大晦日は大掃除せずゆっくりと。無理をしない年末お掃除計画の進め方

大掃除をラクにするポイント

年末は、大掃除にお正月の準備にと大忙し。年末のお休みが始まったと思ったら、あっという間に大晦日(おおみそか)を迎えることになります。ゆっくりしているうちに、慌てて大掃除をはじめる…なんてこともあるかもしれません。しかし、実は大晦日の31日は、大掃除を避けた方が良い日であることをご存じでしょうか?

「だったら、いつやればいいの?」と思う方に向けて、今回は大掃除に最適なタイミングと、年末のお掃除計画についてお伝えします。新しい年をきれいな我が家で気持ちよくスタートするためには、少し早めのタイミングで大掃除を始めるのが吉! 早めのお掃除で気持ちよく新年を迎えましょう。

年末の大掃除を始めるのに、最適なタイミングはいつ?

大掃除は、新しい年を迎えるために行う年中行事のひとつ。先にもお伝えしたように、31日の大晦日は大掃除には適さない日とされています。では、大掃除にぴったりの日なのは、いつなのでしょうか?

大掃除の由来は「すす払い」

新年の歳神様をお迎えするにあたり、最初に行われるのが「すす払い」です。その歴史は古く、始まりは平安時代の宮中行事だったといわれています。当時は厄払いの意味が強く込められた儀式として捉えられており、その後、神社仏閣にもこの風習が広まり、一般庶民の間には江戸時代に根付いたとのこと。そうした習慣が、今では大掃除に変化しました。

本来、すす払いは、すすと一緒に一年間の厄を払い、清らかになった家で縁起物を用意し、新しい年を迎えるという風習です。全国的にすす払いは12月13日に行われることが多く、お正月準備を始める「お正月事始め」として縁起の良い日とされています。

大晦日の31日はゆっくり過ごすが吉

すす払いの日にあたる12月13日に大掃除をしてお正月の準備をはじめたいところですが、平日になる年もあるため、なかなか思い通りにはいきません。かといって、大晦日の31日に慌てて大掃除をするのも考えもの。31日の大晦日は歳神様をお迎えする日であり、当日に掃除するのは失礼にあたるとされています。31日はできるだけバタバタせず、新年の準備を整えた状態で一日を過ごせると、縁起が良いようです。

ごろの悪い29日も避ける

31日を避けるとしたら、いつが良いのでしょうか。一般的な仕事納めは、12月28日のところが多く、休暇に入る29日に大掃除を計画している方もいらっしゃるかもしれません。しかし、縁起の上では、9を含むことから「苦」を連想させる29日も、大掃除には不向きなのだとか。厄払いの意味を持つ大掃除は、31日だけでなく、29日も避けた方がよさそうです。

大掃除は13日以降で29日と31日以外の晴れた日が最適

では、どのタイミングが最適かというと、12月13日以降で、29日と31日を避ければ、いつでも問題ないようです。子どもたちが冬休みに入る前に大掃除がしたいなら、13日~20日くらいで計画を立ててみてはいかがでしょうか。

仕事納めまで、ばっちり予定が入ってしまっているなら、年末のねらい目は28日、30日の二日間。しかし、短い年末年始休暇のうちに大掃除をするとなると、疲れ切ってしまうかもしれません。できるだけ天気の良い休日のうちに掃除を始めれば、年末には最後の厄払いができるでしょう。

年末だからこそ、しっかり掃除しておきたい場所

大掃除を始める際、家中を、一気にやろうとするのは大変です。おすすめなのは、気候の良い秋口から徐々にお掃除をはじめること。とはいえ、気が付いたら12月……という場合には、年末だからこそお掃除しておきたい場所を集中して、きれいにしてみましょう。

神様をお迎えする玄関

新しい歳神様をお迎えする玄関は、年末にお掃除しておきたい場所No1! 玄関がきれいになるだけで、出入りするたびに気持ちよく、新年を迎える準備が一つ進みます。押さえておきたいお掃除エリアと順番は、以下のとおりです。

