エアコンの冷房をつけたら臭い…。酸っぱい臭いがする原因と対策をご紹介!

みなさんは、何月頃からエアコンを使い始めますか? 最近は地球温暖化の影響なのか、5月頃から気温が高くなる日がありますね。暑い日に、いざ、エアコンのスイッチを入れてみると、冷たい風とともに、なんだか酸っぱいイヤな臭いが…なんてことも。冷房のつけ始めの時期に特に多い、この「酸っぱい臭い」。原因と対策を、詳しくご紹介いたします!

エアコンから酸っぱい臭いがするのはどうして?

冷房からただよう臭いには、ヤニ臭さ、カビ臭さ、生臭さ、下水臭さ…など、その種類はさまざま。人によって感じ方が違いますが、「酸っぱい臭い」がする場合は、「生活臭」や「カビ」が原因となっている場合が多いようです。ほかにもドレーンホースから外部の臭いが入ってくることもあります。

冷房から生活臭がただようのは、室内の空気を循環させる仕組みが影響しています。また、冷房を使用するとエアコン内に結露が発生しやすくなるため、カビの原因に。そのほか、複数の原因がからんで、より不快な臭いを作り出しているかもしれません。

エアコンから出るいやな臭いの原因について、詳しくはこちら

では、冷房をつけると気になる「酸っぱい臭い」を解消するためにはどうすればよいのでしょうか。

臭いの原因が「生活臭」のときの対策

他の人のお宅にお邪魔したとき、玄関先や室内の臭いを不快に感じたことはありませんか? 生活臭は、自分ではなかなか気づきにくいものです。「我が家は、大丈夫!」と思っていても、臭いに慣れてしまっているだけかもしれません。自覚しないままほうっておくと、部屋の中にもエアコンの中にも、臭いがどんどん蓄積されてしまうでしょう。生活をする以上、生活臭を完全に無くすことはできませんが、できるだけ不快にならない香りにしたいですよね。

まずは、部屋の中に臭いの発生源がないか、探してみましょう。加えて簡単にできる対策を紹介します。

  • タバコの吸い殻や灰皿
    対策:部屋でタバコを吸わないようにする、蓋つきの灰皿にする
  • 消臭芳香剤
    対策:無香タイプか、ほんのり香る程度のものに変える
  • ペットのトイレ
    対策:こまめに掃除する
  • エアコンがキッチンに近い
    対策:調理中は換気扇をつける。生ごみはすぐ片づける
  • 洗濯物を室内に干している
    対策:部屋干し用洗剤を使う、除湿器を使う

また、臭いをこもらせないために、こまめな換気を心がけることも大切です。換気をすることで、部屋の中の空気がきれいになるだけでなく、湿度が下がり、次にご紹介する「カビ」の予防にも役立ちます。

臭いの原因が「カビ」のときの対策

先にもお伝えしたように、エアコンのカビの問題は、臭いが不快なことだけではありません。エアコン内部にカビが発生した状態のまま使い続けると、カビの胞子が部屋中に広がってしまい、場合によっては健康面にも影響を及ぼすことがあります。家族の健康を守るためにも、カビ対策をしっかり行いましょう。

エアコンのカビを除去する方法は、やはり「掃除」しかありません。しかし、エアコン内部はとても複雑な構造になっており、自分で掃除をすると、故障してしまうこともあります。費用はかかりますが、専門業者にエアコンクリーニングをお願いすることをおすすめします。

とはいえ、夏直前のエアコンクリーニングを希望する人は多く、なかなか予約が取れないかもしれません。「応急処置」としてのエアコンのお手入れについては、こちらをご覧ください。

エアコン内部のカビをきれいに除去したら、その後の予防対策も忘れずに。カビは、湿度60%以上の場所で繁殖しやすいため、できるだけ乾燥した状態を保つことが大切です。こまめに換気をする、エアコンの「送風運転」や「内部クリーン機能」を活用するなどして、湿気をため込まないように心がけましょう。

エアコンの掃除用スプレーの使用はご注意を

最近では、エアコンの掃除用スプレーも多く販売されています。しかし、エアコンスプレーの洗浄液は、実は、細かい隙間までは届かないようです。また、洗浄液を完全に洗い流しきることも難しく、エアコンの中に汚れやカビを含んだ洗浄液が、どうしても残ってしまいます。これを栄養として、さらにカビが増殖してしまったり、サビ・腐食、水漏れ、故障や発火につながったりする可能性があります。

こうしたリスクがあるため、多くのメーカーでは、エアコンにスプレーを使うことを禁止しています。一度、ご自宅で使っているエアコンの取扱い説明書を確認してみてください。エアコンスプレーをご使用の際は、自己責任で、リスクを理解した上で使用するようにしましょう。

貼るだけ簡単いい香り!ウッディラボの「エアコン用 アロマDE防カビ」

カビを除去した後、きれいなエアコンを保つためには、こまめなお手入れと日々の予防が欠かせません。しかし、家事・育児に忙しく、なかなかお手入れまで手が回らない!という方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、ウッディラボの「エアコン用 アロマDE防カビ」です。使い方はとっても簡単。カビを除去した後、エアコン上部にある吸気口に貼り付けるだけで、約60日間カビの発生を抑えてくれます。香りは「エレガントアロマ」と「レモンミント」の2タイプ。天然由来やさしい香りが、ほのかに広がります。消臭効果もプラスされているので、気になる生活臭が軽減できるのもうれしいですね。

エアコンはシーズンオフのお手入れが大切

エアコンからの「酸っぱい臭い」の原因の一つである「カビ」は、エアコンの中が結露することにより発生します。結露は、暖房運転では起こりません。そのためカビは、冷房運転をする夏に発生しやすいのです。冷房シーズンが終わって、エアコンをそのままにしておくと、カビは知らないうちにどんどん繁殖してしまいます。そして、今度は暖房シーズンがやって来たときに、また「酸っぱい臭い」で不快な思いをすることになってしまうでしょう。

夏に発生してしまったカビと、ついてしまった汚れは、その年の秋のうちに、さっぱりきれいに落としておくことが大切です。冷房を使わなくなったら、暖房シーズンに向けて、自分でできるエアコンのお手入れを行いましょう。

きれいなエアコンで、イヤな臭いのない快適な夏を過ごしましょう

エアコンのつけ始めの時期に多い「酸っぱい臭い」。この臭いの原因は、「生活臭」か「カビ」である場合がほとんどです。どちらかだけでなく、両方が原因となっていることもあります。ほうっておくと、臭いはどんどん蓄積されてゆき、何が原因か突き止めることも難しくなっていきます。気づいたときに、早めに対策をとることが大切です。また、カビは、臭いが不快なだけでなく、エアコンの効きが悪くなったり、故障の原因になったり、アレルギーを発症してしまうこともあります。気持ちのいい空間と家族の健康を守るためにも、こまめなお手入れを心掛けたいですね。

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