エアコンのお掃除道具をご紹介! 自宅にあるもので簡単に”キレイ”を保とう!

エアコンの掃除をする女性の手

エアコンを掃除したいと思ったものの、「どんな掃除道具を使えばいいのか」と、悩む人もいらっしゃるかもしれません。家庭でエアコンのお手入れをする場合、エアコンの外側・吹き出し口・フィルターを掃除するのが基本。今回は、エアコン掃除に必要な道具とその使い方、100円均一ショップやホームセンターでも買える便利グッズなどをご紹介いたします!

自宅にあるものでエアコンを掃除してみよう!

エアコンの内部はとても複雑な構造になっているので、一般家庭でできるお掃除の範囲は限られます。先にもお伝えしたように、家庭でのエアコン掃除範囲は、エアコンの外側・吹き出し口・フィルターの3ヵ所。どのお宅にもあるものばかりですので、簡単に揃えることができますよ。エアコンを自分で掃除するときに必要な道具を紹介します。

掃除の前に、自分自身のホコリ・汚れ対策を

エアコン掃除に取りかかる前に、まずはご自身をほこりや汚れから守るための対策を行いましょう。

  • マスク
    エアコン内部にたまったほこりやカビ、汚れを吸い込んでしまうと、健康に影響を及ぼす可能性があります。必ずマスクを着用してから掃除に取り掛かりましょう。
  • ゴム手袋
    エアコンの汚れから手を守るだけでなく、洗剤による手荒れを防ぎます。

いずれも100円均一ショップやホームセンターなどで購入できます。サイズはご自身にぴったりのものを選びましょう。

エアコンをきれいにするために必要な道具

マスクとゴム手袋を着用したら、さっそくエアコン掃除を始めましょう。必要な道具と、使い方を紹介します。

  • 汚れを拭き取る「雑巾やタオル」
    最初に、エアコンの外側や吹き出し口のほこりや汚れを拭き取ります。水で濡らす場合は、必ずかたく絞って使うこと。水気が残ると、カビが発生してしまう恐れがあります。使い古した雑巾やタオルで十分ですが、お掃除にはマイクロファイバーがおすすめ。細かい繊維が、小さなほこりや汚れもからめとってくれますよ。

フィルターのホコリ取りに「掃除機」
続いて、エアコンのフィルターを外し、たまったほこりを吸い取ります。このとき、ノズルは「細めでブラシなしタイプ」を使うのがおすすめです。ブラシ付きだと、ほこりがブラシにからまり、なかなか取れなくなってしまうことがあります。

  • フィルターの水洗いに「歯ブラシやスポンジ」
    フィルターのホコリを取ったら、水洗いして細かい汚れを落とします。歯ブラシやスポンジでやさしくこすって、網目の細かい部分の汚れを落とすようにお手入れするのがポイントです。フィルターは傷つきやすいので、できればやわらかいタイプの歯ブラシやスポンジを使いましょう。
  • 落ちにくい汚れに「中性洗剤」
    フィルターやエアコンの外側についた汚れがなかなか落ちないときは、雑巾やタオル、歯ブラシやスポンジと併せて中性洗剤を使用してみましょう。台所用の洗剤で構いません。フィルターが油汚れやたばこのヤニなどでベタついているときは、中性洗剤を薄めたぬるま湯に10分程度つけ置きすると、きれいに汚れを落とすことができますよ。つけ置きの目安は、水1Lに対して中性洗剤大さじ2杯です。

エアコンの掃除道具にプラス!「お掃除棒」を作ってみよう

ここまでに紹介した掃除道具に加えて、細かいところまで行き届くお掃除アイテムを手作りしてみましょう。エアコンの吹き出し口のほこりや汚れを取るのに便利なのが、「お掃除棒」です。ご自宅にあるもので簡単につくることができますよ。

【用意するもの】

  • 割りばし
  • キッチンペーパー(または除菌シート)
  • 輪ゴム

【作り方】

  1. キッチンペーパーを2つ折りにして、上の1枚の端のほうを、割りばしの先1/3程度ではさむ。
    ※割りばしは割らずに使います。このとき、誤って割ってしまわないように注意してください。
  2. そのまま、キッチンペーパーをクルクルと割りばしに巻き付ける。
  3. 端まで巻いたら、キッチンペーパーの下側を輪ゴムで止めて固定する。

とっても簡単にできるお掃除道具です。エアコン掃除以外にも、冷蔵庫の下やチェストの下など、隙間のお掃除に大活躍の便利なアイテムです。香り付きのお掃除シートを使えば、さわやかな気分で掃除ができますよ。

市販のグッズにはどんなものがある?

