行う必要があります。しかし、洗濯槽の掃除は手間と時間がかかるため、普段からカビを予防しておくことが大切です。使っていないときは乾燥しやすいように工夫をし、防カビグッズも使って洗濯槽がきれいな状態をキープするようにしましょう。

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