<お掃除の順序>

  1. 高いところのホコリを取り除く
  2. たたきに掃除機をかけ、水拭きをする
  3. インターホンや扉回りを拭く

天気の良い日に下駄箱の中までしっかり掃除しておくと、年末の大掃除が楽になりますよ。

すす払いに相当する壁や天井、ランプシェードのホコリとり

すす払いは、高い位置のホコリを落とすところから始まります。気密性の高い現代の住宅は、ホコリが滞りやすく、放置してしまうとそのまま積もってしまいます。大掃除では、薬お時の気持ちで、壁や天井、ランプシェードといった高いところのホコリを取り除くようにしましょう。

ただし、ホコリは静電気によって天井や壁にはりついているため、できるだけ静電気を起こしにくい方法で行うのがおすすめです。静電気の起こりにくいのは、天然素材で作られたはたきやモップ、ほうきなど。静電気除去の導電繊維などが使われたお掃除アイテムを使うのもよいでしょう。

高いところからホコリを落とすポイントは、まず、換気せずに静かにホコリを取りきること。換気をしながら行ってしまうと、ホコリがあちこちに飛び散って、かえって汚れが広がってしまいます。天井や壁の汚れを取る場合には、空調を止め、窓を開けずに行うこと。床の掃除が終わってから、一気に換気するとその後の効率がよくなります。

トイレ・洗面所など水回り

新しい年を迎えるにあたり、特に念入りにお掃除しておきたいのが水回りです。日常的にお掃除をしている場所の一つですが、普段手が回らないところをピカピカにすることで、年神様が喜ぶ家となります。キッチンのお掃除はもちろん、トイレや洗面所もしっかり汚れを落としましょう。

トイレの臭いが気になる場合、壁や床に汚れが飛び散っている可能性があります。しっかり拭き掃除をし、仕上げに防カビ効果のある素材を置いておくのもよいでしょう。また、便器の縁裏は見えにくいため、汚れが残りやすいところです。汚れを見つけたら、トイレ用洗剤をしみこませたトイレットペーパーを張り付け、パックした後にふき取る方法を試してみましょう。また、洗面所の鏡や蛇口の水あかも、すっきりさせたいところ。クエン酸を水に溶かしたスプレーを使うと、ピカピカに仕上がります。排水溝に残った汚れは、古歯ブラシなどでこすり落としましょう。

冷蔵庫の中と周辺

歳神様を迎える準備とともに、やっておきたいのが冷蔵庫の中のお掃除。気温の低い年末は、冷蔵庫を片付けるのに最適な時期です。年末年始の食材を買う前のタイミングで進めましょう。

<掃除の順序>

  1. 冷蔵庫の電源を切り、中の食材をすべて取り出す。賞味期限切れの食材がないか確認し、状況に応じて処分する
  2. 棚板やドアポケットなどのパーツを外して洗い、乾燥させる。
  3. 冷蔵庫内を水拭きする(重曹水やキッチンクリーナーを使うと便利)
  4. 古歯ブラシや歯間ブラシを利用してゴムパッキンの汚れをかき出す
  5. 冷蔵庫内全体をエタノールで拭きあげて、除菌する
  6. 内部を乾燥させている間に、冷蔵庫の上やスキマのホコリを掃除機で吸い取る
  7. 冷蔵庫の下についているカバーを外し、冷蔵庫下のホコリを掃除機で吸い取る
  8. 冷蔵庫表面を水拭きし、最後は外したパーツを元に戻し、電源を入れ、食材を戻す。

大掃除の後はキレイが続く便利グッズを取り入れて

大掃除をするとすっきりするけれど、キレイを長続きさせるためには工夫が必要です。

吹きかけるだけでキレイが続くスプレーを使って、大掃除後も清潔な状態を保ちましょう。強い薬剤が苦手というナチュラルクリーニング派に、おすすめしたいのが「バイオの力を借りる」こと。天然のバクテリアが主成分の自然派クリーナーは、防汚・防臭機能があり、その後のお掃除が楽になるアイテムです。ウッディラボの「バイオ菌でナチュラルクリーニングシリーズ」は、トイレ用、浴室・洗面台パイプ用、ディスポーザー用など、場所ごとに使えるバイオ洗剤。トイレ掃除やお風呂掃除に利用すれば、バイオの力が臭いの元を分解し、消臭効果も期待できますよ。