自宅にあるものだけでなく、市販のグッズを活用するというのもひとつの方法です。代表的なものを紹介しましょう。

エアコン専用ブラシ

一口に「エアコン専用ブラシ」といっても、さまざまなグッズが販売されています。掃除する箇所に合わせて、適切なものを選びましょう。

  • 吹き出し口用
    なかなか手が届きにくい部分もさっと拭ける、薄いタイプがおすすめ。ほこりを吸着しやすいもこもこした繊維のブラシが人気です。
  • フィルター用
    フィルター専用のブラシは、細かい網目に詰まった汚れを落としやすいように、コンパクトで、毛の部分が細くやわらかいのが特徴です。水洗いのときに使えるものだけでなく、エアコン掃除専用のノズルもあります。ほこりや汚れを落としながら吸引できるので、お掃除の効率アップに。
  • エアコン内部の隙間用
    エアコン内部のファンなど、「内部の細かい隙間の汚れが気になる……」という人もいらっしゃるでしょう。薄い棒にやわらかいスポンジがついた、隙間汚れ専用のブラシも多数販売されています。ただし、エアコン内部は複雑な構造になっており、家庭でのお手入れにはリスクが伴います。内部をきれいにしたいなら、専門業者に依頼するのがおすすめです。

エアコンカバー

エアコンを本格的に掃除しようとしたら、汚れた水やほこりが周囲に飛び散って、壁や天井が汚れてしまうことがあります。お掃除の際に市販のエアコンカバーを使えば、ごみ袋を使ってめんどうな養生をすることなく、簡単に壁や天井を守ることができます。

エアコンスプレー

細かい部分の汚れにも届きやすいジェットタイプ、頑固な汚れも溶かし落とすムースタイプ、掃除後に吹きかけてカビを予防するタイプなど、エアコンスプレーにもさまざまな商品があります。簡単に内部まできれいにできますが、洗浄が甘いとカビが増殖してしまったり、故障や水漏れの原因になったりすることもあります。スプレーの使用を禁止しているメーカーもありますので、説明書を読んだうえで、自己責任で使用するようにしましょう。

お掃除のあとは「エアコンの防カビアロマ」で簡単カビ予防!

掃除をしたら、できるだけきれいな状態を保ちたいですよね。エアコンは、お掃除のあとのカビ予防が大切。何も対策をしないでいると、またすぐにカビが生えてしまうかも。

しかし、先ほどもお伝えしたように、スプレータイプのカビ予防グッズは、故障や水漏れの原因にもなりかねません。「簡単に、安全にエアコンのカビを予防したい!」そんな方におすすめなのが、ウッディラボの「エアコンの防カビアロマ」です。

エアコン掃除が終わったら、吸気口付近に貼るだけで約60日間カビを予防できる便利アイテム。天然由来の香りが持つ防カビ効果を活かしており、塩素系等の有害成分は含んでいません。香りはエレガントアロマとレモンミントの2種類。消臭効果もプラスされています。カビを予防しながら、お部屋の中もリフレッシュできますよ。

そのほか、自宅でできるエアコンのカビ対策については、こちらの記事もご覧ください。

掃除道具がそろえば、エアコン掃除は意外と簡単!

エアコン掃除に必要な道具、市販の便利グッズなどをご紹介いたしました。「エアコンって自分で掃除できるのかな?」「大掛かりで大変そう」と思っていた方も、意外と簡単にできることがおわかりいただけたのではないでしょうか。

エアコンにほこりや汚れをためこむと、効きが悪くなって電気代が高くなったり、故障の原因になったりすることもあります。こまめに掃除して、きれいを保つことを心がけましょう。

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