ダウンジャケットの臭いが気になる…。原因は何?臭いを取る方法と予防法をご紹介
出かける前にダウンジャケットを羽織ったとき、「なんだが嫌な臭いがする」と感じたことはありませんか? または、「新品のダウンジャケットなのに臭いが気になったことがある」という方もいらっしゃるかもしれません。最近は、さまざまな種類の衣類用の消臭スプレーが販売されていますが、臭いの原因によっては、消臭スプレーでは臭いをすっきり除去できないと感じることも。そこで今回は、ダウンジャケットに臭いがついてしまう原因と、臭いを取る方法、予防法などをお伝えいたします。
ダウンジャケットの臭いの原因とは?
ダウンジャケットの臭いには、「ダウンジャケットの表面についた臭い」と、「ダウンジャケットの中に染みついた臭い」の2種類があります。どのようなときに、どのような臭いがついてしまうのか、詳しく見てみましょう。
ダウンジャケットの表面についた臭い
ダウンジャケットの表面に臭いがついてしまうのは、たとえば次のような場面です。
- 焼肉に行ったら、食事や煙の臭いがついてしまった
- 職場や飲食店でダウンジャケットをハンガーに掛けていたら、たばこの臭いがついてしまった
- 自分が普段使っている香水の臭いが移ってしまった
- 気づかないうちに生活臭がついてしまっている(食べ物、エアコン、ほこり、ペットの臭いなど)
このような表面の臭いは、比較的簡単に取ることができます。しかし、放置すると、臭いはどんどんダウンジャケットの中に染みついていき、取れにくくなっていきます。「ちょっと臭うな」と感じたら、できるだけ早めに対処しましょう。
ダウンジャケットの中に染みついた臭い
臭いの原因がダウンジャケットの中にある場合は、たとえば次のようなケースが考えられます。
- 十分に洗浄されていない羽が使われているため、獣臭が残っている
- ダウンジャケットが汗や皮脂を吸ってしまっている。
- 長い間クローゼットにしまったままだったため、カビの臭いがする。
新品のダウンジャケットなのに臭う場合は、製造加工段階での羽の洗浄が不十分である可能性が考えられます。このようなケースは、安価な海外製品にみられることが多いようです。ダウンジャケットの中に染みついた臭いは、水で丸洗いしなければすっきり取り除くのは難しいので、自宅で洗えないものであればクリーニングに出しましょう。
ダウンジャケットの臭いを取る方法
では、ダウンジャケットに臭いがついてしまったらどうすればよいのでしょうか。ここからは、その対処法をお伝えしていきます。
ハンガーにかけて干す
ダウンジャケットをハンガーにかけて、風通しのよいところにしばらく干しておくことで、表面についた臭いはある程度取ることができます。
直射日光を長時間あてると、ダウンジャケットの生地が変色したり、傷んだりする恐れがあるので、外に干す場合も基本は陰干しです。それでも、「汗の臭いが気になるため、日光をあてて殺菌したい」というときは、ダウンジャケットを裏返しにして、天日干しをする時間は10分程度にとどめておきましょう。
室内で干すなら、サーキュレーターや扇風機で風をあてながら干すのがおすすめ。湿気をしっかりと飛ばすことで、カビ予防にもつながります。
消臭スプレーをかける
「飲み会で食事やたばこの臭いがついてしまった」というような、表面についたばかりの臭いであれば、衣類用の消臭スプレーでも取ることができます。消臭スプレーは、香りでごまかすタイプではなく、臭いの元にアプローチしてくれるタイプを選びましょう。
消臭スプレーがシミの原因になることもありますので、まずは目立たないところに少量のスプレーを吹きつけて、シミにならないかどうか確認してください。シミが残らないことを確認できたら、ダウンジャケットの内側にスプレーを吹きつけていきましょう。もし、これでも臭いが消えなければ、外側にもスプレーを吹きつけていきますが、フードの縁についたファー(毛皮)のように異なる素材が使われている部分には、スプレーがかからないように注意してください。
蒸気をあてる
浴室にダウンジャケットを吊るして、全体にまんべんなくスチームアイロンをあてることで臭いを取る方法もあります。蒸気の粒が衣類の繊維の奥まで浸透し、蒸発するときに臭い成分も一緒に消し去ってくれるのです。消臭に加えて、スチームの熱による殺菌効果も期待でき、さらにシワ伸ばしまでできるので、おすすめですよ。
スチームアイロンは、ダウンジャケットに直接あてるのではなく、数センチ離して蒸気だけをあてていきます。スチームアイロンが自宅にない場合は、霧吹きスプレーでダウンジャケットに水を吹きつけ、そのあとにドライヤーの熱をあてることで、同じように消臭と殺菌、シワ伸ばしの効果が期待できるでしょう。
洗濯する
自宅で洗えるダウンジャケットであれば、丸洗いすることで、汚れやカビ、雑菌などの臭いの元を取り除くことができます。ただ、正しい方法で洗わなければ、型崩れしたり、生地が傷んだりすることがありますので、洗濯表示に従って洗うようにしてくださいね。
ダウンジャケットの洗い方やポイントについては、こちらの記事も参考にしてみてください。
自宅で洗えない場合はどうすればいい?
自宅で洗えないダウンジャケットや、絶対に型崩れさせたくないお気に入りのダウンジャケットは、クリーニングに出すしかありません。しかし、シーズン中に何度もクリーニングに出すのも大変ですし、その分お金もかかってしまいますよね。
そこでお試しいただきたいのが、ウッディラボの「WASHLY アウターウェア用」。水を使わずに簡単にアウターをお手入れできる便利アイテムです。使い方は、汚れが気になるところにスプレーしたあと、固く絞った布で拭き取るだけ。消臭効果もプラスされているので、臭いもすっきり解消できます。
臭いは、放置するほどダウンジャケットの中に入り込み、染みついて取れにくくなります。これを防ぐためには、表面についた汚れや臭いをできるだけ早く取り除くことが大切。シュッとスプレーして拭き取るだけの簡単お手入れを、ぜひ取り入れてみてくださいね。
「WASHLY アウターウェア用」の使い方については、こちらの記事でも紹介しています。
ダウンジャケットの臭いを予防するには?
生活臭や、自分が愛用している香水やたばこなどの臭いは、意外と気づけないもの。自分では「臭いが気になる」と感じなくても、知らず知らずのうちにダウンジャケットに臭いが蓄積しており、周りの人が不快に感じていることもあります。定期的にスチームアイロンをあてたり、拭き取りタイプの洗剤でお手入れしたりして、きれいな状態を保つことを心がけましょう。
そして、カビの臭いを防ぐためには、ダウンジャケットの中に湿気をこもらせないことも大切。ダウンジャケットは保温性が高く、汗をかきやすいので、「脱いだら、すぐにハンガーにかける」を、習慣にしましょう。また、シーズンが終わり、保管している間にカビが生えてしまうこともあります。ダウンジャケットをしまうクローゼットには、除湿剤や防カビ剤を置いておきましょう。
「ダウンジャケットが臭い」と感じたら、早めに対処しよう!
臭いも汚れも、放置するほど落ちにくくなります。特にダウンジャケットは、頻繁に洗えるものではないので、気づいたときに、できるだけ早く対処することが大切。自分では気づかないうちに臭いや汚れが蓄積していることもあるので、定期的なお手入れを習慣づけられるとよいですね。ダウンジャケットのお手入れには、「WASHLY アウターウェア用」のような、拭き取るだけの簡単アイテムが便利ですよ。
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