バイオ菌でナチュラルクリーニングシリーズ

早めの大掃除はここから始めよう!~事前にお掃除をしておきたい場所~

年末の大掃除スポットとして、玄関や天井、壁、水回り、冷蔵庫があることをお伝えしました。しかし、ほかにもお掃除したほうが良い場所はたくさんあります。年末になる前の早い段階から、コツコツお掃除を始めれば、大掃除も楽になりますよ。事前にやっておきたい大掃除スポットと最適な時期をまとめました。

  • ・窓、網戸
    窓や網戸の掃除は、年末の寒い時期ではなく、雨の時期が終わった11月に行うのが最適です。年末に余裕があれば、窓だけでも拭いておくとよいでしょう。
  • ・ベランダや庭
    ベランダや庭などの屋外は、寒さが厳しくなる前のお掃除がおすすめ。雨の時期が終わり、落葉が落ち着いた11月の終わり頃に大掃除しておくとよいでしょう。
  • ・キッチン(換気扇、コンロ、シンク)
    キッチンを冬場に大掃除するのは大変です。低い気温の時期は油汚れが固まりやすいため、掃除にも手間がかかります。冬場は、掃除にお湯を使うことになり、効率が悪くなってしまうのも気になるところ。秋口やゴールデンウィーク、夏など、気温が高い時期に行うとよいでしょう。
    日頃から取り入れたい、キッチンのカビ対策についてはこちら
    「キッチンのカビ対策してる?知っておきたい基本のお掃除と予防法」
    「ダニが発生しアレルギーの恐れも!粉ものの正しい保存方法とおすすめ対策」
  • ・お風呂
    お風呂掃除の天敵といえば、カビ。長雨になりがちな梅雨や秋が始まる前に大掃除しておくと、カビの繁殖が防げて一石二鳥! 冬場にお風呂を大掃除するとなると、冷たい水に触れることが増え、体が冷えてしまうかもしれません。年末には水回りのお掃除が欠かせませんが、念入りに行うなら、寒さが厳しくなる前に、天井や壁、タイルなどを掃除しておくとよいでしょう。
    毎日のお風呂掃除ポイントはここ! 
    「【保存版】がんこなお風呂のカビをきれいに! ナチュラル派のカビ対策と予防方法まとめ」
  • ・収納の奥
    収納の奥は、「いつかやろう」と思っているお掃除ポイントかもしれません。なかなか掃除しづらいため、衣替えのタイミングでホコリをとるだけでも行っておきましょう。その際、カビが発生していないか、しっかり確認し、カビ予防の対策を行っておくのがポイントです。収納の奥に溜まったホコリを取り、新鮮な空気を送り込みましょう。
  • ・床
    床の大掃除は、冬場に使用するラグを敷く前に行っておくと効率的です。夏の汚れを落とし、冬のラグを敷くまでの期間で、大掃除のタイミングを見つけましょう。ワックスをかける場合には、家具の移動にかかる負担や乾燥時間が必要になるため、事前に予定を決めて実施するとよいでしょう。

年末は快適な我が家でゆっくり過ごそう

冬休みに入ってすぐの数日で全ての部屋を大掃除するとなると、考えるだけで疲れてしまうかもしれません。大掃除を終わらせるためには、できるだけ余裕のあるスケジュールを立てるのがポイント。お掃除する場所の優先順位を考えながら、季節やタイミングをずらすことも検討してみましょう。

少し早めに大掃除した場所はキレイが続くお掃除グッズを利用し、新年まで気持ちよさを持続させて。スッキリとした家で新年をスタートさせるべく、縁起の良い日を選びながら、大晦日にはゆったり過ごす時間を作無理のないスケジュールで縁起も悪くない、そんな年末の大掃除を今年からは実現させていたいですね。

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